おはようございます。からまつです。
それでは今日も前回の話の続きです。
この日の作業はここまででした。
翌朝、再び作業再開です。
玉切りし、ロープ等を回収
写真は、横たわるムスタングです。
まずは前日に回収できなかった、ロープとスリングベルトを返してもらうことにします。
ロープはすぐに返してもらえたのですが、元に巻いた黄色いスリングベルトは、なかなか取り戻せません。
なんとか持ち上げよう、少しでも横にズラそうと試みましたが、動かすことが出来ません。
仕方がないので末(木の先端 )から、少しずつ玉切りしていきました。
ムスタングは、丸太にしても、小口(切り口)がきれいです。芯が腐ってしまったウッドペッカーの写真と比べると、一目瞭然ですね。これはいい建材になりそうです。
下の写真がウッドペッカーの小口です。中がボロボロになっています。
芯の詰まったムスタングの丸太は、非常に重たいです。ころころと転がし少しずつ移動させました。材で使おうと思うと、どうしても長さをある程度残しておきたくなり 、それで余計重たくなります
たったこれだけの作業で、午前が終わってしまいました。玉切りした丸太の移動は、もう少し他の木も伐ってから、まとめてやるほうが効率が良さそうなので、
片付けはここまでにして、午後からはもう一本伐採をすることにしました。
次に選んだ木がこれです。
手前の太い木がそうです。
胸高の直径で36センチ。 樹高25メートル。明らかに昨日倒した木よりもでかい。 自分にとって、このレベルの大きさの木は、未知の領域です。
上空で微妙に幹が曲がっている様に見えたため、
コードネーム、「バナナパパ(Banana papa」と命名しました。
バナナパパ(Banana papa)の伐採開始
まずはセッティング
いつもの手順でセットアップを整えます。
木にロープを掛けるのに毎回苦戦します。
欲を言えば、もう1~2メートル高い位置にロープを掛けたかったのですが・・・。
これ以上高い位置にセットするには、何か新しい作戦を考えないと難しそうです。
伐採の準備がようやく整いました。
西の丘に日が沈み始めています。昨日に引き続き、日没タイムリミットが気になる時間帯の伐採となってしまいました。
受け口作りに失敗
けん引装置各部の接続をもう一度しっかりと確認したら、チェーンソーを始動させて、受け口を作ります。
ところがここで大失敗です。
バナナパパは、受け口を入れる部分の直径が40センチ近くあります。対してチェーンソーのガイドバーは35センチです。
一度で上手く切れなかったため、木の手前側に刃を入れた後、反対側に回って切り込みを入れました。
今までにない動作です。これが残念ながら上手くいかず、受け口の向きが狙いよりも大幅に東側を向いてしまいました。
上の写真は「受け口」の画像です。これは、後日別の木(直径40センチ)を切った時のものです。
この受け口の、向きの方向に木が倒れます。写真ですと、丁度正面、まさに写真を見ている方に向かって木が倒れてくる感じになります。
この受け口の作る向きが狂ってしまったのです。
しかもその方向にはノースイーストカーテン(カラマツ林)があり、直撃するともろに掛かり木になりそうです。
さあどうしよう。夕暮れがせまります。
こちらの記事につづきます。
https://tinyhouse-story.com/bananapapa-bassai