こんばんは!からまつです。キャンプを終えてこちらに帰って来て、トレーラーハウスの鉄骨シャーシ(土台)部分の製作も地味に再開しておりました。
今日はそちらの話を書いてみようと思います。
ちなみに前回の記事はこちらです。
この記事の後、しばらく夏の土地開拓&キャンプ生活に突入しました。そして、タイニーハウスの鉄骨基礎フレームの作業進捗状況はというと、玄関のmini土台が完成したところまでお伝えしました。
続いてはいよいよメイン部分の鉄骨フレーム作りです。
鉄骨D.I.Y.再開
まずは角(L字)アングルの加工から
さあ、セルフビルド再開です。
まずは、角アングルを穴開け加工し、ジョイント金具作りから始めました。
ボール盤の導入で作業スピードアップ
センターポンチで位置決めをしたら、
角アングルに3.8ミリの下穴を開けて行きます。ひたすら単純作業です。ボール盤を導入する事が出来たので、この作業は随分楽になりました。
角アングルは長さ10センチにカットしてあるため、小さくて、ボール盤の作業テーブルにそのまま置くことが出来ます。
本来ならば、作業テーブルにバイスを装着するのがベストだと思うのですが、長ものの鉄骨に穴開けをする作業がメインなので、なかなか大きいバイス(大小兼ねたもの)を見つけられませんでした。
いや、あるにはあるのですが、すごく高いのです。
そこで、このような形でワーク(素材)を固定しました。
左右に、既に加工済みの角アングル材をセットして、テーブルの溝に10ミリのボルトで固定します。
これから加工する素材の穴の位置を決めたら、左右の角アングルで上に乗せる形で挟み込んでボルトとナットを締めます。
ボルトはスパナなどは使わず、手で回すだけで充分にしっかりと固定する事が出来ました。
この方法で、一日で100か所近く下穴を開ける事が出来ました。ボール盤を床に直接置いて低い位置で作業したので、若干腰にきましたが、電動ドリルより、精度もよくスピードも上がり、満足しております。
次は素材の長さ出し
前回作ったmini土台より、更に大きくなりますが、基本的には大きなロの字型を作ればよいのです。
ただ、その際に向かい合う辺の鉄骨の長さがちゃんと揃っていて、切り口が、垂直に切れていないと、精度に問題がでてきてしまいます。
慎重に材の長さと切り口が斜めになっていないかをチェックします。
以前こちらの記事で書きましたが、
これらの材は、予めホームセンターで指定の長さに切ってもらってあるのですが、残念なことに1~2ミリのズレがあるので、それを自分達でディスクグラインダーで削って調整してやります。
ディスクグラインダーで削って長さを合わせる
この作業、失敗すると切り口がでこぼこになってしまうので、慎重に時間をかけて行います。メジャーとさしがねを使い、正しい寸法のラインに鉛筆で線を引きました。
こんな感じです。最大2ミリほどズレて長いので、鉛筆のラインまで鉄骨を削ります。
これは写真の関係で一面しか映っていませんが、じっさいにはぐるりと4面、鉛筆を引いてあり、1面ずつ慎重に削っていきます。
緊張の作業開始です。少しわかりづらいですが、下の方から削り始めました。
ちょっとずつ前進します。
ようやく半分を越えました。
もはや修行です。
上の方をあとほんの少し均せば完成です。
一応、完成です。
私の腕ではこれくらいが限界です。
他3面も、同様に削って終了です。
妻どんぐりと二人で交代しながら作業し、どうにか終わらせました。
この工程、出来れば避けて通りたい。しかしながら、あと数回は・・・いや、10数回はやらねばならないかもしれません。
この作業も同じ姿勢がつづくので腰にきます。セルフビルドは腰痛との戦いです。腰を労わりながらひたすら継続ですね。少しずつ前に進みましょう。
こちらの記事につづきます。