やり直し!ありほぞの失敗例~木材(仕口・継手)の刻み 第5話

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蟻ホゾから、木材の刻み加工の実践に入りました。仕口・継手づくり
なんて、生まれて初めての経験です。当然ながら、失敗も盛りだくさんです。
今日はその1例をご紹介します。

前回の記事はこちらです。
https://tinyhouse-story.com/koshikake-arihozo

最初の1か所が、わりとスムーズに作れたので、これはもう楽勝かなと
思っていたのですが、やはりやらかしました。

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丸ノコの扱いに注意!

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序盤は順調に進む

まずは墨付け(印つけ・線引き)を終わらせて、丸ノコでカットを開始します。

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まずは、余白(端あまりの部分)を切断します。

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丸ノコで上からと下から、2回切って端のいらない部分(余白)を切断します。
なかなか上手に出来たとほくそ笑みます。

次は、丸ノコの切り込み深さを材の厚さの半分の52.5ミリ弱に設定して、
切り込みを入れました。

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よしよし。狙いどおり、上手くいってます。この調子で、今日はありほぞを
大量生産してやるぞと、調子に乗りかけたその時でした。

一瞬の油断が・・・

yattemota

あうう。やってもうた・・・・。

この部分、以前取り上げた少々アクロバチックに丸ノコを使うところです。

setsudan02

この写真は後日撮ったもので、平行定規を使用してカットしています。

しかし、この日はまだそんなものはなく、フリーハンドでカットしていました。

その際、油断して、刃を面に対して垂直に出来ず、斜めに入れてしまいました。
そのせいで、カットしてはならない、大事な腰掛け部分まで、削ってしまいました。

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無念のやり直しです

tryagain

先端部分を切り落とし、再度挑戦します。

念のため、失敗できる部分から着手して良かった・・・。

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気を取り直してもう一度墨付けします。

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慎重に、丁寧にを心がけて、今度はなんとか成功しました。

自分のクセを知って、今後の対策を

丸ノコを使っていて、自分にはある「クセ」がある事に気が付きました。
切り込み深さをある程度、深く設定して切る際に、油断すると垂直に刃が通らないのです。

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丸ノコのベースの右側(身体から遠い側)を意識してピタッと押し付けないと
刃が斜めに入ってしまい、垂直に切れないのです。

油断するとこうなる傾向があるので、注意します。

縦に切るときは逆に自分に近い方を意識する

今回失敗した縦切りでは、刃がいつもの癖と逆に斜めに入ってしまいました。
どうも、この体勢だと、身体に近い、左側のベースを意識してピタッと合わせた方が
上手くいく様です。

また、現在は平行定規を購入してそれを使用する事により、さらにこの部分の切断が
容易に、そして正確に出来るようになりました。

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写真の様に、丸ノコのベースの下にもセット出来るため、狭い柱材でも使えて
非常に便利です。この道具も、傾斜定規と合わせて一度使い方メモを
書いてみようと思います。

キックバックには特に注意を!

その後は順調に加工も進みめでたしめでたし・・・となるはずでしたが、またやらかしました。

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あうう。パッカーンと見事に割ってしまいました。

カットしたラインが、鉛筆で引いた線をほんの少しですが多く残してしまったので、
更に薄く切ろうとして、うっかり木に刃をつけたまま丸ノコのトリガーを
引いてしまいました。

そしたら、思いのほかがっつりと刃が噛んでしまい、キックバック。

ががっがががが~という音と共に材が欠けてしまいました。

これは、かなり危なかったです。けがはありませんでしたが、基本に忠実に
安全第一で作業しなくてはなりません。

こんばんは!からまつです。昨日の電動(手動)角ノミに続いて、今日は丸ノコが届いたので、さっそく確認の作業をしてみました。 昨日のお話はこちらです。 すごい勢いで財布が薄くな...
以前、「丸ノコの使い方」の記事を書いた際にも注意点として挙げていたのですが、
やってしまいました。以後気をつけて進めて行きます。

はい。また材の端をちょん切ってやり直しです。

刃が回っているうちに材から抜こうとしたらダメ

また、別のケースですが、トリガーを離した後、完全に刃が止まるまでに
丸ノコを抜き出そうとして動かしてしまい、刃が噛んでキックバックしてしまった事も
ありました。

これも、基本に忠実にやっていれば防げました。疲れて来て慎重さを欠いたり、
慣れて来て何気なく作業している時が危ないなと思いました。

以後、気を引き締めて刻み作業を進めていきます。

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無事にやり直し成功です。日が落ちてしまいましたが、無事に完成です。

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今まで、ランタンの光で残業していましたが、我が家にこんな便利なナイター施設が
ついていた事をこの間始めて知りました。

どんどん刻んで行くとしましょう。

こちらの記事に続きます。
https://tinyhouse-story.com/denki-kanna

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