以前書いた、ペール缶のロケットストーブに関する記事が、いくつかあるのですが、
材料の準備の話や、作り方の話、使用レビューやアニメネタなど、多岐にわたっていて、
すこし探しにくい状態だったので、それらを目的別に、すぐに読みたいページへ
移動できるように、今回、このまとめ記事をつくってみました。
それぞれの記事の紹介に加えて、新たに補足の情報なども少し、加えてみました。
それでは、さっそく行きたいと思います。題して、
この記事の内容
ペール缶ロケットストーブのD.I.Y.まとめ
ペール缶を使ったロケットストーブの自作の方法をまとめていきます。
1.準備編
まず、この記事では、ロケットストーブというものが、「何故ここまで人気となったのか?」
その秘密を私が、主観&独断で、大胆に推理してみました。
ペール缶の入手方法
妻どんぐりが、あちこちのガソリンスタンドから、合計4つ程、入手してくれました。
全て、ガソリンスタンドの店員さんに声をかけて、
もらって来ました。どんぐりの話によりますと、
「お店によっては、規則で缶をあげてはいけない事になっている所もある。」
そうです。
(ペール缶にはその会社のマークが入っていますので)、
非常に残念な思いをしたそうです。
以来、そのお店(おそらく系列店も同じ方針)では、
ペール缶はお客さんにあげないという、ルールになってしまったそうです。
ちなみにこのお話をうかがったのは、とある「海の幸」のトレードマークが印象的な
お店でした。
また、別の会社のガソリンスタンドで、ペール缶をもらおうとした際には、
「ちょうど先週回収に出しちゃったところなんです。すみません。」
と言われたこともあったそうです。タイミングも大事なようです。
(どんぐりは、後にこのお店に再アタックしてゲットに成功しています。)
車の整備関係をしているお店なども可能性がありそうです。
私達は、ガソリンスタンドからしか入手した事がないため、推測の話に
なってしまいますが、そういうお店から入手できたという話を聞きました。
お店を見回して、ペール缶がそこらへんに転がっていたりしたら、
声を掛けるとよいでしょう。
ガソリンスタンドでも、車の整備関係のお店でも、やはり、給油したり、
修理を依頼したりして、実際にお金を支払う時の方が、
話かけやすいし、成功率も上がる気がします。
ただ、コミュ力に自信のある方などは、この限りではありません。
相手が、要らないものならば、もらえる可能性は常にありますので、
いらなそうなペール缶がお店にあれば、ガンガン声を掛けてみたら、
オーケーです。
うちの場合も、ガソリンを給油する先々で、声をかけて、なんとか入手しました。
めげずにあちこち声をかけていれば、必ずゲットできると思います。(どんぐり談)
購入する事も出来ます。
また、ジモティーなどのサイトで、無料でもらえるものや、格安のものがないかを
マメにチェックするのも1つの選択肢になると思います。
今ざっと見たところ、東京都で100円で出している人がいました。
ネットショップで新品が2000円弱なので、中古なら、500円くらいまでなら、
自分としては、アリかなと思いました。ちなみに、ジモティーは直接取引(手渡し・お住まいの地域が近い人同士)が原則です。
前払いなどを要求する人とは、取引しない様にしましょう。利用する場合には、一通り規約や、サイトの趣旨などにも目を通しておきましょう。ジモティーのサイトはこちら
2.必要な材料とかかる費用(値段)
こちらの記事は、
かかる予算を調べたものです。
インターネットを使って、材料を全部そろえた場合の予算や、
ペール缶をもらいものではなく、購入した場合の見積もりも、
リサーチして比較として載せてありますので、参考にして頂ければ
嬉しいです。
3.作り方・実践編(手順と詳細写真)
材料を準備し、製作を開始しました。
作り方の手順と、実際の製作の様子は、以下の二つの記事でご覧いただけます。
実は、断熱材と使用する「パーライト」の量が足りず、
約36ℓ~40ℓ必要です。私は、当初18ℓのものを一袋しか
購入しなかったため、後日あらためて、ホームセンターへ買い足しに
行かなくてはなりませんでした。
1日で製作を完了させる事が出来ませんでした。
未完成の状態で、強引に燃焼実験をしましたが、あえなく失敗。
(写真は、未完成のまま燃焼実験をする様子)
後日、断熱材を追加で購入して、つづきを作り、完成させました。
その様子をまとめたのが、こちらの後編(続編)になります。
作業していけば、誰でも簡単に作る事が出来ます。
電動ドリルがなければ、「キリ」と「金切りばさみ」で代用出来ます。
よりによって、東京に大寒波が来た時に、屋外で製作したために、
非常に寒かったです。ロケットストーブは、寒くなる前に作っておいて、
寒くなったら使う方がいいですね。
「寒い日にロケットストーブを使う。」
「寒い日にロケットストーブを作る。」
たった2文字の違いですが、この違いは大きいです。
4.使用レビュー:実際の使用の様子と感想
完成したロケットストーブの燃焼実験もかねて、
さっそく翌日に、使用してみました。
着火~お湯が沸くまでのはなし
その模様は、こちらの記事をどうぞ。
前日と同様、関東を寒波がおそい、寒い一日でしたが、
存分にロケットストーブを楽しむことが出来ました。
石焼じゃがいもを作ろうとして、大パニックとなったはなし
無事にお湯を沸かす事に成功し、お茶をたしなんだ後、
さらに調子にのって、今度は、「石焼じゃがいも」を作ることになりました。
「石焼」など、いままでの人生で一度もやった事がありません。
充分下調べをせず、適当にやったため、随分とどたばたし、
さまざまなハプニングに見舞われました。
5.ロケットストーブの注意点、そして魅力
注意点・危険性について
自作したロケットストーブをはじめて使用し、
「石焼じゃがいも」を作る過程で、かなりどたばたと、
色々やらかしてしまいました。
その際に、いくつか、「これは、一歩間違えると、本当に危険だな。」
と思う事があったので、この記事を書きました。
この時に失った、息子ガジュマルの髪の毛も、あれから一月近くたち、
無事に元通り、伸びて来ました。
破損した土鍋も、庭の資材を保護するために被せたブルーシートの
「重し」として、第2の人生をスタート。元気にやっています。
魅力やメリット、利点など
そして、同時にロケットストーブのメリットや魅力も改めて感じました。
上の記事の後半では、私が感じた、ロケットストーブの利点についても
書きました。
最後に
今回のペール缶ロケットストーブは、基本に忠実な、標準タイプを作りました。
今後、カスタマイズしたり、他のタイプのものを作った際には、
随時、追記&新記事で報告していきます。