エアストリーム・トレーラーハウスの注意点を知る。そしてまずはタイニーハウスのセルフビルドを!

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中古のエアストリームを購入しようと、キャンピングカーの販売店に行った際に、
店主さんから、色々とトレーラーハウスを長持ちさせるための注意点を
教えてもらったので、今日はその話を。

さて、昨日は中古のエアストリームを購入しようと、
キャンピングトレーラー販売店へ突撃した時の話を書きました。

今回は、中古のエアストリームを購入しようと、販売店を探して、 突撃してみた時の体験談です。とっても個性的な店主さんが、 エアストやキャンピングトレーラーについて色々教えて下さいました。...
結果、ボロボロの(これから修復されるそうです)1960年代ビンテージエアストリームが200万円という高値で、あえなく撃沈。

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トレーラーハウスの注意点について教えてもらった

しかしながら、その際、プロレスラーの様な風貌のいかつい店主さんから、
トレーラーハウスの注意する点を色々と教えてもらいました。

1.太陽の力は偉大~紫外線により樹脂は容赦なく劣化する

野ざらしの状態では、
強力な太陽の紫外線のパワーで
プラスチック樹脂は遅かれ早かれ、劣化するそうです。

だから、「普通の家ほどの耐用年数はない

とおっしゃておりました。

2.トレーラーすなわち、雨漏りとの戦い

1で挙げた紫外線による
劣化のため、接合部に隙間が出来ると雨漏りが始まります。

紫外線で劣化し、
弾力性を失ったコーキング部分は、
走行時の振動ではがれやすいため、そこも雨漏りに繋がり安いとの事。

ある程度、メンテナンスが必要で
怠ればかなりの確率で、いつか雨漏りしてくるのだそうです。

店主さんが言うには雨漏りすると、
グラスウール(断熱材)がたっぷりと水を吸い込んで重たくなり、

本来、壁一面に均等に
敷き詰められているはずのものが、ずり落ちて下にたまり、ノー断熱のキャンピングトレーラーとなるそうです。

その際、グラスウールが
どす黒くカビていて、これを除去する作業が、リペア(修繕作業)の工程の中で一番大変だと仰っておりました。

キャンピングトレーラーを維持するにはメインテナンスが必須

ちゃんと維持するには、まめなメインテナンスが必要だそうです。

雨漏りは、なかなかすぐには
気がつかなくて、かなり進行してからようやく気付く場合が多いんだとか。

躯体が全てアルミなど、金属ならまだいいが、
大抵は部分的に木製のところがあって、そこが腐ってしまうので、
修繕が非常に大がかりになるとのこと。

雨漏りする前に、
コーキング(シーリング)をやり直したり、再塗装するなどのこまめな保守管理を出来る人が長持ちさせているそうです。

どうしても住むなら、屋根の上に屋根を

野ざらしによる経年劣化を防ぐには、
カーポートの様なものを作って雨ざらしにしない&紫外線から守るのが効果的だそうです。

理想はガレージの中での保管。

トレーラーに住むなら、最低限屋根(カーポート)を作った方が良いと言われました。

※ご主人曰く、

「トレーラーに
住むのは夢があるし、これからの時代のニーズにも合っていると思う。でも屋根(カーポート)だけは付けといた方がいい。暑さと雨漏り対策になるし、その方が将来的には安く済むよ。」

との事でした。

まとめ

毎日美しい景色を見ながら楽しく過ごすには努力が必要だ

こんな風に優雅に美しい景色を眺めながら、コーヒーで一服・・・

う~ん。あこがれます。

でも、コーヒー飲む前に、
屋根に上って、コーキングチェックしたり、落ち葉や、落枝を除去したり、たまった排水を処理したり。

優雅な暮らしには、
日々の努力が不可欠なのですね。

こんな小奇麗な状態を維持するには、
お金か時間の最低でも片方、願わくば両方が必要だと、

夢がない話ですが、そう思いました。

タイニーハウスで山小屋暮らしするにしても、結局、結論は同じです。

小さな家でも過酷な
自然環境のなかで、維持していくには、メインテナンスが欠かせません。

そういった面倒くさい事も含めて、楽しんで生活していけるかどうかが、
あこがれの暮らしを実現させる鍵なんだろうと思います。

まあ、とりあえず時間は
いっぱい作れそうなので、
お金の方は工夫で補うという事にしておきます。

エアストリーム購入はまたの機会に

そんなこんなで、
キャンピングトレーラー販売店の
おやじさんには、色々と教えてもらいとても勉強になりました。

その後、エアストリームの雨漏りに遭遇する前に、

牽引用にと先に買った車が雨漏りするという笑えるような、
笑えないような事態が発生しました。修理代12万円也。

更に、この車は、
毎年色々と壊れて本当に大変でした。

結局、一度もエアストリームを
けん引する事もなく、代わりにひたすら仕事で使う業務用貨物車と化しておりました。

毎年の修理費と保険に車検、税金で、
維持費が40万円もかかっている事が分かり、この車をあきらめる決心をしました。

しかし、出来のわるい子ほど
可愛いとはよく言ったもので、
本当に泣く泣く手放しました。つらい決断でした。

エアストリームの維持費以前に、牽引車の維持費に耐えられず!!

ほろ苦い思い出です。

でも、毎年かかる維持費をカットし
その分で貯めたお金をタイニーハウスの土地購入資金に充てられたので、正しい決断だったと思います。

そんな訳で、エアストリームの
ノマド放浪生活は実現しませんでしたが、山林(土地)を取得して、タイニーハウスのセルフビルドするという新たな目標が生まれました。

ただ、未だに私の携帯の壁紙は
エアストリームですし、時々それらの画像を見てはニヤニヤしています。

なので、いつかエアストキャンピング生活も実現してしまうかもしれません。

人生何が起こるか分かりませんからね。

今はまず、タイニーハウスの
セルフビルドに目一杯集中して、
楽しんでいきたいと思います。

こちらの記事に

エアストリームの購入を断念した私ですが、当時の失敗を元に、 今ならもっと上手く出来たのではないだろうかと、思う点が 多々あります。それら反省点を振り返ってみます。 こんばんは...
続きます。

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