この土地、買っても大丈夫?落とし穴がないか確認作業を実施する [土地探し 21]

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気に入った土地を見つけました。過去には購入寸前でライバルに先を越された
事もある私達です。すぐにでも買付けを入れたいところですが、はやる気持ちを
ぐっとこらえて、この土地に隠された不安点・落とし穴がないかを徹底的に検証&
確認することにしました。

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本当に買っても大丈夫?落とし穴はないか確認する

家族全員、めでたくこの土地が気に入りました。すぐにでも買い付け(購入の申し込み)を入れたい所ですが、はやる気持ちをぐっと抑えて、慎重にデメリットがないか検証します。

こんばんは!からまつです。今日もタイニーハウスの建材をチェックしに、仕事ついでに都内(ただし、結構外れの方だと思う)の大型ホームセンターを視察してきました。今住んでいるところは、都内の...
(前回の話はこちらです。)

その結果、

心配な点▼

1.隣家との距離が近い

2.隣地に資材置き場がある

3.数百メートル離れた場所に鉄塔がある

以上3つの問題点を発見しました。
これらの問題が本当に大丈夫なのか・・・

私たちはもう一度現地へ向かいひとつずつ検証することにしました。

2度目の現地視察開始

早朝出発し、9時半ごろには現地まで着きました。

年が明けて、この辺りは例年なら、
もう根雪になっている時期なのですが、
今年は雪不足でまだ積もっていませんでした。

雪が積もってしまうと境界の確認が出来ないので、
土地探しには向きません。そういう意味では非常にラッキーでした。

隣人と偶然の遭遇。お話をうかがう。

車を降りて目的の土地まで来たとき、
脇の山道から「ざざ、ざざ。」と落ち葉を踏みしめるような音が聞こえてきます。

クマ?

音は次第に近づき、ついには私たちの所へ・・・。

人でした。ベルトには枝切り用の手のこぎりを
吊り下げ、顔には、小さ目のマスクをしていらっしゃいます。

「こんにちは!」

と、すかざずどんぐりが声をかけます。さらに続けて

「あの~、すみません。この辺りに住んでいらっしゃる方ですか?」

と聞きました。すると、その方は、

「前方を指さし、あそこに住んでいますけど、何か?⤴︎ (イントネーション上げ)

とおっしゃいました。指さしたその先を見ると、
私たちの目当ての土地のとなりにある家でした。

隣にある資材置き場の話しを聞くどんぐり

どんぐり「あの、そこにある資材置き場なんですけど、どういう方のものなんでしょうか?」

隣の方「ああ、あれはこの辺りで個人で土木をやっている方が資材置き場で使っていますよ。それが、何か?⤴︎ 

・・・「何か⤴︎ (イントネーション上げ)」2連発です。

会っていきなり、資材置き場について
詮索する家族に対し、お隣のこの方、
明らかに不信感をもっていらっしゃいます。

ここはまず、自分達があやしいものじゃない事を伝えねば・・・。と、思いましたが

どんぐりは構わず続けます。

どんぐり「その方は、結構頻繁にいらっしゃるんですか?一日中そこで作業したりするんですか?」

隣の方「資材を置いているだけだから、作業とかはないと思いますけど、それが何か⤴︎ 

あまりの緊迫感に堪えられなくなり、私も口を開きます。

私「実は私たち、そこにある売地を見に来た者なんです。そこに自分達で小屋を建ててみたいと思っているんですが、ずっとこちらに住んでいらっしゃるんですか?」

隣の方「そうなんですか。うちは30年前に東京からこっちに移住してきたんです。

一度きりの人生ですから、思い切ってやってきました。

どちらからいらっしゃったんですか?」

「人生一度きり」それがキーワードだ。

私「私たちも東京のはずれから来ました。何年かかるか分からないのですが、自分達で木を伐採して、小さな家を作って、いずれは住みたいと思っています。それで今、土地を探しているんです。」

(ふぅ~・・・やっと自己紹介できました。)

隣の方「それは楽しみですね!なんといっても人生一度きりですから。私も思い切って30年前にこっちにやって来たんです。この辺りはいい所ですよ。」

隣の方は更に続けます。

「ただ、一つだけ気をつけた方がいいのは、そこの沢の橋を渡ると、すぐに狩猟許可区域があるんですよだから、沢の向こうには子供を行かせたらいけませんよ。それから、散歩する時は、このように鈴をつけた方がいいです。」

そういって隣の方はクマ鈴をみせてくれました。なるほど、クマ鈴は熊よけじゃなくて、
狩猟の人に、自分が人間であることをアピールする用途もあるのですね。

その後もなんやかんや話をうかがい、ご挨拶をして別れました。

隣地の問題は妥協できる事項と判断

いきなり、偶然にもお隣の方(以後Aさん)と道でばったり会い、
お話がきけたのはラッキーでした。

私としてはこの方が地元の方ではなく、移住されてきた方だという事が大きなポイントでした。Aさんの家と私たちの土地は、未舗装の小道を挟んでいて、距離は数十メートル離れています。

土地の奥に家を建てるならもっと距離を離すことも出来ますし、
ご迷惑をそれほど多くかけずに、タイニーハウスの建築も出来そうです。

また、同じく隣地の資材置き場の方は、この場所で一日中作業をするわけではなく必要に応じて、資材を取りにいらっしゃるようです。

もしも、ここを大きな会社が使っていて不特定多数の人が出入りしているようだったら、
ちょっとどうかな・・・と思っていたのですが、そうではなさそうなので、
一応は安心しました。

アクセスの良さと測りにかけて、この部分は妥協する事としました。

ここならば、その気になれば4トン車で敷地内へ進入出来ます。
スモールハウスとは言えど、資材を運び込むのは大仕事です。
これは大変助かります。

小屋の建築資材の話はこちら

こんばんは!からまつです。先日、タイニーハウスを自作するために、ホームセンターを見に行った話を書きましたが、 都内にある別のホームセンターにもリサーチしに行ってきたので、その結果を報告し...

残すは鉄塔の電磁波問題

残すは、鉄塔の電磁波問題です。

土地から数百メートル離れたところに鉄塔があるのを、
グーグルマップの航空写真で見つけました。

実際に、電磁波測定器を購入し(思わぬ出費で痛かったです)測定してみる事にしました。

次回は、電磁波測定のお話です。その結果・・・予想外の事実が判明しました。

つづきます。

電磁波測定器を使って、土地の電磁波を調べた時の体験談です。電界も磁界も目に見えないものだけに、色々と不安な気持ちになりました。そこでしっかりと自分で電磁波を測って、購入しても大丈夫な土地なのかを確...
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コメント

  1. 匿名 より:

    東京から来て、人との交流もあんまなさそうなのにイントネーション変わるもんなんだな

  2. karamatsu より:

    こんばんは!
    Aさんは、あまりに唐突に私たちが資材置き場の聞き込みを始めたんで、
    ちょっと驚かれてしまったのだと思います。
    なので、特になまってた訳ではないといいますか。
    その後、ちゃんと自己紹介してお話したら、色々な事を教えて下さり、
    とてもオープンマインドな方でした。