大家さんと業者さんが一緒にやって来ました。
ゴールデンウィーク明けに、突如我が家に発生した羽アリ。
ネットの画像などを参考にして、調べてみると、【ヤマトシロアリ】という
種類の白アリだという事が判明しました。
不動産屋さんに連絡をして、1週間ちょっと、
大家さんと業者さんがやって来ました。
まずは、被害状況を確認したいという事でした。
この記事の内容
シロアリの駆除:業者さんと大家さん現る
ヤマトシロアリの羽アリの発生時期は、ゴールデンウィークの前後に集中していて、
シロアリ業者さんも大忙しのようです。
通常は、1年に1度だけ羽アリが発生するらしいですが、
天候がおかしいせいか、近年はこの時期に2度3度と羽アリが出てくる事も
あるのだそうです。
うちも1度だけではなく、更にもう一度羽アリが発生しました。
本日は、見積もりのようです。
ヤフー知恵袋などを見ていると、結構、オラオラ系?の大家さんも多いらしく、
「シロアリが発生したのは、借主がわるいと、駆除代金を請求されました。
どうしたらよいでしょうか?」
などという質問もあったので、そんな事になったら嫌だなと思っていましたが、
幸いにも私たちの場合は、そういう事はありませんでした。
ないそうです。
さっそく業者さんも中に入り、
シロアリの発生現場と私が撮影した写真を確認します。
診断の結果はやはり、ヤマトシロアリで間違いないだろうという事でした。
業者さんが床下へもぐり、被害の状況を確認する
どの程度の被害が出ているのかを確認するために、
業者さんが、床下へもぐる事になりました。
この家の場合は、台所にある「床下貯蔵庫」のプラスチックの入れ物をとると
ご覧の通り、床下に入る事が出来るようになっていました。
写真の通り、この家は「布基礎」の様です。
コンクリートはなく、地面が見えています。
しかし、ざっと見たところ、地面はしっかり乾いていて、
ここから見える所には被害は見当たりませんでした。
大家さんは大工さん!
そして、我が家の大家さんですが、床下の構造に関しても非常に詳しく、
業者さんに基礎の敷設図を書きながら、風呂場の下の部分と、階段の下部分に
あたる土台と大引きは、特に入念にチェックするようにと指示を出していました。
「さすがお詳しいですね。」
と、大家さんに話を聞きますと、
大家さんは、
「いや~私、元大工でこの家は自分で作ったものですから」
と、さりげなくすごい事を話します。
土台は無事だった!
床に潜った業者さんの診断の結果によりますと、
土台部分は、非常にきれいで食われていないとの事でした。
ただ、一か所、基礎が四角く囲われてしまっている部分があり、
そこが、丁度シロアリ発生現場の真下なのです。
その部分には入って行けないために確認が出来ないという事でした。
大家さんは、「土台や柱はヒノキのいい材を使っていて、
湿気やシロアリには強いから食ってないと思った!」とおっしゃり
ご満悦の様子です。
業者さんも、ヒノキはシロアリはあまり食わないので、
もっと食べやすい柔らかい木の部分、壁のラス板(と呼ばれる下地材)を
食っているのではないかという事でした。
発生原因の特定
業者さんいわく、床下はしっかり乾燥していて、
一見するとシロアリが出やすい環境ではないそうです。
なので、白蟻に水分を供給できるようなものがあれば、
そこが繁殖源になりそうだという事でした。
1.風呂場
自分は、正直言ってここが原因ではないかなと推測をしています。
というのも、この家のお風呂場は、ユニットバスではなく、
タイル張りなのです。
タイルの目地からのしみ込み、水漏れは結構よくあるトラブルです。
(中古ボロ物件投資家を目指していた時に学んだ豆知識より)
2.給湯器の水漏れ(配管もれ)
次にみんなで家の外へでて、ぐるっと一周見て回りました。
すると、1か所基礎が濡れている部分がありました。
どうやら、給湯器の配管が水漏れを起こしてしまっている様子です。
配管からぽたぽたと水が滴っていました。
直近に私が草刈をした時には、まったく気が付きませんでした。
これがかなり前からこの状態だったとすると、
ここもかなり怪しそうです。
給湯器の配管の修理とシロアリの駆除が決定
今後は、配管の修理をし、
さらにその部分の壁を一部剥がす(外側から)ことによって、
中の被害状況を確認するという事になりました。
この部分は風呂場の壁とも近いので、一部剥がせばそちらの
状態も分かるとのことです。この部分から薬剤を注入して駆除するようです。
その際に、床下にもシロアリ駆除の薬剤をまく様です。
床下の一か所基礎がつながっていて入れない部分には、ドリルでこぶしほどの穴を開けて、
そこからノズルを使って薬剤を注入する事になりました。
自分は、その手の薬剤とかが苦手なので、ちょっと心配ですが・・・。
取り敢えずこの日は今後の駆除計画を立てて終了となりました。
聞いておけばよかったと後悔しています。まさか、あんなにたくさんの薬剤を
床下一面に撒くとは想像もできず・・・。
配管の修理の日程やシロアリの駆除日などが決まったら、
改めて大家さんから、うちに連絡が来ることになりました。
こちらの記事に続きます。
https://tinyhouse-story.com/shiroari-kuzyo001