「土地、売って下さい!」お手紙投函作戦計画を練る。[土地探し 19話]

こんばんは!からまつです。今日は挨拶もそこそこに、土地探しの続きのお話を。

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気に入った土地を地主さんに直接交渉してゆずってもらえないだろうか?

前回のお話

  本日も土地探しの実践体験談のつづきです。 前回のお話はこちらです。 この辺りになると、そろそろ土地探しも後半戦となりました。 今振り返ってみれば後半...

で書いた通り、なかなかインターネットの不動産情報では、私たちの希望の物件は出てきませんでした。

そこで、自分達が気に入った土地(当然ですが、その時点で売りに出ているものではありません)の地主さんを探して直接交渉し、土地を購入する事が出来ないか、方法を模索する事にしました。

まずは、気に入った土地を探してピックアップ

今までの土地探しの旅路の中で、一番素敵だった場所がここです。

前回の土地探しの遠征で、「八ヶ岳山麓エリア」が気に入った私達は、 この近辺に的をしぼって、土地を探してみることにしました。 前回の記事はこちらです。 ...

ああ、逃がした魚は大きかった・・・。

この土地が気に入った訳ですから、
ここの近くをくまなく回って、いい場所を見つければよいのでは?
そう思いました。
となれば、後は行動あるのみです。

さっそく私たちは現地へ向かいました。

原村の小屋

こちら、惜しくも買えなかった幻の我らが土地・・・。さらば。

ここに接している道を歩きながら、いい具合の空き地、そして朽ち果てかけたボロ屋を探していきます。

もうあきらかに何年も持ち主さんが来ていないような放置されて傷んだ小屋や、別荘、荒地にねらいを定めます。

いざ交渉の段となった時に、そのような土地なら売ってもらえる確率が上がりそうです。

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まずは、こちら。建物自体はまだまだしっかりしていそうです。ただ、よく見るとデッキ部分が朽ちています。何年も来ていないと推測。

※この土地、僕らが見に行ったほんの10日後から売りに出されました。
お値段なんと800万円(建物解体更地渡し)・・・。

そりゃないよ。いいところだけど高すぎます。

この近辺は、私たちから見たら静かで、のびのびと色々な事がやれそうで最高なんだけど、

お金を持っている人たちから見たら、ただの廃れた元別荘地なんですよね。すぐ隣は朽ち果てた小屋が廃墟になっています。

ほんの1キロも行かないところにいくつかきれいな別荘地があり、更地がもっと安く買える
ため、わざわざここを800万円で買う人は多分出てこないとみました。

数年間売れ残って値下げされたらチャンスかな・・・。次に行きましょう。

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で、こちらがその隣の、崩れかけた小屋です。ここは行けそう!と思って公図をとってみたのですが、土地の間口が狭かった・・・。ものすごい縦長の長方形の土地でした。
そういう訳でここは保留としましょう。

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更に東へ、道沿いに歩いていくと、空き地を発見。とってもいい感じです。

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ちゃんと伐採され、草も刈られた形跡があります。しっかりと人の手が入っていますね。

これはちょっと、安く買うのは難しいかもしれないなと思いつつも、一応は、リストアップしておきます。

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今度は道の反対側を調べます。まずはこちらの建物。いい感じに経年感があります。
持ち主さんもかなりご高齢なのかな。ここは交渉リストに入れておこうと思います。

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さらにこちら、ちょっと見づらいですが、
近づいてみるとかなり傷んだ様子です。

リストアップしておきます。

リストアップした土地の持ち主を探す

午前中、このエリアを歩き回り、いくつかリストアップする事が出来ました。

次に、諏訪法務局という所へ行って、そこにある地図を閲覧します。

そこで、リストアップした土地の地番を探して、適当に一つ選び「公図」と言うものを
取得します。たしか1枚450円程かかったかと記憶しています。

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こういうものが取得できます。

午前中調べてリストアップした土地が、
公図上のどこに位置しているのかをチェックして書き込みをしました。

これで、ピックアップした土地の「地番」というものが分かるので、次はその地番から
「登記事項証明書」あるいは「要約書」というものを取得します。「地番」はちょっと
分かりづらいですが、この公図の画像の、土地ごとに書かれた番号のことです。

