こんばんは!からまつです。
前回のお話はこちらです。
実は同じ日に、妻どんぐりと息子ガジュマルの抜根チームが、土地の入り口付近にある切株の掘り起しに挑んでおりました。
今日はその模様をレポートしたいと思います。
抜根に挑む
ターゲットはこちら
入り口付近にある直径10センチちょいの切株です。これは、今年の春、一番最初に伐採した木の切り株なのですが、その際に妻どんぐりが一度、抜根を試みてギブアップしております。
この木の生命力はすさまじく、2か月後には、
木の根元付近から見事に新芽が出て復活してきておりました。
すごい生命力です。なんだか申し訳ない気もしますが、ここは車の進入路になる予定で、どうしても抜根しなくてはなりません。
いざ、抜根スタートです。
ショベルで土を掘り起こしながら、細かい根っこを切っていきます。こんなちいさな切り株ですが、ものすごくしっかりと四方に根をのばしています。
非常に大変そうです。
(私は、伐採の休憩時に写真を撮りにくるだけなので・・・)
この太い根っこは、どうやらこの木のものではなく、隣の木のものの様な気がします。しかし、これも除去しないと、切株が上がらないので、がんばって取り除きます。
またしばらくして様子を見に行くと、大分掘り進んで根の全容が見えて来ていました。
切り株を押すとグラグラと動くまでになりました。根の下の土をかき出すように細い根を切断している様子。
切り株がかなり浮いて来ているのがわかるでしょうか。ここまでくればもうあと一息です(がんばって!)。
そして、ついにその時は訪れました。
抜根完了です。お見事!
なんか達成感がありますね(私は写真を撮っていただけですが)
反対側(下側)から見るとこんな感じです。
驚くべきは、この木がわずか直径12、3センチしかないという事実です。これから直径30センチクラスを伐採、抜根する場合はいったいどれほどの労力が必要となるのでしょうか。
う~む。想像も出来ません。
掘り起こした土を埋め戻して、抜根作業完了です。
木の根っこの体積の分だけ、周りよりも低くなってしまいました。しかもフカフカで、足で踏むとどんどん凹んでいきます。
ここは資材搬入の際に、2トンロングが上を通る予定なので、なんとかしなければなりませんね。
たき火を眺めながら今後の構想を練ります。ここまでで、当初の予定よりも大幅に遅れが出ています。焦りは禁物とはいえ、どこかでペースアップを図らねばなりません。
タイニーハウスの建設は私にも、家族にとっても一大イベントですが、その後の生活が何よりも大事です。
「建てました!」「力尽きました・・・。」
とならない様にしっかりと計画を立てて進まなくてはなりません。とぼんやり考えるも、天気ばかりはどうしようもない訳で、まあ、なんとかなるでしょう。
最後にちょっとおまけです。
写真の「鹿の角」を頂きました。定番ですが、タイニーハウスのドアの取っ手にしようと思います。
2017年1月 追記:
この日を最後にその後は連日の雨。結局この夏、まともに開拓作業が進んだのはこの1日だけでした。最後は迷走台風がUターンして戻ってくる始末。雨の中のキャンプ生活に終始しました。
体勢を立て直すべく一旦東京に帰り、向こうで出来る作業(タイニーハウスの鉄骨フレームや木材の刻み作業etc)を進めました。
再び土地の開拓に現地を訪れたのは、2016年の秋の事です。こちらの記事につづきます。