角ノミを使ってほぞ穴を開ける方法と手順[木材の刻み(仕口・継手) 第10話]

在来工法のセルフビルドにおいて、木材の加工の基本中の基本。
ほぞ穴作りの実践記録です。ノミととんかちの手作業だと非常に大変な
仕事だと思いますが、角ノミを使う事によって、すごく簡単に
加工する事ができました。

こんばんは。からまつです。タイニーハウスのセルフビルド計画、当初の予定より、
大幅に遅れています。ぶっちゃけ、とっくに完成しているはずだったのですが、
現在、まだ、土地の開拓、整地の途中です。

そして、東京の貸家での木材の加工作業も、かなりのんびりとした感じに
なっております。暖かくなり、花粉症の季節が終わったら
本格的に再始動します。

それまでは、少し仕事がんばりましょかね。

さて、そんなのんびりとした、木材の刻み作業ですが、いくつか記事にできそうな
ものも貯まって来ましたので、少しずつ報告して行きます。

木材の防腐・防カビにホウ砂(ホウ酸塩)を使ってみる[木材(仕口・継手)の刻み 第9話]
連日、タイニーハウスのセルフビルドのために、木材を刻む毎日です。 前回のお話はこちらです。 例によって、なかなか予定通りの早さでは作業が進まず、大変ゆっくりとした 歩みで...
ちなみに、「木材の加工編」前回の記事はこちらです。

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角ノミを使ってほぞ穴を加工する

ほぞ穴とは?

木材を組み合わせて接合する時に、凸部分と凹部分を作ります。
ほぞ穴は、その際の凹部分の事です。
凸部分の事を「ほぞ」といいます。

こちらが「ほぞ」と呼ばれる凸部分です。
これは、少し特殊な場所に使うため、ホゾ部分が木の中心に来ていませんが、
通常のほぞは、凸部分が木の中心(真ん中)にきます。

このホゾを差し込む穴が「ほぞ穴」です。

ほぞ穴加工(実践編)

1.墨付けをする

まずは、ほぞ穴をあける部分を墨付け(印つけ)します。
材の中心線は、墨坪を使って引いておきます。

墨付けをする~墨つぼの使い方(写真付き)  [木材(仕口・継手)の刻み] 第2話
材の選定をして、まずは、土台に使うものをピックアップしました。 次は、それらに墨付け(印をつける事です)をして行きます。 前回はこちらです。木材の選定(反り・むくりと使用位置)...
そして、私の場合は、書き損じが多く出てしまうと訳がわからなくなって
しまいそうなので、ほぞ穴部分の墨付けは、消しゴムで消せる鉛筆で
行いました。

中心線を基準に、短辺3センチ(30ミリ)、長辺8センチ(80ミリ)の
長方形を描きます。

2.角ノミ(電動角ノミ)をセット

続いて、電動角ノミをセットします。この角ノミ(マキタ7304)は重さが
21キロとそこそこ重量がありますが、下部にローラーがついていて、
木材の上をコロコロと滑らせて移動できます。

3.両端から穴を開けて行く

私は、ほぞ(平ほぞ)の長さを3寸(9センチ)にしたため、
ほぞ穴の深さは、9センチ超開ける事にしました。

角ノミは、3センチ(1寸・30ミリ)×3センチの正方形の穴を開ける
事が出来ます。そのため、8センチ×3センチのほぞ穴を開けるために、
3回の穴あけが必要になります。

開ける順番は、両端が最初で、最後に真ん中の残した部分となります。
端を最後に残すと、刃が暴れて(動いて)、寸法通り正確に切れない
可能性があるためです。

慎重にセッティングして一つ目の穴をあけました。
慣れない作業でなかなか緊張します。

つづいて反対側のはじっこ。

手動角ノミの刃を交換する(電動角ノミ・マキタ7304)~木材(仕口・継手)の刻み 第8話
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角ノミの刃は交換したばかりなので、切れ味は抜群です。

残された真ん中部分を開ければ、ほぞ穴がほぼ完成です。

4.手ノミとトンカチで、角の切り残し部分はきれいにさらう

最後の仕上げにノミとトンカチで角の部分をきれいにさらって、
「ホゾ穴」完成です。

ちなみに、この仕上げが一番面倒で時間がかかりました。
この作業をしたくない場合は、ほぞに対して、ほぞ穴を幾分深めに
掘っておけば大丈夫です。

私の場合は、なんとなく角まできれいにした方が気持ちが良かったので、
きれいに仕上げをしました。

完成した「ほぞ穴」です。

こんな感じで、約90センチ間隔でほぞ穴を作っていきます。

ここは、家の角(隅)の部分です。木材を少し余らせる様にして、
出来るだけ簡単な加工で済むように、少し工夫します。

ほぞ穴開けは、他の仕口や継手の加工に比べればシンプルで
さくさく進むので、私は大好きです。

それだけに、調子に乗ってうっかり間違った所に開けない様に、
何度も確認しながら行いました。
多分大丈夫と思うけど、本組前に1回確認した方がいいですね・・・。

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こちらの記事につづきます。

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