支払う必要があります。居住費って、ひょっとしたら、自分の人生において、
1、2を争う程の大きな支出かもしれません。出来れば、この部分を抑えたいと
思いました。
こんにちは、からまつです!いきなりですが、
私が「小さな家・タイニーハウスを自分で作ってみたい理由」ってなんだろうと
考えてみました。
それはつまり楽しそうだから・・・。以上。だって創造しただけでもわくわくしますよ。
うん。突き詰めて考えるとそれが唯一最大の理由のような気がします。
単純にセルフビルドってやつをいつかは実行してみたいと思っていたんです。
ただ自分に出来るのかっていうと正直言って自信がなかったです。
今もありません・・・。それでもチャレンジしてみたいという
わくわく>不安が第一の理由です。
ただ、やっぱりそこは、人間ですから、現実的な理由もいくつかあります。
今日はそのうちの一つ「お金の話」について書いていこうと思います。
この記事の内容
家賃が高すぎるので、安くしたい。節約したい。
私は今までの人生でいったいいくら家賃を払ったのだろう?
僕は18歳で実家を出て以来、20年以上賃貸生活です。こんな事を書いていたら今までいったいいくら家賃を払ったのか知りたくなりました。さっそく計算してみたいと思います。
学生時代
まずは大学時代の4年間。トイレ共同、風呂なし貸シャワー有料で3万3千円でした。
このスペックでこの値段は正直高かった気もするが・・・。
上京する
続いて上京してきて初めて住んだ文京区の4畳一間(トイレ共同風呂シャワーなし。
水道も共同)2万3千円。地方から東京に来て家賃が下がった・・・・。
ここに2年弱住みました。
横浜へ
その後横浜へ移動。こちらは家賃2万8千円で風呂・シャワーはなかったが部屋に
トイレがあった!!生まれて初めてのトイレ付物件です。
便座に座ってドアを閉めようとすると、はみ出したひざがあたってしまい
ドアを閉めて大が出来ないのが難点でしたが、自分は足が長いので仕方がない・・・。
とプラス思考で快適にすごしました。ここに3年半ほど住みました。
居候時代
次は居候(いそうろう)。本当に有難かったです。家賃ゼロ。
いまでも感謝しています。3年ほどお世話になったでしょうか。
再び横浜~人並みを目指したら高かった・・・。
そして再び家賃生活。今度はいきなり家賃が上がり7万8千円・・・・。
30過ぎにしてやっと、生まれて初めての風呂トイレ付き物件です。
ただ・・・高すぎたよ。当時の自分の財力では無理があった。
もっと安いところあったのに・・・。ここは1年足らずで引っ越しました。
結婚 家賃で6ケタとか意味が分かりません!
で、次。家賃10万3千円(駐車場代込)・・・・。結婚して子供も生まれました。
本来ならば毎日ハッピーな時代なんだろうけど月末の家賃の支払いどうしよう・・・・。
そればっかり考えてました。今でも家賃が払えなくてATMを探してダッシュする夢をみます。私の人生三大トラウマの一つです。2年弱。
引越し~田舎へ
耐え切れずに引越し。家賃8万円(駐車場込)の貸家。東京のチベットとよばれる
辺境の地です。これでもまだ苦しかったけど、2万円の差はでかく少しずつ仕事が
軌道に乗り始めなんとかしのぎました。丸6年居りました。
広くて気に入っていました(築200年の古民家)
ある日大家さんがご好意で、雨漏りしたら大変だからと屋根の防水工事を施してくれました。これをきっかけに部屋中にかびが大発生。ここは目の前に川が流れていて湿った川風が
ずっと吹いているような場所でした。
今までは隙間だらけで屋根から湿った空気が上手く逃げていたんだと思います。
ヘッドホン、スピーカー、ソファー・・・とにかくあらゆるものがカビました。
残念ですが撤退です。
また引っ越す~カビからのランナウェイ
現在居住中です。家賃7万円(駐車場込)
気になる合計金額は?
正確な居住年月はわからないのでちょっと大雑把ですが計算してみました。
39.6×4≒158万円。
2.3×20=46万円。
7.8×6≒47万円。
10.3×20=206万円。
96×6=576万円。プラス更新代12万円×3=36万円
7×21=147万円(現在居住中)
計1216万円となりました。
1216万円。 これが私が支払ってきた家賃の金額です!
これをすごい額だとみるか、意外と大したことがないとみるかは、
人による気がしますが・・・。
私はやっぱり高いと思います。よくがんばったね、自分。と思うと同時に、
おバカな 奴 隷 ちゃんだね~。このままでいいの??という風にも思います。
この資本主義の世の中で、お金からの独立、自由を手に入れるのは簡単ではありません。
特に私は自営業なので、調子の良い時はいいのですが、よろしくない時が必ずあります。
そんな時に家賃という毎月の固定費は目に見えないプレッシャーとなって
襲いかかってきます。
今後の自分達家族の生活を考えた時、この目に見えないプレッシャーとリスクを
排除せねばなりません。
そのための手段が、「タイニーハウスを自作すること」です。
タイニーハウスでお金からの自立と独立をめざす
改めて見てみると独身時代の私の耐貧性能はなかなかのものですね。
ずっとこのペースならわざわざ土地を買って小屋を建てる必要も薄いかもしれません。
むしろ結婚して家賃が跳ね上がってからの方が負担が大きくなり、
安い土地とタイニーハウスの自作によるメリットが増したように思います。
現在住んでいる家は快適でカビも生えません。なので自分で家を建てるなどしなければ
当分はここに住み続ける事になると予想します。
年間経費を計算すると、7×12=84万円 更新は2年に一回なのでそのたびにプラス7万円とすると
84+3.5=87.5万円になります。
今後10年で875万円の支払い。5年では、437.5万円の支出になります。
したがって、土地代+建築費が437万円ならば5年でペイ(建築後の税金や修繕費は無視した場合)875万円かかれば10年でペイするということになります。
今の計算で無視した税金やその他のランニングコストもかなり大きくなる。
特に税金はこわいです。そのためにも評価額の安い土地と小さな家が有利になりそうです。
なので私としては土地代+建築費で500万円以下を達成する事を目標に
がんばってみようと思います。
次回の話はこちらです。
追記:この記事を書いてから、約1年が経ちました。
その後、実際にタイニーハウスのセルフビルドに着手し、
慣れないDIYで日々失敗しながらも、楽しく作業を進めています。
今はまだ、この月7万円の固定費の削減には成功していませんが、
その前にちょっぴり節約に成功しました。
自分としては、結構大きい金額です。
節約って難しいですね。あんまりカツカツすると、なんかすごく
しんどい気がします。「楽しみながら節約する。」っていう
感覚が、自分には丁度良い気がします。