即席の薪置き場の作り方とシロアリ対策

伐採した木は、乾燥して建材に使い、残りは薪として貴重な燃料になります。
倒した木が増えるに従って、丸太や薪も増えるので、そのたびに即席で
薪置き場を作っています。

前回の伐採・開拓の話はこちらです。

伐採後、丸太を移動させるのは、大仕事です。重機もないため、 何としても人力で動かして、整理しなくてはなりません。本日は、 コロとてこ棒を使って、重たい丸太を移動させられるか試して みた時の話...
年末年始の伐採の後片付けを終えて、さあ帰ろうという段になって、

薪置き場が崩壊しました。

崩れたのは、手前側にある薪置き場です。

下に敷くブロックが一つでは横幅がせまく、安定が良くなかったのです。
持ちこんだ重量ブロックの数が足りず、無理やり不安定な上に薪を
積んでいったため、ついに崩壊してしまった様です。

この写真を撮った時は、そんなに高さもなく、まだ大丈夫だったのですが、
その後、新たに出来た薪を上に重ねすぎてしまった様です。

実は、薪置き場が壊れるのは、これが最初ではありません。

最初に作った薪置き場は、カラマツの伐倒予定位置にもろにかぶっていたため、
現在の位置へ、薪を移動させる、引っ越し作業中に壊してしまいました。

土地の中央部にあった薪置き場は、「バナナパパ」と名付けたカラマツを
予定外の方向に倒してしまい、直撃。

こんばんはからまつです。 さて今日も、昨日の話の続きです。 受け口作りに失敗し、想定外の方向へ倒れるバナナパパ 時刻は午後4時を回り、日没が気になる時間帯です。 ...
ということで、今回が3度目の薪置き場崩壊です。
このまま東京に帰る訳にもいかないので、急いで薪置き場を作り直します。

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即席、簡易薪置き場作り

簡単な作り方

重量ブロックの上に木を渡して地面から浮かせる

地面の上にそのまま積んでおくと、腐りやすく、シロアリの被害にも遭いやすい
という事なので、ブロックを積んで下を空気が通る様にします。

作り方という程大げさなものでもなく、適当な位置にブロックを並べ、
縦に木を渡して、その上に薪を積んで行くだけです。

上の写真は、今回壊れた小さい薪置き場の横にある、少し大きめのものです。
下に渡す木は、そこそこ太くて丈夫そうなものを選びました。

違う角度から見た図です。このままどんどん調子に乗って積んで行ったら、
真ん中の部分がたわんで来てしまいそうなので、この後、真ん中にも
補強でブロックを入れておきました。

真ん中の部分は、地面が盛り上がっていて、ブロックが縦に入らず、
横向きで差し込みました。

後ろに見えるのが、今回壊れた方です。

新たに作り直した様子です。幅を広げて安定させるために、横幅を倍にしました。
ブロックが足りなかった為、適当に切った丸太を下に敷いています。

このままだと、下の部分がいずれシロアリなどにやられてしまうかもしれないので、
次回行った時に、ブロックに差し替えるつもりです。

薪の向きを変えながら、前回より慎重に積み上げました。まだあと2~3段は
乗せても大丈夫そうです。もう壊れない事を祈ります。

この辺りは日当たりも良いので、いずれは畑でも作りたいなと思っています。
あと、ブルーベリーなどの果樹も植えたいですね。
まだ少し先になりそうですが、想像するとわくわくします。
そのためにも、もう少しだけ、伐採を進める必要がありそうです。

薪置き場がシロアリにやられた時の対処法

林の中なので、被害があってもおかしくない

見ての通りの、林の中の土地です。
シロアリも普通に生息していると思いますので、被害にあう事も
想定しておこうと思いました。

シロアリを払えば薪は普通に使えるそうです。

万一、薪をシロアリに食べられても、シロアリを払ってしまえば、
薪として普通に使えるようです。

巣穴を見つけて、女王アリを退治する

シロアリは、土の中に巣をつくる為、女王アリは薪の中ではなく、
土の中にいます。なので、薪を食べているシロアリたちには、
働きアリで、彼らだけでは、増殖する事は出来ない様です。

薪の下の土から巣穴を見つけて、女王アリを退治するのが、
対策になります。

こんばんはからまつです。 さて昨日は、今までで一番の大物、コードネーム「Banana papa(バナナパパ)」の伐採についてお届けしました。 受け口の方向を 間違えて作って...
こちらの記事は、普通のアリを退治した時の話です。

シロアリ退治は、灯油を巣穴に垂らすというやり方があるみたいです。
私の場合は、出来れば、熱湯をかけて、退治できるのが
一番スマートかなと思うのですが、

もしも、実際にシロアリの被害にあったら、確実に退治したいので、
ひょっとしたら、灯油も使うかもしれません。
もしくは、ホウ酸の水溶液も考えられますね。

私の土地の様な林や森の中の場合、薪棚は、家から2メートル以上は、
離した方がいいという話を聞きました。

薪がシロアリの被害にあっても、母屋の構造材に被害が及ばないように
するためです。

南方では、家をシロアリの被害から守るために、わざと家のまわりをぐるっと
薪で囲み、シロアリにそちらを食べさせるという対策があると聞いた事があります。

なので、タイニーハウスが完成したら、薪棚はぴったりとはくっつけずに、
少し離れた所に作ろうと思います。

そんなこんな、帰りがけには少々ドタバタしましたが、
綺麗な富士山を拝みながら、無事に東京に戻って参りました。

つづく

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