今ならもっと上手く出来たのではないだろうかと、思う点が
多々あります。それら反省点を振り返ってみます。
こんばんは!からまつです。
さて、先日まで何回かに分けて、「キャンピングトレーラー」
エアストリームの事を書きました。こちらは、前回の記事です。
まとめてみようと思います。
題して、
この記事の内容
あこがれのエアストリーム生活を実現させる方法
残念ながら、私は、過去に一度、エアストリームの購入を試みたものの、
断念しております。
その後、タイニーハウスを(自作)セルフビルドするという、
自分にとって、より魅力的な目標を見つけてしまったため、
現在はそちらに集中しております。
しかし、もしもまた、エアストリーム生活(購入)を本気で目指したなら、
当時の失敗を活かして、今度は実現させる自信があります。
エアストリームを先に買おう。順番を考えること。
牽引車を先に買ったのは失敗でした。
いわば自分を追い込むために(退路を断って本気をだすためとでもいいましょうか)、
敢えて先にエアストリームの牽引ができる大型車を購入したのです。
しかし、年間30~40万円も維持費がかかり、お金の貯まるスピードが落ちました。
(維持費内訳)
保険代 月9000円×12ヶ月=10万8千円
修理代 あちこち、ちょこちょこ壊れてなんやかんやと年間10万円程度
車検&税金 10万円程度
中古で古いものを購入したため、色々と不具合が出ました。
燃費も非常によろしくなかった。
上記3つを足して30万円、さらにガソリン代が年間10万円とすると、
40万円も維持費にかかっていたことになります。
ほぼ100パーセント仕事用で使っていたため、経費と言えば、経費なのですが、
元から使用していた軽自動車だけでも、なんとかやって行こうと思えばやって行けた訳で、
金銭的なダメージは非常に大きかったと言わざるを得ません。
100万円程の余計な維持費がかかってしまいました。
(少なく見積もって、年間25万円×4年間という試算)
従って、このお金をコツコツと貯めておけば、
100万円の余剰資金となったはずなので、
あこがれのエアストリーム購入に
かなり近づく事が出来たかもしれません。
よって、当時の私に、今の私からアドバイスをするとすれば、
「牽引車は、エアストリームを買ってからにしなさい!!」
これにつきますね。
住みたいの?けん引したいの?目的をはっきりさせる事
私達は、エアストリームを買って、どこか静かな山の中にでも置いて、
住んでみたいと思っていました。
それと同時に、けん引して色々な所に行ってみたい。
あちこちを旅して暮らす「ノマドスタイル」にもあこがれていました。
あっちも、こっちもと、ちょっと欲張りすぎてしまったと思います。
このスタイルにかかるランニングコストを甘く見過ぎていました。
維持費の事も考えず、先に牽引ができる大きな車を買った訳ですが、
今考えると、もう少ししっかりと予算について調べておくべきでした。
自分達の経済力を考え(身の丈を知り)、ちゃんと順番を考え、
段階を踏んでひとつずつ計画を達成するべきでした。
エアストリームをトレーラーとして使うためには、車検を通さなくてはなりません。
牽引車の維持費だけでも年間30万円かかる上に、
エアストリームの車検と保険(も多分入らないといけない気がします)も入れたら、
ものすごい維持費がかかってしまいます。
定地用として、暮す事に特化するという計画を立てると思います。
自分の敷地内に置いておくだけならば、車検を取らなくても問題ないですし、牽引車も要りません。それだけで、おそらく、年間40~50万円もコストカット出来ます。
最初に購入するのはエアストリーム本体
当時の私になかったもの。それは、自分の土地でした。
つまり、エアストリームを購入出来ても、
置いておける場所がなかったのです。
土地を持てば、固定資産税という税金を取られるので、
出来るだけ固定資産税評価額が安い土地を持っていた方が
金銭面だけ考えれば有利です。
もちろん、安くても、エアストリームが搬入出来ない様な山の中ではダメなので、
この辺りは、自分の経済力で無理なく保有していける維持費の土地で、
出来るだけアクセスなど利便性や景観が良い土地を探す事になるでしょう。
エアストリームを置くために安い土地を探す際にも使えると思いますので、
ご参考までに。
エアストリームを購入するために必要なのは、置いておく場所
つまり、購入を目指すとして、一番最初に手に入れる必要があるのは、
エアストリームを置いておく事が出来る土地です。
場合によっては、実家の土地、あるいは友人の土地に置かせてもらうなどの裏技もありです。ただ・・・やっぱり少し窮屈ですよね(住むとなると特に)。
それを割り切れるならば、この方法でもありです。
ただ、「モータープール」などの、月々お金を払って
駐車場(保管場所)に止めるのは、あまりお勧めできません。
維持費が、じわじわとボディーブローのように効いてきます。超大型のエアストリームを止めて置く駐車場代は、かなり高いのではないかと容易に想像できます。
そもそも、その駐車場に住めませんよね。
だから、別途家賃(or住宅ローン)などがかかるとすると、
そこそこ、お金に余裕のある方以外は、遅かれ早かれしんどくなってきます。
一番良いのは、自分で頑張って、税金の安い土地
