自治会(町内会)でトラブルに巻き込まれた話

うちの集落は、田舎なので未だに自治会(町内会のようなものですね)が
存在しております。今回、その自治会にてあやうくトラブルに巻き込まれて
しまいそうになりました。その際のお話です。

こんばんは、からまつです。
先日、自治会のトラブルと言いましょうか。そんなものに巻き込まれて
しまいました。

幸いにもすぐに解決したのですが、田舎の集落に関して、
色々と面白い話が聞けたので、今日はそれを書いてみようと思います。

私は、一応は東京都在住なのですが、まわりの景色はほぼ山梨県という感じの山間の 集落に住んでいます。ようするに田舎なのです。今日は、そんな田舎での 体験談を書いてみます(記事執筆当時)。2019/8...
ちなみに私が住んでいる集落は、だいたいこんな感じの所です。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

自治会とは?

まず、簡単にですが、自治会の説明を。

「自治会」とは、同じ地域・集落・町内などに住んでいる人たちが
集まって、運営する組織の事です。普通の街だと、「町内会」という
名前でよばれるのが一般的でしょうか。

自治会を運営する目的(大義名分)は、「その地域の住民が暮らしやすく・すごし易くするため。」だそうです。

基本的な活動内容は、地域の清掃活動や、消防などの災害非難訓練、地区の祭事
などです。町内で「回覧板」なども回したりしますよね。

また、地方自治体や、警察などと、連携して、地域の治安維持や生活環境の
維持などを推進するという目的も、一部の自治会ではあるようです。

後述の目的がエスカレートすると、逆に非常に「息がつまる様な」社会になって
しまうと私は思います。戦前、戦争中の「隣組」なるもの、「密告社会」をどうしても
連想してしまいます。

現に、私の集落にも1人(1世帯)だけ、自治会(町内会)に入っていない人がいて、
その人は、「変わり者」というレッテルをどうしても貼られがちになっています。

自治会への入会は、PTAと同じ、あくまで任意であって、義務ではありません。

「自治会に入らないから、ゴミが捨てられない。」などというのは、
本来あってはならない事なのです。

しかし実際には「自治会費払ってないんだから、あの家が火事になっても消してやらん。」
などと、とんでもなく勘違いした事を言う人までいる始末です。

自治会費を払わないと享受できない行政サービスなど、
日本にはないはずです。

うちの集落で自治会を脱会(もともとは入っていたが、自治会費を払うのは馬鹿らしい
という理由で退会)したAさん、私は、直接面識はありません。
しかし、非常に勇気がある人だと思います。尊敬します。
田舎の同調圧力は半端ないのです。

自治会の会計を引き受けた

自治会の役員は持ち回りです。長年住んでいれば順番に回ってきます。

私達家族も2年前から、「会計」を引き受けました。
会計の主な仕事は、「自治会費」の集金、そして、諸々の
支出の管理です。

通帳の繰越金額がかなり大きくて驚いた

自治会の通帳を見ると、繰り越し残高が結構な額(7ケタ)になっていました。

正直言って、自分の自由に使えないお金をリスクだけ負って管理するのは、
荷が重いので、通帳に関しては、町会長にお願いして、預かってもらいました。

(内々でやると何かの際にトラブルに巻き込まれてしまった時に困るので、
町会のメンバーが複数人いる前で、通帳の引き渡しをしました。)

幸いにも町会長さんは、すごくしっかりした人で、この件に関しては
まったく困った事は起こりませんでした。

その後、全く別件で、別の方から言いがかりをつけられた際に思ったのは、
「慎重には慎重を重ねて、証拠を残しておいた方がよい。」という事でした。

「まさか、町内会の会計で金銭トラブルなんてないだろう。」
「自分たちがそんなもんに巻き込まれるわけがない。」

私も正直言ってそう思っていました。

順調に2年間の任期が終わりそうだった

実際の会計作業は、妻どんぐりがやってくれました。
正直言って、私はかなりズボラな方なので、これは非常に助かりました。

町会費の集金など、いつ行っても留守な家などもあるようで、
とても大変そうでした。

余談ですが、私は、独身の頃、貧乏ミュージシャン時代には、町内会費を
払いたくなくて、居留守を使うなどして、逃げ回っていた事もあるので、
なんというか、払わされる側の気持ちも考えてしまいます。

新しい町会長が、突然通帳を渡せと押しかけて来た。

今年の2月末で、任期が終了となります。3月の半ばに行われる町会で
会計報告と引き継ぎをすれば、任務終了です。

うちの集落では、その年に集めた町会費で、年度内のすべての予算が
まかなえるため、最後に余った現金を銀行口座に入金して、記帳すれば、
全ての仕事が完了します。

そのため、町会長に預かってもらっている通帳を一時的に
借りて来て、残りの現金を入金しようと準備をしていました。

ちょうどその頃、2月の半ばでした。今度就任する新しい町会長が、我が家に
やって来て、「通帳と持っている現金を全て引き渡してほしい。」と言い出しました。

突然の事で、どんぐりも私も非常に驚きました。

新しい町会長さんの話では、12月末までが会計の任期なのだから、
まだ引き渡さないのはおかしいという事でした。

しかし、私たちは、3月1日より前回の会計さんから、引き継いで
会計をしていたので、当然ながら、2月末までの帳簿をつけて、
新しい会計さんに引き継ぐものだと考えていました。

どうにも話が噛み合いませんでした。
通帳と現金を渡すにしても、私達と、この新しい町会長だけの場で渡してしまえば、
もしもの時に、私たちは、通帳を新町会長に引き渡したという事を証明出来ません。
この新しい町会長が、お金を使いこんで、私たちに罪をなすりつけるというリスクも、
可能性は非常に低いですが、ないとは言えません。

その日は、どんぐりが、現在の町会長も含めた「引き継ぎの場」でない限り、
通帳と現金は引き渡せない。と主張し、なんとか帰ってもらいました。

しかし、新しい町会長はどんぐりの主張に納得している様子ではなく、
出来るだけ早く、自分のところに通帳と現金を持ってくるようにと
言い残して去って行きました。

その後、すぐに現在の町会長さんに電話で確認したところ、
「3月に入ってから引き継ぎの場を設けるので、その時に周りに人が
いる場所で新しい会計に渡せばよい。まだ引き継ぎもしていないうちに
渡してはダメだ。」という事でした。

当然ながら、どんぐりは、引き継ぎの日まで、新しい町会長に
通帳を渡す事はありませんでした。

引き継ぎの場で、横領の疑いを掛けられた。

その後、ほどなくして、引き継ぎの日となりました。
引き継ぎは、現在の町会長さんの家で行われる事になり、
どんぐりが参加しました。

私は、その時、家で作業をしていたのですが、
なかなかどんぐりが帰って来ません。

かなり時間が経ち、ようやく帰って来たどんぐりですが、
たいそう怒っております。

聞けば、新しい町会長から、横領の疑いを掛けられたというのです。

なにやら穏やかではありません。

自治会(町内会)の会計という役員を務めなくてはならなくなりました。 任期である2年間がようやく終わるという事で、私も妻どんぐりも喜んでいたのですが、 終わり掛けに、思わぬトラブルに見舞...
こちらの話へつづきます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

おすすめ記事 by google
おすすめ記事 by google