こんばんは、からまつです!
今日、注文していた工具がAmazonから届きました。早速説明書を見ながら
あーだーこーだと奮闘し、人生で初めての「鉄骨の穴開け」にチャレンジしてみました。
また改めて、このブログでレポートしたいと思います。
さて、今日は昨日に引き続いて、
タイニーハウスを自作するための土地を、手に入れるまでの道のりをまとめました。
この記事の内容
本気の土地探し、始動
期限を区切って線を引く
大家さんを目指して以前から物件を見に行っていた私は、ある程度、土地の探し方も、
知っていたし、不動産屋さんとのやり取りも経験していました。
あとは、圧倒的に量が足りていないだけ。行動し、機械的にでも物件(土地)に
足を運ぶ回数を増やせば、いつか当たりが出る。
そう考えました。
そして、本気で探すために自分達の中で、期限を決めました。具体的には半年以内に決着を
つける事を目標にしました。
その間、土地探しを最優先事項にし、仕事よりも優先させます。
自分は自営業で、労働収入なので、仕事に費やす時間が減れば減る程、収入も減ります。
しかし、この期間は土地探しのために収入が少々減っても構わないという覚悟で臨むことにしました。
まずは、手当り次第に買えそうな価格の物件を見に行った
予算は最初から決まっていました。
土地の購入代金、ライフライン(井戸とソーラー発電など)、そしてタイニーハウスの建設費用、すべて合わせて500万円です。
実は、500万円を現金で持ち合わせていた訳ではないのですが、土地を買ったり、開拓したりする間に少しは貯められるだろう・・・。最終的にこれくらいの金額は用意できるだろうという腹積もりで決めました。
総予算から逆算すると、土地の購入代金は200万円程度が望ましく、どんなにかかってしまったとしても300万円です。
なので、300万円以内の物件をピックアップして見に行くことにしました。
場所も特に決めずに色々と見て回ります。
こちらは、長野県飯田市の別荘地。知る人ぞ知るという感じの閑静な別荘地で
とっても雰囲気がよかったです。しかし、同じ別荘地内でも良い土地もあれば、
そうでない土地もあります。今回であった土地(建物つき)はいずれも、
条件が良くありませんでした。
岐阜県にも足をのばしました。すれ違い不可の林道を1キロ以上入った先の
寂れた別荘地でした。建物は素敵でしたが、断念しました。
その他にも、長野県の伊那地方や、松本市周辺エリア、そして山梨県と長野県をまたぐ、八ヶ岳の山麓エリアなど、
とにかく、予算内で少しでも興味がわいたものは足を運びました。
エリアをしぼる
色々と見てまわる中で、私たちは八ヶ岳山麓エリアの雰囲気がとても気に入りました。
そこで、しばらくは、この八ヶ岳山麓を中心に土地探しをすることに決めました。
そこで出会ったのがこの土地でした。
初めて家族全員が気に入った土地
この土地については、「土地探し その4」から「土地探し その7」で、詳しく記事にしてありますので、是非ご覧になって下さい。
まだ、このエリアの相場観が身に付く前の出会いでした。当時は無念でしたが、結果的には、これも良い経験となりました。
海千山千の不動産屋と対決!
その後、現地の看板を見つけて電話した不動産屋さんで、購入するかどうかを
ギリギリまで迷った土地と出会いました。
田舎の不動産屋に翻弄されましたが、この体験もまた、私たちの糧となりました。
「土地探し その9」から「土地探し その12」まででこの土地について詳しく書いておりますので、是非どうぞ。
ここまでの体験で求める土地のイメージがはっきりと決まった
これらの経験を通して、私たちの求める土地のイメージは、かなり明確に決まって来ました。
こちらの記事に具体的な条件を書いています。
希望の土地の条件を挙げていくと、お互いに相反してしまう、矛盾してしまう条件も出てきます。
例えば私の場合だと、「車で比較的容易にアクセスできる。」と
「周囲に民家がなくて、人目を気にしなくていい。」の二つの条件です。
便利の良い(アクセスが良い)場所ほど、人も集まり人気が出ます。
「アクセスの良さ」にこだわれば、当然周りの人口密度は高くなるので、
周囲にも家がならび「人目が気になります。」
逆に人が周りにまったくいない場所は、他人の目は気にしなくても良いですが、山奥や僻地なので「アクセスが難しくなります。」
この様に矛盾する条件に関しては、どちらを優先すべきなのか、事前にある程度決めておいた方が良いでしょう。
例えば、購入したい土地の条件を全てリストアップしておき、
それぞれに番号を付けて優先順位を決めておくと良いかもしれません。
その中でも、「絶対に譲れない条件」と「ある程度譲歩できる条件」を、
自分の中で予め区別しておくと、いざという時に迷いが少なくて済みそうです。
「物件ほしいほしい病ウイルス」に感染
私たちも、理想の土地のイメージはしっかりと持っていたにも関わらず、
「早く土地を買いたい。」という気持ちから、現地を見る度に
考えに迷いやぶれが出ることもありました。
「物件ほしいほしい病ウイルス」に感染してしまったのです。
しかしこれを克服しなければ、運命の土地にはたどり着けません。
土地を手に入れるまでの道のり 後編へつづきます。