こんばんは、からまつです!
今週末から再び、土地の開拓・伐採へ行ってきます。今回は、樹高25mクラスのカラマツ(私ではなくて木の方です)の伐採を予定しています。
寒さと雪が少々心配ですが、安全第一で、できるだけ作業を進めてこようと思います。
この記事の内容
伐採に必要な道具・装備
チェーンソー
マイチェーンソーはハスクバーナ135E、色々とすったもんだはあったものの、結構気に入ってます。
なお、私が使用している135Eは現在生産終了となっていて、後継の135 MARK2が現行モデルです。
言わずと知れたチェーンソー、木を切るため(受け口・追い口・枝払いなど)に必要です。ただ扱いには危険を伴いますので、十分注意が必要です。自分自身、肝に命じて作業をしたいと思います。
防護メガネ
チェーンソーを使う際に、ものすごい勢いで木屑が飛びます。 目を守るために絶対に必要です。チェーンソー以外でも、刃物系の工具を使用する際には、必須となるので、持っていない方は揃えておきましょう。
上のamazonのリンクから、色々なタイプの防護メガネの一覧ページが見られます。自分はこれを使っていますが、しばしば「くもって」来てしまうのが難点です。鼻息が荒いのでしょうか・・・。私の場合は、なるべく目をしっかり守ってくれそうな形状を優先させて選びました。あと、安さと。
防護服(チャップス)
チェーンソーの刃から身を守るために、 防護服があります。今は冬なので問題ありませんが、夏は非常に暑いためチャップスを使う方が多いようです。
色々調べましたが、なかなか高価なため、私は借り物でしのいでおります。
ああ、ハスクバーナのかっちょええやつが欲しい(けど我慢)。
こういう奴とか。
こういう奴です。どっちもかっこええけど、今日の気分は、しぶいグレーですね。いや、やはりオレンジの方が、「ハスク」って感じがしていいかな。やはりマイチャップスは欲しいなと思います。お金稼ごう。
ヘルメット
頭もしっかり守りましょう。高い所の枝が折れて落下するなどという事もありますしね。これも、ハスクバーナのカッコいい奴があります。
チェーンソーの騒音から、耳を守るイヤーマフラーもセットですね。うん。ほしい。しかし自分はといいますと。
はい。写真右上スミにかすかに映る黄色いヘルメット。このままどこの
工事現場だって、仕事に入れます。リサイクルショップで400円也。
手のこぎり
生木用の鋸(のこぎり)も、必須です。チェーンソーが使えないような場面で、活躍します。私は、シルキースゴイというものを愛用しております。切れ味がよくて満足しております。
直径20センチくらいまでなら、すこし時間はかかりますが、チェーンソーがなくても、これで充分倒すことが出来ます。
思えば、我が土地の開拓初日は
この手ノコギリ「シルキースゴイ」とスコップのみで始まりました。
ロープ
写真のものは直径10ミリの10メートル×2本です。
僕が使っているものは
ナイロン製でわりと固めです。
ロープは木を引っ張って、伐倒方向をコントロールするために、なくてはならないものです。
を1本(ローププーラーに付属しているもの)、使っています。予備でもう1本ぐらい、揃えたいところです。
スリングベルト
木に回している緑色のがスリングベルトです。
50ミリ幅で2メートルのものを使っています。写真の様に、ローププーラーを固定するものと、滑車を固定するために使うもの、計2本は必要です。
こちらは、滑車を固定している様子です。写真上の赤いのが滑車です。
黄色いフック付きのスリングベルトも使用しています。
写真は木の裂け防止のために、受け口の上に巻いている図です。
元々は、スタックした(はまってしまって動けなくなった)車をけん引して、救出する等の用途にしようされる物の様です。
私は、伐採の際、
木の突然の裂け防止のために必ず使用するようにしています。
「裂け防止」には、スリングベルトでなくて、ロープを使用する事もできます(そちらの方が一般的かもしれません)。
滑車