これは、郵便で使われる「住所」とは違います。同じ場合もあるのですが、違うことが多いので、公図などから、その土地の正確な地番を知る事が大切です。

これで、現在のその土地の所有者の住所と氏名が確認できます。

 登記情報提供サービスを使ってネットで調べる

このまま続けて、法務局でリストアップした土地の「登記事項証明書」を取得すればいいのですが、リストが7、8件あり、窓口で何度も申請してもらうのはちょっと恥ずかしかったため、公図を1枚だけ取得し、その日は帰りました。

そして後日、インターネットの「登記情報提供サービス」というものを使い
「登記事項証明書」を閲覧しました。

私たちは、土地の正しい地番が分からなかったので、法務局まで直接行きましたが、
地番が分かっていれば、「公図」もこの「登記情報提供サービス」から閲覧できます。

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こちらが、実際にネットで取得した登記情報をプリントアウトしたものです。

TPPの機密文章ばりに塗りつぶしてますが、ここから、土地の「所在(白ぬり)」
「地番(白ぬり)」「地目(この場合は原野」

「面積(1518㎡)」「現在の所有者(白ぬり)」と「住所(白ぬり)」
「所有権移転の原因(この場合は相続ですね)」

などが分かります。もしも抵当などに入っていた場合はそれも記載されています。

このサービスですが、有料です。
登記情報(全部事項)を1枚取得するのに337円かかります。私は、一月の利用料金が
8000円を超えた事があり、

その時は、「これじゃ、土地買う前に金がなくなる!」と思いました。

特に細かく地番が分かれた土地(分筆といいます)は、一つの住所(土地物件)なのに
複数枚取らないと正しく情報が取れない事があり、地味にお金がかかります。

ともあれ、こうして、土地の所有者さんの住所と氏名が分かりました。

さあ、勇気を出して手紙を書こう!

さあ、次はいよいよピックアップした土地の地主さんたちに手紙を書きます。

これが、いったい何を書こうか、結構迷います。
最初の段階でこっちの希望金額まで書くべきか?
いや、ものすごく安い金額を提示しなきゃいけないから、いきなりだと地主さん
怒っちゃうかな?などと考えて、一向に筆が進みません。

私は気分転換に、いつものルーティーンで不動産情報をリサーチし始めました。

このやり方です。この頃には習慣化していました。

本記事では、タイニーハウスや小屋暮らしを実践する為に必要な、安く買える土地を 「どうやってネットで探せばいいのか?」、インターネットを使った土地探しの方法 について、少し詳しく書いてみ...

偶然のミスクリックが運をひきよせた・・・

いつもの様に、ざーっと土地情報に目を通していきます。相変わらず変化がありません。

今日もダメそうだなと思いながら、あるローカルな不動産屋さんのサイトを見ていると
激安物件カテゴリーの中に、なぜか1000万円以上する物件が入っていました。

「なんか間違えていれちゃったのかな?」と思いながらそのページを消そうとしたのですが、
どういう訳かその時、うまくクリックできず、間違えてその高い物件のページを開いてしまいました。

すると、そこに、高い物件ともう一つの安い物件が載っていました。

「これは・・・」写真からも特にピンとくるものはありませんでしたが、
久々に出てきた希望金額内の物件です。

すぐに資料請求して現地へ行くことにしました。

私も、どんぐりも手紙に何を書こうかで散々悩んでおり、ほとんど、気分転換のドライブ
がてらという感じでした。

全く、期待もせず、現地に向かったのです。

こんばんは!からまつです。今日もタイニーハウスの建材をチェックしに、仕事ついでに都内(ただし、結構外れの方だと思う)の大型ホームセンターを視察してきました。今住んでいるところは、都内の...

こちらの話へつづきます。

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