こんにちは、からまつです。ここ3日ほどかけて、ようやくタイニーハウスの鉄骨のフレーを置くためのコンクリートブロックの設置が終わりました。
そして、今日からいよいよ鉄骨の組立というところで・・・・雨です。
昨日施工したコンクリート、大丈夫でしょうか・・・。
ブルーシートで養生しておけばよかったのですが、完全に油断しておりました。見たところ、外観には特に変化がないので、問題ない事を期待したいと思います。この雨の間に、三日間の作業内容をブログでレポートしてみました。
コンクリートD.I.Y. ブロックを水平に設置する
この写真の様に、コンクリートブロック(重量ブロック12センチ厚)の上に鉄骨を仮組して、ジョイント金具(角アングルで自作)をセットし、現物に合わせて角パイプに穴開けをしていきます。
その際、下のブロックが水平に置かれている事が、正確なフレームの組み立てに必須であると思いました。なので、出来るだけ正確に各ブロックの水平を出し、それぞれの高さを合わせる必要があります。
これが、この工程の目標です。
コンクリートブロックを水平に置く~ミッションスタート
なかなか大変そうな作業ですが、まあ、半日あれば終わるだろうと軽く考えておりました。
意気揚々と作業スタートです。
燦々と降り注ぐ太陽のひかり。夏ですね。
だらだらと止めどなく流れる汗。夏ですね。
青春です。
いいえ、おっさんです。
コンクリートブロックを設置する場所を草刈りして整地します。このままでは地面が柔らかくて、よろしくないので、転圧します。
特に道具も持っていないので、この重量ブロックを持ち上げて地面に落とします。これをひたすら続けて、地を固め、微調整をして水平を出します。
うん。完璧です。そうです。たかだかブロックを置くのに時間をかけてはいられないのですさくさくっと終わらせて、とっとと鉄骨の組立に取り掛かりましょうか。
更に微調整します。
前の写真の一方向のみ水平が出ただけではまだ不十分です。
ブロックが「面」として水平でなくては、鉄骨を置いた時に歪みが出てしまいます。なので、写真の様に4か所水平を測って全部オーケーなら合格とする事にしました。
あれ?あれれ?
片側の水平を出すと、反対側がズレます。むむ。難しい。
地面をけずったり、ブロックを上から叩いたり、すったもんだの末、よくやく写真の縦3か所の水平を揃えることに成功し、最後に横方向を確認すると、傾いてしまっています。
正に「あちらを建てれば、こちらが建たず。」
1個目のブロックから完全にはまってしまいました。
かなり惜しい所までは行くのですが、1か所だけどうしても合いません。一応水平器の水平の枠内には入っているのですが、気泡がど真ん中に来ていない、なんかちょっとスッキリしない感じといいましょうか・・・。
「これ位大丈夫かな。」「いやいやいや、いかん!最初が肝心だ。」
心の中で自問自答を繰り返し、葛藤すること数十分。
なんという事でしょう。炎天下のブロック設置、それは過酷な精神修養の場だったのです。
あっけなくダウン
あまりの暑さにちょっと休憩のはずが、あっけなくダウン。
扇風機の前に横たわり、セミの声を遠くに聞きながらぼへっとしていると、妻どんぐり登場です。
「ブロック終わった?」「・・・いや、1個も・・・。」
お互いしばし無言。
すると、どんぐりは「私がやる!」と言い残し庭へ出て行きました。
「よし、俺も!」と起き上がろうとするのですが、身体に力が入りません。
仕方がない。ここはもう「お願いします!!」
どんぐり撃沈
外からは、「ドン、ドン」「カンカン」「ガリガリ」と、おそらく、ブロックを叩いたり、土を削ったりしているのでしょう。作業する音が聞こえてきます。
しばらくすると「出来たよ。」という声が。
ヨロヨロと起き上がって見に行くと、やはり、1か所だけ傾いています。
こんなやり取りを2、3回繰り返しているうちにタイムアップ。
どんぐりも撃沈です。
なんと、二人掛かりの一日掛かりで、たった1つのブロックも水平に置けずその日は終了となってしまいました。
正直、水平を甘く見ていました。奴は強敵だ。
本気で対策せねばなりません。
翌日の作業へつづきます。