牽引方向を変えるために使用します。私は、1つしか持っていませんが、できればもう1個欲しいところです。写真は、私が使っている「オタフク滑車」です。縁起が良い名前で一度聞いたら忘れないインパクトがありますね。
ウインチ類(ローププーラー・プラロック・チルホールなど)
木を引っ張るために、なくてはならない道具です。
私は、ローププーラーを使用しています。
ローププーラーの使い方とセッティングの方法は、こちらの記事で書きましたので、お役立て下さい。
似たような製品としてプラロック、ワイヤーで強力なチルホールなど、いくつか選択肢があります。
牽引できる距離は少ないですが、安価でパワーもある、ハンドウィンチもあります。
ハンドウィンチは、一度直径20cm 程度のカラマツの細木(コードネーム・トールベビー)の伐採の際に使用したのですが、ツタと木の粘りが、想像以上で、牽引できる1.4m では、とても太刀打ちできませんでした。
これを機にローププーラーを購入しました。
ハンドウインチは、パワーは申し分ないので、掛かり木の処理時には、活躍してくれるかもしれません。
楔(クサビ)
木の伐倒方向を
コントロールするために使います。
私は中型のものを2つと、小型のものを1つ用意しています。
クサビは、樹を倒した後、玉切りをしていてチェーンソーの刃がはさまれ抜けなくなってしまった時にも、非常に役に立ちます。
備えてあれば有用な道具と装備
今現在、私は持っていないのですが、あったらより便利だろうなと思う装備もまとめてみました。
脚立(キャタツ)
脚立は、背の低い小さいものはあるのですが、伐採で使えそうな高さのものは持っていません。
結構高価なんですよね。
タイニーハウスの棟上げの時にも使えそうなので、欲しいなあと思っているのですが、 今のところ脚立なしで、伐採しています。
脚立を使わずに、木にロープを掛ける方法は、こちらの記事をご参考に。私の場合は、このやり方を使う事で、今のところ問題なく伐採できております。
斧(オノ)
クサビを打ち込む時に、刃の反対側の 平たい部分で打つのに使います。
これも買うと高いので、買っていません。いつも、スチールのチェーンソーを、妻どんぐりのお父さんから借りる際に、一緒に借りてきて使わせてもらっています。
そんな感じで意外に代用が効くので、これはなくても特に困りません。
林業などで、移動しながら伐採をする場合には、いちいち代用品を探している時間などないので必須かも。ただ、自分の土地で、時間を気にせず伐採できるのならば「マストアイテム」ではないです。
まとめ
ロープはもう一本予備が欲しいです。できれば15メートルくらいのものが、使い勝手が良さそうです(私の場合ですが)。
そして、チルホールもあったらいいな。とも思いますが、ローププーラーと、場合によってはハンドウインチも兼用することによって、私達の土地に生えている木ならば、何とかなりそうです。
今後のカラマツの伐採で、今の装備で太刀打ちできなかった場合は、対策を考えたいと思います。 伐採の技術について、勉強をしたり、動画を見たりしているのですが、知れば知るほど奥が深いものですね。
(写真は、先日伐採した、我が土地のカラマツです。)
とにかく安全第一、自分の身を守るということを徹底して、週末からの土地の開拓を続けたいと思います。
コメント
参考になる記事助かりました、自分で使う事で慎重な動きおします、
信雄 松井さん、コメントありがとうございます。
返信が遅くなってしまいごめんなさい。
伐採は、みるみるうちに景色が変わり、
とっても充実感がある反面、
危険も大きいですね。
私も安全第一で、
今後も臨んで行きたいです。
林業士私はモノタロウやホムセンで売ってるグラスファイバー柄アッキスを使ってます
ここ何年か使っていますが、柄が抜けなくていいですよ(木製柄のものはだいたい2年で柄が抜けた)
これ1300円前後で安いし
ただし切れ味は「単なる鉄板」でしかないのでグラインダーで研ぐ必要がありますね…
八木さん、コメントどうもありがとうございます。
1300円とは、とてもリーズナブルで嬉しいですね。
教えていただいて、感謝です。
自分も探してみます!