前回の話はこちら ↓ です。
正確に鉄骨をセットするだけでかなりの時間を使ってしまいましたが、次はいよいよ角パイプに穴をあけて行きます。
今日は出来るだけ先に進めるようにがんばります。
この記事の内容
【振動ドリルで角パイプに穴開け】
なお、使用するドリルは振動ドリルですが【振動モード】はオフにして使用しました。
クランプで固定して印をつける
寸法通りに仮置きした後は
ジョイント金具(角アングル)をクランプで固定し、下穴の位置や、金具の輪郭線などを鉛筆で印つけしました。
このまま穴あけが出来れば楽なのですが、加工したい穴の位置が、鉄骨から2センチちょっとしか離れていないため、ドリル本体が邪魔になってしまい、このままでは無理です。
仕方がないので、仮組した鉄骨をそっと抜き出して、向きを変えて真上から穴開けします。
穴あけの邪魔にならない位置にクランプを
普通に固定すると、穴開け位置にクランプが来てしまい作業が出来ません。かといって端すぎるとクランプが半分はみ出してしまい、非常に不安定です。
悩んだ挙句、上の写真の様な形で固定することにしました。
クランプを安定させるため、空中に浮いてしまう部分にもう一つの角アングル材を入れて固定します。
更にその上にドリルとドリルスタンドをセットしました。アングル材を二つ置いたことにより、ドリルスタンドが使用可能になりました。
まずは下穴を開ける
いよいよ穴開け開始です。写真から分かる様にすでに日は落ちてしまいました。
3.8ミリの下穴を開ける作業から始めます。
この作業は思いのほか順調に進みました。一つの下穴を開けるのに30秒くらいでしょうか。この日は写真の鉄骨の下穴3か所を開けたところでタイムアップでした。
翌朝もひたすら穴あけ作業がつづきます。
写真のような形で
鉄骨を渡してセットすると簡易作業台になります。
ドリルでの穴開けは中腰での作業がつづき、少々しんどいです。ドリルのモーターと自分の腰を労わりながら仕事を進めます。
ドリル刃を交換し本穴を開ける
下穴があいたら、ドリル刃を交換します。
下穴と比べると、こいつが非常に手強い。アングル4ミリ、鉄骨3.2ミリ(or2.3ミリ)の計6~7ミリを一気に開ける事になるので、時間がかかります。
2、3度休憩をはさみながら、ようやく一つ完了しました。
どうにか1ユニット完成
試しにボルトを装着してみます。
こんな感じです。
おお~無事に入りました。
アングルと角パイプをその場で合わせて穴開けしている訳ですから、良く考えたら入るに決まっているのですが、それでも嬉しいものです。
クランプを増やして効率アップを試みる
クランプが二つだけだと
効率が良くないので、クランプを増やしました。ネットでシャコ万と呼ばれるタイプのクランプ(万力)を購入しました。開き幅が最大15センチあります。
見るからに頑強で気に入っています。
これらを駆使してしっかり固定し、作業のスピードアップを目指します。
天敵は蚊と夕立
なお、庭での作業は
香取線香が必須です。それでも蚊にさされます。
ドリルがいい感じで回っているときに限って蚊がピタッと腕に・・・
腹ただしい瞬間です。
長袖を着ているのですがそれでもやられてしまいます。
そして、どうにも
敵わない相手がもう一つ。
夕立です。
空模様がなんとなく怪しいなとは思いながら作業を続けていると、突然ぱらぱら~どっしゃ~んと来ます。うちは山沿いなので夕立が結構激しいです。
突然の雨で慌てて
部屋に道具一式を放り込んだ様子です。
庭の鉄骨にもブルーシートを急いでかけます。するとわずか10分少々で雨は上がり、作業を再開するとまた「どしゃ~」
これを2、3回繰り返すと最後はもう笑うしかないですね。
天気には勝てません。
その様なコンディションだったこともあり、土台作りの穴あけ作業は、想定の5倍以上の時間がかかってしまいました。
こちらの記事に続きます。
また、振動ドリルの使い方やドリルの装着方法についてはこちらの記事↓をどうぞ。
コメント
からまつさん、こんにちは。
暑い中、大変な穴開け作業頑張ってますね。
もしかしたら、タイニーハウスを作る工程でこの穴開け作業が一番地味に大変かもしれないですね。根気のいる作業だと思います。
ところで、からまつさんのブログを読んでいて作業工程の動画があったら最高だなと、
勝手に思っています。忙しくて、それどころではないと思いますが、もし余裕のある時
があれば、お願いします。
カエパカさん、こんばんは!
本格的に暑くなってきましたね。仰られる通り、この「穴開け作業」ひたすら地味ですw
ここ二日間で、トラブルあり、嬉しい進展もありと、ゆっくりとですが進んでおります。
動画いいですよね。うちにビデオカメラある事はあるので、出来なくはないはずなのです。
導入できるかどうか調べてみますね。