書かれていた電話番号(業者さん)に電話をかけてみました。
そこから事態は動き始めました。
こんばんは!からまつです。さて、またまた今日も昨日の話
のつづきからスタートです。
この記事の内容
買える価格帯に買いたい土地はゼロ
ラッキーにも出会えた、理想の土地を、あと一歩のところで逃がしてしまった私達。
その後しばらくは、これは!という土地には出会えませんでした。
八ヶ岳の山麓エリア(原村・富士見町・小淵沢あたりまで)にしぼってリサーチを続けた
結果、少しずつこの地域のだいたいの相場なども分かり始め、ネットの情報を見ただけで
「これは・・・パスだね。」
などと、ある程度情報を選別できるようになって来た頃でした。
売地の看板に電話をする
ネットがダメなら、リアル(実店舗)で探せ!
どうにも行き詰っていた時に、以前地元の人に教えてもらった売地の事を思い出しました。
以前にこちらの記事で書きました。
この業者さんは、ネットで探してもホームページがありませんでした。
という事は、今私達が知る事の出来ない売地の情報をもっている可能性があります。
ダメ元でもトライする価値があると思いました。
何しろ私たちが求めている土地は、ちょっと一般の方のニーズとはずれているので、
業者さんの間でうずもれてネットにも出てこないものもあるんじゃないかと、
希望的観測をしてみます。
これまでの経験から私達の求める土地のイメージが明確に固まってきた頃でした。
その条件は、
1.価格200万円以内
最大限出せる金額は、仲介手数料や登記費用、取得税など諸経費込みで300万円ですが、
とにかく安ければ安いほど、今後の家づくり(セルフビルド)が楽になります。
2.車でアクセスでき、重機を使わずに駐車スペースがつくれる山林・原野
セルフビルドのために建築資材を運びこめるよう、車でのアクセスは必須です。
またその土地に進入し車を止めるスペースを手作業(手のこで切れる程度の小木の伐採や、
ユンボなどを使わないで、自分達でスコップを使って掘って造成する程度)で確保できなくてはなりません。
要するにお金をかけないと車を止める場所を作れない土地はNGです。
3.平坦地が一部でもあること
傾斜地での建築作業は私達の能力では無理です。
4.ライフラインはなしでいい。ただし近くに水の汲める沢などがあること
1の価格が絶対条件なので、ここはスパッと。電気はもともとオフグリッド(電力会社と契約せず自分達で自給すること)をやりたいと考えていたので、なくても問題ありません。
水に関しては、飲み水以外の生活用水は沢の水でまかなえるよう、敷地の近くに沢があることを条件にします。いづれ井戸を作りたいので、掘れば水が出る地域なのかどうかも調査することにします。
飲み水は、この地域の名水として知られる湧き水をくみに行く。それとスーパーにある、容器を買えば、水を何度でも入れられる仕組みのやつも使う事とします。
5.人目を気にせず、セルフビルドができる土地
建築途中に出る騒音などでまわりに迷惑をかけない場所。
そして周囲の好奇の目にさらされない、プライバシーを確保できる場所が理想です。
とでも言ったらよいでしょうか。
以上、1~5まで、あちらを立てれば
こちらが立たずとなるので、
妥協せざる得ない部分も出てくるでしょうが、
イメージを固めておきます。
実際に電話してみる
実は私、昔から電話がめちゃくちゃ苦手です。
なので、妻どんぐりに電話してもらいます。
電話、メールでのやりとりはどんぐり。
私は現地での対面交渉というのが、
我が家の役割分担です。
ひええ~2500万円の土地だった!
どんぐり「突然の電話で恐縮です。富士見町の○○にあった売地の看板をみたのですが、詳細について教えていただけますでしょうか?」
「500坪で坪単価5万円で2500万円ですか・・・。」
横で聞いていてもびっくりです。なんてこった。とんだ見当違いだったのか。
しかし、どんぐりはひるまず話を続けます。
「実は予算200万円くらいで山林というか林のような所を探しています。
そういう場所に小屋を建てて暮らしたいのですが・・・。」
「はい・・・。はい。・・・はい、そうですか。ではぜひお願いします。・・・・ピッ。」
電話を切ったどんぐり「林の中じゃないけど、200万円で買えて家を建てられる土地が一つだけあるって!!」
私「あるんかい!!」
さっそくその物件情報をFAXで送ってもらいます。
見てみると、確かに林の中ではありませんが、「意外と面白いかもしれない」
これが、私たちの第一印象でした。写真その他詳細は次回以降につづきます。
いろいろな売地の看板
あっつ、売地の看板だ!!と思って車を止めてダッシュで見に行くと、
「空き缶投げ捨て禁止!」
とかだったりした事もしばしば。
私達が見つけた売地の看板をちょっと紹介します。
まずはこちら
シンプルなプレーンタイプ。潔くて個人的には気に入ってます。
こちらは、赤に青のツートンタイプ。
まだ新しいので売りに出たのは最近だと推理します。
同じく、赤、青ツートンタイプ。夜の土地探しはこわいです。
こちらは珍しい青一色タイプ。
かなり経年感があり、売れ残っていると予想。値引きできるかも?
こちらは、オシャレ系売地看板。
加工したら全然おしゃれじゃなくなりました。
ここはまわりの建物も豪邸で価格も高かった・・・。
最後の紹介は、ハンドメイド系売地看板。
DIY精神を感じます。売りたい気持ちが伝わってきますね。
以上、売地の看板コレクションでした。
土地探しはこちらの話へつづきます。
https://tinyhouse-story.com/post-283