(山林だけどアクセスが割といいetc)を見つけて購入する事です。
そして、その土地は放置しておいて
あとは、ひたすらエアストリームの購入資金を歯をくいしばって貯めます。
固定資産税評価の低い土地ならば、山林などのまま放置するだけならば、上手くすれば免税。掛かっても年間数千円程度で維持できるので、土地を買った事による維持費の心配はほぼありません。
そして、エアストリームを購入した段階で、そこに住むことにします。
おそらく、雑種地にされてしまうので、税金はだいぶ上がりますが、
それでも、家賃を払うよりは安く済むはずです。
※繰り返しになりますが、大切なことなのでもう一度。
いくら安くても、エアストリームを搬入出来ない(道路付・傾斜などを考慮して)
土地ではいけません。
ちゃんと道路があって、問題なく車(大型車)が出し入れできる範囲で、
安い土地が必要です。
いざ購入してそこに住む場合の問題点は仕事だが、独り身ならなんとでもなる気がする
念願かなって、エアストリームを購入出来、その土地に住み始めた場合、
夢の生活を満喫しながらも、気になるのはやはり、収入源です。
土地のアクセスによっては、今までの仕事を継続出来ないかもしれません。
ただ、毎月の家賃に追われる事もないですし、(年一度の固定資産税は必要ですが)、
もしも独り身ならば、一年の内の数か月間(欲しい金額に応じてお好みで)、
リゾートバイトでもなんでも、出稼ぎに行けば大丈夫なのかなという気がします。
メインの仕事は在宅で出来るという能力があれば、理想的です。
ただ、これは既にエアストリームを購入出来た場合の悩みなので、
話を元に戻しましょう。
エアストリームを安く買う
当時の私の失敗 その2「しつこさが足りなかった」
何度も書きますが、私がエアストリーム購入に失敗した最大の理由は、
「順番を間違えた事」これに尽きます。牽引車は一番後の後でよかったのです。
そして、私は二つ目のミスをしました。
「しつこさが足りなかった」のです。
私が、中古エアストリームを購入しようとして、
コンタクトを取った件数はわずか2件だけ。
お金持ちならば、それで大丈夫です。
新品でもなんでも、思い立ったら買えてしまいます。
でも、予算に限りがある私たちの場合は、こんな事ではいけないのです。
実際に現地へ足を運んだ物件は47件。
そして、買いたいと思って買付け(購入申し込み)を入れたのが2件。
実際に購入出来たのが1件です。それだけ動いて、やっと購入出来たのです。
たった2件コンタクトを取っただけで、「エアストリームの相場高いな。」などと、
勝手に決めつけてしまっては、買えるものも買えないのです。
アメリカから個人輸入にチャレンジするならば(当然、勉強とリスクを負います)、
もっと安く仕入れられるはずだし、国内でも何十件も当たれば、
その時の予算内で購入できるものに出会えた可能性があります。
その時は、2件とも200万円ちょっとの中古エアストリームでしたが、
やる気さえあれば、きっともっと安く手に入れる事が出来るでしょう。
今なら自分で内装を全部作る事も選択肢に入れられる
そして、もうひとつ、当時は「自分で作るという発想」を持っていなかったのです。
タイニーハウスのセルフビルドをしている今なら、「自作」という選択肢は、
手間と時間がかかるものの、費用に関しては、
圧倒的に有効な手段だと即座に思いつきます。
だから、「レストア専用」の、躯体はしっかりしていて、
内装はボロボロという車体を安く購入して、
内装は、自分で時間をかけて丁寧に仕上げるという方法もいいなと思います。
ノマドスタイルは経済的に余裕がある時期に・期限を区切って
エアストリームの購入が叶った場合、そんな気持ちが芽生えても不思議ではありません。
その時は腹をくくって、けん引用の車を買い、放浪の旅に出ましょう。
自分の経済力と相談して、期限を区切って(1年とか2年とか)旅をして、
その後はまた、自分の土地に戻るのも良いかもしれません。
経済的に厳しくなれば、牽引車を処分すれば、またローコスト生活に戻れます。
エアストリーム自体の車検代も必要なくなります。
※牽引するには車検を通す必要があるので、車幅が2.5メートル以内のタイプの
エアストリームを手に入れる事が必要です(車幅がもっと大きいタイプのものがあります)。
また、中古で購入する際に、車検に必要な書類がそろっているかどうか、
問題なく車検に通すことができる車両であるかを、
ちゃんと確認する事がものすごく重要になります。
まとめ
先日からいくつか、エアストリームの記事を書きました。
その際、私の見た中古の車体が、2件とも200万円そこそこだったと書いたのですが、
それを読んだエアストリームを購入したい読者さんが、
「中古はだいたいそれぐらいするのか。そんなもんなんだな。」と
漠然とイメージを固めてしまったら、大変だなと思ってこの記事を書きました。
新しい年式のものは、もっと高いものも沢山ありますし、
もっと、安く買えるものも当然あると思っています。
お金が足りない分は、足(行動力)と頭(アイデア)
でなんとかなる部分も多いはずです。
エアストリームに限らずとも、少しでも多くのみなさんが、
「こんな生活がしたい。こんな風に暮らしたい。」という、
あこがれの生活を実現出来ます様に。
本ブログをはじめてご覧になったという方は、