【鉄骨の穴開け作業】コツは材の固定(クランプ)だと思う。[トレーラーハウスの鉄骨土台作り第19話]

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ひたすら鉄骨(角パイプと角アングル材)に穴を開け続けた結果、作業の効率アップ&正確さを維持するコツのようなものが自分なりに見えて来ました。私の場合、とにかく大事だったのは「材をクランプでしっかりと固定すること」でした。

トレーラーハウス(タイニーハウス)の鉄骨フレームの自作記録です。

前回の記事はこちらです。

2020年6月:追記▼この年は非常に雨の多い年で、なかなか作業が思うように進みませんでした。セルフビルドを計画する段階で、天候による遅延などは一切頭の中になかった私でした。...

その後、降りそうで降らない微妙なコンディションの中、ひたすら鉄骨D.I.Y.を進めています。カメの歩みですが、確実に作業は進み、トレーラー部分の鉄骨フレーム作りもいよいよ終盤戦に差し掛かろうとしております。

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鉄骨D.I.Y.作業【穴あけ】のコツは材の固定(クランプ)とみた

素材をいかに上手く、素早く固定できるかが大事

現在の作業内容はひたすら
角パイプに穴をあける。ほぼこれだけでございます。

非常に単調です。

ボール盤を導入したことにより
穴開けの作業自体は劇的に早く楽になりました。

現在、作業時間の大部分を占めるのは、材を測って、穴開け位置を決め、それを正確に加工できるようにボール盤のテーブル上にしっかりと固定する事です。

ボール盤への固定であれこれ試行錯誤

まず、ボール盤の高さを
合わせて鉄骨を上手く差し込んでやる必要があります。

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この写真の場合は、125ミリ(12.5センチ)角パイプを穴開けするために、下に5センチ×10センチの角パイプを1本と、12.5センチ角パイプを1本差し込んで、高さ調整しています。

ボール盤のドリル刃の送り出し寸法(下に下げられる長さ)が5~6センチなので、ドリルの刃から、鉄骨の表面までが3~4センチになる様にセット出来ればやり易いかなという感じです。

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この写真では、ジョイント金具(L型の角アングル)を現物合わせで角パイプに固定して、角パイプに下穴を開けています。

50ミリ可動のクランプ(シャコ万と呼ばれるタイプです)二つで、アングルと角パイプを固定して、Fクランプ(写真中央の大きいものです)で、角パイプとボール盤のテーブルを固定しています。

また、ボール盤のテーブルの下には、添え木をあててから、Fクランプをセットします。これでボール盤と角パイプもしっかりと固定します。

色々試しましたが、最終的にはこの形に落ち着きました。

目利きに挑戦!どちらが100均のクランプか当てて下さい!

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上の写真の赤いクランプと青いクランプ。どちらも、開き幅50ミリ(5センチ)のB型クランプと呼ばれるシャコ万力です。

私が、アングルと角パイプを固定する際に重宝しているものです。

片方の色は100均で買った108円のクランプです。そして、片方はホームセンターで、300円弱したものです。

さて、あなたはどちらが
100円のクランプか分かりますか?

拡大すると、

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よ~く細部を観察してみると、

両者に違いがある事が分かりますよ。

正解はこちらです!

では、正解を発表します!

答えは、

「赤い方が100円ショップのクランプです。」

すぐにお分かり頂けたでしょうか?

赤い方のクランプは開き幅は青いものと同じなのですが、芯棒の太さが細く、また、奥行き(懐の深さ)も微妙に浅くて、全体的に薄いのです。両方を持ち比べてみると明らかに軽いです。

う~む。涙ぐましいまでのコストカットの末、100円なのですね。

正直言って、ひとつ二つ買うのなら、ホームセンターの方をおすすめ致しますが、私のように大量にクランプが必要な場合は、100均のものでも普通に使えました。

最初は、見るからに頼りなさそうな外観から、使うのを敬遠していて、買って来たことを後悔していたのですが、効率アップのために止む無く使用してみたところ、細いながらもしっかりと締まり、ちゃんと固定が出来ました。

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結局、4コーナーのジョイント金具と角パイプを同時に固定するのに8個以上のシャコ万が必要になり、徐々に買い足した次第です。

写真のグレーのものは、amazonで買いました。

こちらは、青いタイプと
同じ感じで、しっかりとしています。


ただ、問題は、「合わせ買い対象商品」というやつで、2000円以上同時に買い物をしないと、送料が無料にならないのですね。

なので、ドリルスタンドを
購入したついでにいくつか注文しました。

番外編

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こちらの洗濯ばさみ型クランプ(と私が心の中で思っている)。

さくっと仮止めする際に重宝するのではと思い購入したのですが、鉄骨工作作業には今までの所出番がなく、かわりに資材を養生するブルーシートを留めるのに活躍中です。

まとめ~クランプは地味だけど、なくてはならない道具でした。

さて、これら各種クランプ「電動ドリル」や「インパクトドライバー」「溶接機」などと較べたら、圧倒的に地味ですが、工作の過程においてなくてはならない大切な道具です。

数がある程、効率も上がる為、地味に出費がかさむのが悩みの種ですが、ケチらずに購入した方が、格段に作業スピードと精度が上がります。

鉄骨フレーム作りが終わると、次は木材を相手にした作業になりますが、きっとその過程でも、これらのクランプが活躍してくれると思います。

次回のタイニーハウスの鉄骨フレームづくりの話では、このクランプの使用方法について、もう少し詳しくお伝えしていきます。

本記事では前回記事にひきつづき、角パイプ&角アングルなど、金属の穴開けの際のクランプを使った素材の固定方法について、自分用の忘備録もかねて書いております。 前回の...

↑ こちらの記事です。

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