先日まで住んでいた貸家は、
4年と10ヶ月ほど、そして、その前の貸家には6年ほど住みました。
東京の郊外(景色は限りなく山梨)の田舎の集落で、この地域に合計して10年以上も住んだ事になります。
次に引っ越す先は、
絶対にタイニーハウスになると、そう信じて疑う事はありませんでした。
しかし、事情があり、
タイニーハウスの完成前にどうしても引越しをしなくてはならなくなってしまいました。
この記事の内容
繁忙期(引っ越しシーズン)に引っ越そうとしたら、見積もりが高すぎてびっくりした話。
自分たちの事情もあり、
たまたま引っ越しが繁忙期といわれる、3月の下旬(25日)になってしまいました。
確定申告や、仕事の関係で
色々とやらねばならない事も多く、
全部を自力やるのは厳しそうだったので、今回は引越し屋さんにお願いするつもりでした。
見積もりを取ったら高すぎて笑ってしまった。
この引っ越しにあたり、
私たちは、かなりの物を処分しました。
生活用品はもちろん、
自宅がそのまま事務所になっていたので、仕事用の備品なども大量に廃棄しました。
なので、最終的には大分、物が減りました。
この量だと、一度自分たちで
バン(ハイエース)を借りて運んで、残りは単身用の引っ越しパックを頼めば大丈夫だろうという事になりました。
だいたい、高さ170cm 横幅 110cm 奥行き100cm のコンテナに入る分量のものを運んでくれるサービスで、2ドアの冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、ダンボール10箱、衣装ケース3個、布団袋1つ、スーツケース1個がまとめて運べる程度の容量があります。
(引っ越し会社各社ごとに若干の違いがあります。)
その見積もり額、25万円でした。
試しに、「引っ越し 単身パック」で
グーグル検索してみて、1ページ目に出て来た会社に電話で見積もりをお願いしました。
この会社の単身パックで
お願いできる容量は、ダンボールに入らない家電が4つと、ダンボールが20個という事でした。
僕らは今回、洗濯機や、
冷蔵庫などの大型家電はすべて処分したので、この容量なら余裕で運んでもらえそうです。
そこで、日取りと場所を伝えて、見積もりをお願いしました。
距離は、東京から他県で、
ちょっと距離がありますが、
その会社のホームページの料金プランだと3万円〜5万円となっていました。
3万と5万じゃ随分違うので、
なんとか安くならないかなと期待して、折り返しの電話を待っていました。
30分後、折り返しの電話が鳴った。
実際に見積もり依頼の電話をしたのは、
私ではなく、妻のどんぐり(仮名)でした。
どんぐりの話だと、
担当の電話の方はごく普通で、対応もおかしな所はなかったそうです。
30分後、担当の方から折り返しの電話がかかってきました。
私は、すぐ隣でこのやり取りを
聞いていたのですが、あまりの
値段に思わず訳のわからない笑いが込み上げて来てしまいました。
雑居ビルの居酒屋で、お通しのポッキー(10本くらい)とウーロン茶一杯で3900円請求された時以来の衝撃でした。
ひょっとしたら、
もう予約が一杯で、断りたかっただけなのかもしれませんね。
それならはっきりと、「その日程はもう埋まってしまっているので無理なんです。」
と、言ってもらった方が分かりやすくて有難いのですが、
ひょっとしたら、その価格でも
頼まざるを得ない人がいるのかもしれませんね・・・。
結局自力で引っ越すことになりました。
そんな大金を払えるはずもなく、
結局私たちは、自力で引っ越しするはめになりました。
どうにも大きくて持って行けないものは
ディスクグラインダーで小さく切って処分し、
バンに入りきらないものは、
ダンボールに詰めて10箱ほど、ゆうパックで送りました。
そしたら皮肉にも、
今までのどの引っ越しよりも安く治りました。
ただ、その代償は大きく、
2日間の徹夜を余儀なくされ、心身ともに大ダメージを負いました。
もう2度と引っ越しをしたくないという心境です。
自分は、ミニマリスト的な趣向はあまりないのですが、
図らずも、今回、強制的に大幅な断捨離に成功しました。