こんばんは!からまつです。
週末はちょっと気分転換も兼ねて、とんぼがえりでしたが、土地へ行って来ました。前回、雪で緊急脱出したため、伐採した木がそのままになってしまっていたので、腐食しないように、ちゃんと集めて、乾燥が進むように整理してきました。
また、そのお話はおいおい報告するとして、今日は前回の話のつづきです。
https://tinyhouse-story.com/day3bassai
この記事の内容
スラッシュA&Bの伐採
スラッシュA
前回たてた計画を元にミドル・イーストエリアの木を伐採していきます。まずは、スラッシュAから着手します。伐倒方向には、樹高5~6メートルの小木が3本ほどあったため、
まずは小さい木を伐採して、スラッシュを伐倒するためのスペースを作りました。
倒すスペース作りのために伐採や草刈、けん引するウインチ周りの整理、
伐倒する木の元(もと)周りの片付けと逃げ道の確保、
予定通りに倒れなかった場合の最悪のケースを想定して、その際の対処を考えておくこと(自分だけは絶対逃げて命を守る・隣の資材置き場の人に持っていく菓子折りは、信玄餅にしようか?うなぎパイにしようか?等々)
ロープとウインチの設置を済ませて、ベストからワーストまで、いくつかのシナリオを頭の中で想定して、それぞれのケースで自分のやる事を確認し、覚悟を決めると、仕事の半分は終わったような気分になります。
実際、受け口、追い口を入れてウインチで引く作業は、ほんの数分で、下準備にかかる時間の10分の1も掛からない事もあります。
倒した後の片付け作業は、それはそれで時間もかかり、意外と危なかったりもするので、
私の場合は、一度頭をリセットして、完全に別の作業として、仕切り直して取り組んでいます。
さて、スラッシュAの伐採のセットアップが整ました。
赤い矢印が、木の倒れたがっている方向(自然な傾き方向)、
緑の矢印が、目標伐倒方向、黒い矢印が、私の退避方向です。
樹高が15メートル程で、ロープを20メートル近く引いているので、ここまで来ることはないはずですが、万一の事態に備えます。
なお、スラッシュの様に斜めに傾いた木は、伐採途中(追い口を入れている最中)に木の幹がさけてしまう事があり、これが非常に危険なので、カットする位置のすぐ上に、ベルトを巻いておきます。
↑これを防ぐ(あるいは逃げる時間を稼ぐ)ためにベルトを巻きます。
また、今回は作業のし易さと、倒れた際の木の長さを少しでも短くしたい事から、受け口は少し高目の腰の位置辺りに決めました。
ツルを少し厚めに残してウインチで引っ張って倒しました。
ほぼ、狙い通りの位置に横たわってくれました。
ふう~。ほっと安堵します。
スラッシュB
少し早めに昼食(前日買っておいた半額弁当)を取り、午後からはスラッシュBの伐採作業スタートです。
こちらがスラッシュBです。丸で囲った隣地のもみじと、写真には写っていないのですが、すぐ左にも、もう1本もみじがあり、これらを避けて、
自分の敷地内に倒します。
伐倒予定方向、セットアップは、先ほど倒したスラッシュAとほぼ同じなので、準備はスムーズでした。
スラッシュBの根元です。
鹿による食害でしょうか。この辺りの木は、かなりの確率でかじられて弱っています。この先、大雪や台風などの際、隣地に倒木するリスクを考えると、やはり今切らなくてはなりません。
ロープを掛けてセッティング完了。スラッシュAと比べて若干太くて重量感があります。慎重に行きましょう。
こちらの記事につづきます。
https://tinyhouse-story.com/slashb