田舎を怪しまれずに散歩&移動する方法(白い軽トラと犬は必需品) [土地探し 16話]

bassai

田舎の集落によそ者が入っていくと、非常に目立ちます。
土地探しのために、下見をするだけでも、結構アウェイの空気を
感じるものです。本記事は、土地探しの際に田舎の集落を歩いた
際の体験と、上手に集落に溶けこむ工夫を書いてみました。

こんばんは、からまつです。

さて、今日も森の中のスモールハウスの自作を目指して、土地を探した話の続きです。

山林の購入を目指した私たち家族でしたが、そのアクセスの厳しさに打ちひしがれ、 あえなく撤退・・・。またコツコツと土地情報を集める日々が再開しました。 前回の話はこちらです。 ...
前回の記事はこちらです。

今日は題して、

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苗字(みょう字)がみんな同じ集落の土地

私たちは長野、山梨県エリアの廃れた別荘地(山林・管理費なし)にある程度狙いを
定めて、土地探しをしていたのですが、この時期は、なかなか希望の物件が
出てこなかったため、昔ながらの集落に属していそうな土地にも、
捜索範囲を広げてみることにしました。

取り敢えず、予算300万円以内の物件をピックアップして、
いくつかまわってみる事にしました。

価格交渉を視野にいれて、できれば200万円以下で購入したいなという腹づもりです。

土地見学の段階でアウェーな雰囲気を痛感する

いくつかまわったどの売地も、なぜか決まって集落のどん詰まりにあり、
日ごろ、その集落の人、関係者以外、絶対来ないだろう・・・。
という雰囲気を漂わせておりました。

正直に言って、現地を視察する事すら、はばかられるといいますか・・・。

田舎の集落をスマートに視察するなら、白い軽トラと犬が必須

犬は無敵
これは今私が住んでいる集落でもそうなのですが、
田舎って「散歩」という文化が存在しない場所が往々にしてあります。

いい大人が一人ですたすた歩いてると「ん??あんた何してんの?暇なの?変わった人?」
という空気になってしまうんです。

雰囲気のいい、畑の小道や、裏山の小道など、一見、普通の道(公道)にみえる所でも、
田舎の場合、実は私有地だったりします。

なので、うっかり散歩でそういう所を歩いていると、「あいつは人の土地でふらふらと何やってんるんだ?」という疑惑の目を向けられてしまうのです。

なので、うちの集落の人など、散歩をしたい人はみんな犬を飼うんだそうです。
犬を連れているだけで、あら不思議。そのようなデリケートゾーンに足を踏み入れて
しまっても、「ああ、犬の散歩ね。」

で済まされるのです。

なのでご近所の詮索好きなおばちゃまなどは、
「あら、ラッキー、だめよ、人の家の庭に勝手に入っちゃ!」

となどと言いながら、ずんずん人様の庭に潜入して来ます。

おまえ、犬より前歩いとるやんけ!

と私は心の中で念じながら、ATフィールドを全開にするのですが、
使徒(おばちゃん)には全く通用しません。
あっけなく、防衛ラインの突破を許してしまうのです。
犬は無敵です。

田舎における、白い軽トラの擬態能力は最強

同様に、ちょっと道のわきに車止めて歩こうか・・・という場合。
田舎の集落では瞬時に住民の監視レーダーが作動し始めます。

これをかいくぐれる、唯一の車、それが「白い軽トラ」です。

4DWの軽トラは非常に有用なため、ほぼ一家に一台という普及率です。
しかもみんな白です。なので、誰がどの車乗ってるか、
パッと見、見分けがつきません。

ちょっとその辺に車を止めても、「ああ、誰かここらで作業でもしてるのね。」
と田舎民の脳みそは瞬時にそれを景色の一部として認識します。

だから間違っても赤とか青とか、白以外のカラーの軽トラは止めた方が無難です。

どうしても乗りたい場合は別に構いませんが、擬態能力はゼロです。

「ああ、からまつさん!昨日、○○の農道に車止めて昼寝してたんだって。
△△さんから聞いたよ。」という具合に、

簡単に個人情報を特定された上に、ご丁寧にフィードバックまで
返してもらえます。

その様なわけで結論です。

私の土地選びの条件に、「犬と軽トラなしで周辺を歩きまわれる」が新たに加わった。

ふらっと一人で自由に歩きまわれる環境にあこがれます。

都会(文京区)に住んでいたころ、散歩するのが大好きでした。
真昼間でも夜中の三時でもおかまいなしに思いたったら、ふらふらと徘徊していました。

山の中で夜の散歩は危険ですが、真昼間からプラプラと目的もなく
散歩に出かける生活を楽しんでみたいものです。

今回見に行った土地はすべてパスです。

土地の周りの9件、全てが小川さん(あえて仮名)という物件

中でもこれには、少なからず驚きました。
もしも私がそこに引っ越すと仮定すると、

小川、小川、小川、小川、小川、小川、小川、からまつ、小川、小川、神社

という集落になります・・・。

うん。ここはやはり、「からまつ」ではなく、「小川」が買うべき土地です。

ああ、明日もまた、土地探し、迷走中です。

この記事は、2016年5月に書いた記事です。 こんばんは!からまつです。 ちまたの飲食店ではそろそろ、「冷やし中華はじめました」の看板が 目につきだす頃かと存じます。 ...

こちらの話へつづきます。

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