セルフビルドの費用概算(内装は別途)~8坪スモールハウス

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こんばんは!からまつです。

現在、タイニーハウスの鉄骨の土台(フレーム部分)を製作中ですが、

残りが4分の1程度となり、ようやく終わりが見えてきました。

今日は朝から恵みの雨となりましたので、次の工程に向けて色々と段取りを考えておりました。

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材料を拾い出し、木材を発注する

鉄骨のトレーラーシャーシ部分が終わると、次はいよいよ木材の刻みに入ります。

以前、檜の柱材を40本購入していたのですが、当然それだけでは足りません。

セルフビルドの最初の関門として、資材を手に入れること。そしてそれを作業現場まで 運ぶ事が挙げられます。普段なかなか関わる事のない業者さん、「材木屋」さんで、 木材を購入した時の体験を報...
改めて設計図を見ながら必要な材を拾い出していきます。

何回かに分けて材料を発注する

現在、すでに我が家の庭は鉄骨資材とヒノキの柱材でかなりうまってしまっています。

一度に必要な全ての木材を注文してしまうと、置き場もなく、加工するにも材を引っ張り出すだけでも大変になってしまいます。

なので、今回は、「建前(棟上げ)」までに刻みなどの加工をする必要がある柱材と梁、桁、垂木、そして垂木の上をカバーする野地板までを発注する事にしました。

床材や外周りの板材、内壁の板材などは、スペースの関係上、上棟が終わり次第仕入れることにします。

一旦、現地で組み始めたら、ともかく屋根にアスファルトルーフィングを貼るところまでは出来るだけ早く、一気に進めたい所です。

そこまで進められれば、雨で材が痛む可能性は低くできるし、落ち着いて続きの作業を進められます。

タイニーハウスの建前、棟上げまでに必要な木材一式

私達がつくるタイニーハウスの建て前、棟上げまでに必要な材を書きだして見ました。

土台

3メートル(3寸5分角・10.5センチ角) 14本

4メートル(同上)   4本

3メートル(3寸5分角・10.5センチ角) 27本

梁と桁および母屋

3メートル(同上)   17本

4メートル(同上)   6本

3メートル(1寸×3寸5分・3センチ×10.5センチ) 4本

間柱

3メートル(1寸×3寸5分・3センチ×10.5センチ) 22本

筋違い

3メートル(1寸×3寸5分・3センチ×10.5センチ) 22本

垂木(タルキ)

3メートル(1寸×3寸5分・3センチ×10.5センチ) 24本

10.5センチ幅を半分にカットして使用する(48本になる)

野地板

1.8メートル(厚さ12ミリ幅15センチ) 8坪分 ×2

以上です。

屋根は2重の下地の上にガルバリウム鋼板を施工することにしたため、

タルキと野地板は2倍の量が必要になります。

ここは手間を掛けないでサクッと終わらせた方が安いし早いし助かるのですが、

住んでからの快適さを考えると、手間とお金を投資してでも、良いものを作った方が

いいという判断になりました。

ここまでの使用木材の見積もり価格は以下です。

若干多めに発注しています。

3メートル(3寸5分角・10.5センチ角) 檜(ひのき) 60本

単価 1296円×60  7万7千760円

4メートル(3寸5分角・10.5センチ角) 檜(ひのき) 10本

単価 3218円×10  3万2千180円

3メートル(1寸×3寸5分)  檜  75本

単価 486円×75   4万1千310円

1.82メートル(12ミリ厚・幅15センチ) 杉 (荒材)16坪分

坪単価 1296円×16 2万0千736円

合計 17万1千986円 也

となりました。全木材ではなく、あくまで、建前、棟上げまででの価格です。

先程も書いた通り、屋根を2重下地にしなければ、約2万円は経費削減出来ますが・・・。

以後、必要になる木材は主に板材で、

フローリング及び、外壁、床下地、胴縁などです。

床下地(8坪分)と外壁(25坪分)は杉の野地板(荒材)を加工して使用すると仮定すると、4万2千768円

胴縁はリーズナブルなので、5千円以内。

そして、問題はフローリングです。

ここを檜など、こだわるとおそらく坪8千円~1万円かかり、7~8万円でしょうか。

杉の野地板をサンダーで研磨し、相じゃくり加工を自分で施すならば、

坪1296円×8で、1万0千368円で、劇的に安く仕上がります。

このあたりのさじ加減は、ぶっちゃけ妻どんぐり次第です。多分檜材をどうにか仕入れて、

激安コースと高級コースの中間くらいが落としどころでしょうか。

よって、今後かかる木材費用は、

5万8千円~13万円程になると予測します。

なので、現時点での我が家(タイニーハウス)にかかる木材の費用は、

23万円~30万円程度になる見込みです。

鉄骨のフレームの予算も完成した時点でこのブログで報告したいと思います。

ちなみに現在、鉄骨フレームの費用概算は22万円程度になると見込んでいます。

まとめ

木材の総費用と鉄骨フレームでおよそ、45万円~50万円ちょっとかかりそうですね。

ここから、さらに20万円~30万円位の出費をみると、我がスモールハウスは約70万円~

80万円の総工費になると思われます。

雑費と工具代がかなりかかっている

そして、その他の雑費や工具類がかなりかかっています。これらもいずれきっちりと整理して金額を出して、このブログにて報告します。

それらを入れれば、総額100万円程度かかるかもしれません。

ぎりぎり目標金額では納まるのかなといった所ですね。

安く済ませるだけなら、もっともっと削れるのですが、住んだ時の快適さなどを

考えるとある程度、材にはこだわっています。

不便な暮らしを覚悟の上での、タイニーハウス移住計画ですが、

やはり、持続可能なレベルの生活には、ちゃんと持っていかないと続かない気がします。

という訳で、今月もまた、現地でテント生活をしながら1週間程開拓をしてくるので、

その際に、向こうでの暮らしに何が必要なのか、チェックしてきたいと思います。

こんばんは!からまつです。昨日は、キャンプでのトイレの問題について書きました。 私達が取得した土地は、オフグリッドです。 と書くと何やら聞こえが良い気がします。 コンポストトイレ...
2017年追記:この時のキャンプ体験から、小さな家でオフグリッド生活を楽しむには、快適なトイレが必要であると痛感しました。

このブログをはじめてご覧になったみなさまへ。

本ブログは、私達家族が、「田舎の山林の安い土地を購入して、その土地を開拓し、小さな家をセルフビルドして、そこに暮らす。」という事を目標に向けて進んでいく過程をレポートしています。

現在、土地の開拓・伐採と、セルフビルド(東京の貸家で、材料の加工中です)を実践しております。セルフビルドに関する記事は、こちらのカテゴリーにまとめてありますので、興味のある工程などがありましたら、ぜひご覧ください。

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