「小径木の伐採」木にロープを掛けるのに手こずる~開拓編 第10話

こんばんは!からまつです。

前回のお話はこちらです。

こんばんは!からまつです。 先週の日曜日から3日ほど、土地の開拓に行って来ました。 雨にやられた8月以来、久...
8月以来、2か月半ぶりに私達の土地へと行って来ました。

からまつをはじめ、木々は、色鮮やかに紅葉し、なんとも言えない美しさを湛え、既に落葉をはじめておりました。

今回は出来る限り、木の伐採を進める予定でした。

何本か、小さい木(10メートル程度)を伐採した後、

小径(直径で20センチちょっと)のこの木の伐採を始めました。

img_2072

ロープが掛かっているのが、ターゲットのカラマツ。

コードネームは「トールベビー」です。

細木なのですが、樹高が高く、大体20メートルくらいあります。

後ろに見えるカラマツは樹高が24、5メートル程で、私の土地の木の中では、一番背が高いクラスです。ここは、敷地の西側で、この辺りに密集するカラマツが「壁」のように見えるため、

私は、トールベビーの後ろに見えるカラマツ群をウェストウォールズ(西の壁)と呼んで(遊んで)います。いずれはこのウェストウォールズ達も半分ほど伐採しなくてはならないのですが、

彼らは、我が土地最強クラスなので、出来るだけ後回しにします。

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難敵「トールベビー」の伐採に手こずる

さてこのトールベビー、背は若干高いものの、径も小さく、すぐに片付けてしまう予定でした。まあ、大したことはないだろうと、余裕をかましていたのですが、甘かったです。

tallbaby01

伐倒に際し、一抹の不安要素として、上で微妙にくねくねとカーブしていて、木の重心(傾き方向)が読みずらかったのですが、谷側にやや傾いていると判断し、そちらに受け口をつくる事にしました。

そして、反対側から追い口を入れて行きます。

ところが、かなり深くまで追い口をいれたのに、まったく倒れてくれません。押してもうんともすんとも言わないため、写真の様にクサビを入れました。

いつもの感覚だと、ここまでやればほぼ倒れてくれるのですが・・・今回はそれでもダメです。

ロープを掛けてハンドウインチで引っ張る事に

更に深く追い口を入れてクサビを打ちなおそうかとも思いましたが、これ以上深く入れて、ツルが切れたらやばそうなので(切り込みを入れない部分を残しておかないとどっちへ倒れるか制御不能な状態になり非常に危険です)、ロープを掛けてハンドウインチで引っ張る事にしました。

脚立がない!

ここでひとつ問題が・・・脚立(きゃたつ)がありません。

でもロープはなるべく高い位置にかけたい。さてどうしようかと思案。

気分はカーボーイ~空に向かってロープを投げろ!

取り敢えず先端にもやい結びで輪をつくり枝に向かって投げてみる事にしました。

グルングルンと輪を振り回し反動をつけて放つと、ロープはきれいな放物線を描き、

枝にひっかかる・・・はずでしたが、まったく届きません。

ロープを振り回すただの危ないおっさんがそこにはいました。

カーボーイ作戦は速攻で却下です。

高枝切りばさみ戦法

次に試したのは「高枝切りばさみ」戦法です。細長い木(3~4メートル)の先っぽにロープをかけて、

よいしょっとカラマツの枝まで腕をのばしてロープを引っかけます。

rope-kakeru

・・・・つ、伝わるでしょうか・・・・この絵で。

この方法、以外にも非常に上手くいき、地上5~6メートル付近の狙った場所にロープをかける事が出来ました。

ぶっちゃけ、脚立で登るのはかなり怖そうなので、今後も可能な限りこの方法を採用して伐採していこうと思っています。

上手くロープが掛かった様子が、二つ上の写真です。かなりすったもんだした為、この時点で日が暮れてしまいました。

ここから、さらにハンドウインチなどをセットしなくてはならないのですが、これ以上の作業は危険と判断し、続きは翌日に持越しとしました。
こちらの記事に続きます。
https://tinyhouse-story.com/tallbaby02

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