こんばんは!からまつです。
さて今日は、タイニーハウスの鉄骨土台作りの続きのお話です。
前回のお話はこちらです。
この記事の内容
トレーラーハウスの車輪、キャスターの取り付け
鉄骨フレームの一部分の仮ボルト止めが完了
全体の3分の1の部分まで、
仮組みができる様になりました。
まずはこの部分に上手く車輪(キャスター)を取り付けられるかどうか試してみる事にしました。
ネットで注文していたキャスターが届いた
以前、こちらの記事で書いていたキャスターを注文していました。
これを仮組みした土台に試しに置いてみます。
こんな感じです。
このキャスター、タイヤの径は30センチあり、地面から根元の部分までは37センチあります。なのでそこそこな大きさです。
ちなみに許容荷重は一つあたり350キロです。これを四隅につけるので、この部分で1.4トンまで耐える事が出来ます。
もちろん、移動は敷地内でほんの数メートルのみの予定で、定置している間はジャッキを使って、タイヤへの負担を減らします。
写真の通り、
キャスターの取り付け板が鉄骨より大きいため、そのままでは取り付ける事が出来ません。一工夫が必要です。
事前にシュミレーションして、
二通り程方法を考えていました。
現物を眺めながらどちらで行くか決めます。
仮置きなので、
鉄骨のジョイント部のボルトはナット締めしていません。
取り付け方法を決定し、作業に取り掛かる
考えた末、ジョイントに鉄板を用いて取り付けすることにしました。
一旦屋内に入り作業開始です。
紙に台座の型を取ります。もちろん、台座の図面はネットに載っているのでそれを見るだけで行ける人が多いと思いますが、ここは慎重に、確実に進めます。
型が取れました。
簡単な作業手順をまとめたプ
ロトコールも書いて頭に入れます。
といっても落書きレベルですね。
更に、透明なOPPに紙型を写しました。
キャスターの穴あけには電気ドリル(振動ドリル)を使用
これを元にキャスターの
台座に印をつけて穴開け加工をしていきます。
振動ドリルで穴開けをする事にしました。
キャスターを固定する方法を考える
まずはキャスターを固定しなくてはなりません。
写真の様な形でキャスターを固定しました。
反対側から開けられたら楽だったのですが、タイヤと自在がドリルに干渉してしまい、垂直に穴開けする事が不可能だったので、向きを変えて、宙に浮かせてセットしました。
ちなみにこのキャスター、
かなり重く、その上タイヤがブラブラ動く(自在つき)ので取り扱いが結構大変です。
画像だと分かりにくいですが、台座の上に透明なOPPの型紙を置いて穴を開ける位置にポンチを打ってマーキングします。
ドリルをセットして、緊張の穴あけ開始です。
さあ、ちゃんと開けられるだろうか・・・。
奮闘すること数分間。無事にあける事が出来ました。
キャスターの材質は鉄でした。
いつも穴開けしている時の感覚と同じだったのですぐに分かりました。
もしも、もっと硬い金属で穴開けが出来なかったら、違う取り付けプランで行くつもりでしたが、これなら一番最初に考えたやり方で大丈夫そうです。
また、材質が鉄と分かったので、メッキを剥がせば溶接も可能です。場合によっては、強度アップの為に、溶接もできます。
(そのままだと机が傷だらけになってしまうので新聞紙をひいています。)
実は、この作業の少し前から、鉄骨の穴開け作業はボール盤を使うやり方にチェンジしていました。
しばらくぶりの電気ドリルでの
穴開けは非常にしんどく感じました。
それでも、イレギュラーな形のものや、大きすぎるものには、振動ドリルが役に立ちますね。
↓ こちらの記事へつづきます。
コメント
1.ボール盤のチャックを交換すればもっと太いドリルが使えると思います。
2.キャスターにはおそらくベアリングが入っており、グリスが封入されています。溶接はしない方が良いのでは。
3.鉄には(正確には鋼、合金鋼など)多くの種類があり、部分的に硬さを変えることが出来るのも鋼の特徴です。
工業高校卒さん、こんばんは!色々と教えて頂いてどうもありがとうございます。
鉄にも色々な種類があるんですね。ドリルの刃の食い込んでいく感じというか柔らかさが、いつも開けているもの(角パイプ等)と
同じだったので、単純に鉄だと思いました。
キャスターは付け替えられるように、万一溶接する場合は、間にかませる鉄板とつけようと思っています。鉄板ごと角パイプから分離すれば、
交換が出来るように考えてます。
ただ、溶接なしで行けるのがベストですね。まずはその方向でやってみます。