さて、本日もタイニーハウスの土地探しの話のつづきです。
前回の話はこちら
所有権移転登記の問題も片付き、あとはいよいよ、契約と決済を残すのみです。
しかし、油断は禁物です。今まで何度も土壇場でどんでん返しをくらって来ました。
この記事の内容 [閉じる]
現金を新札(新券)に交換する
今回は現金で決済を選んだ
不動産屋さんの担当Qさんから、当日の決済方法についてどうするか連絡がありました。
現地は金融機関の数類が少なく、当日振込の場合はゆうちょ銀行のみになるとの事でした。
私はゆうちょ銀行を使っていないので、これはなしです。
小切手(自己宛小切手・銀行が発行した、支店長名の小切手)という手段もありますが、
ここはシンプルに現金を持参する事にしました。
一般的な不動産取引より、一つゼロが少ないですが、私達にとっては大金です。
ちょっと緊張します。
ATMでおろしたお金がきれいじゃない
いよいよ現金を用意します。
ATMだと、50万円が一度(一日)に引き出せる限度額のようです。
使っている銀行の支店が近くにないので、コンビニで何回かに分けて引き出しておきました。
何かあるといけないので、少しだけ余分に用意しておきました。
私は普段、家に現金など置いていないので、何だか落ち着かない数日間でした。
ここで、一つ疑問が浮かびました。「やっぱりお金は新札の方がいいのかな?」
というのも、ATMから下ろしたお金が、お世辞にも綺麗と言える感じではないのです。
心配性の私は、新券に交換に行って、その時に何かあったら怖いので、
このままでいいのではないかと思ったのですが、
妻どんぐりの「せっかくだから新札にしよう。」の一声で、手持ちのお札を
新札に両替する事になりました。
新札に交換が出来るかどうか、最寄りの銀行にたずねる
どんぐりが、最寄りの銀行(信用金庫)に、新券への両替が出来るか電話で尋ねます。
私も横で聞き耳を立てます。ちなみにこの銀行の口座を私たちは、持っていないのです。
普段、メインで使っている銀行は支店が遠く、わざわざお金を持っていく気になれませんでした。
どんぐり「手持ちの現金を新札に交換して頂きたいのですが、可能でしょうか?」
銀行員さん「はい。大丈夫ですよ。お札(おさつ)からお札にですか?」
どんぐり「はい。一万円を新券の一万円に交換して頂きたいのです。」
銀行員さん「分かりました。おいくら程でしょうか?」
どんぐり「○○万円です。」
銀行員さん「大丈夫です。念のため、新券の在庫を確認して参りますので少々お待ちください。」「(一分後)大丈夫です。いつ頃いらっしゃいますか?」
どんぐり「今日の11時半ごろでお願いします。」
銀行員さん「承りました。お待ちしております。」
その銀行の口座を持っていなくても、新札への交換や両替は可能
現金を持参すれば、その銀行に口座を持っていなくても、新券に交換、両替をしてもらえる事が分かりました。
ただ、硬化から新札への両替や、金額があまりに大きい場合には、手数料がかかる事もある様なので、事前に銀行に電話して、確認してから行きましょう。
また、金額があまりに大きい場合には、その支店に「新券の在庫」が足りない場合もあるようなので、これも一緒に確認した方が良いでしょう。
まあ、私たちのお願いした金額の在庫がない銀行さんは、多分存在しないかと思います。
無事に新券への交換が完了した
約束の時間に銀行へ到着し、めでたく新札への交換が完了しました。
銀行員さんから差し出された申込書に金額と名前等を書いて渡すと
すぐに用意して下さいました。
カモフラージュのために用意した、西友の青いビニール袋に新券を入れ、
しっかり握りしめて帰ります。
慣れない事をすると、とっても疲れますね。
契約日は3日後
契約日まで、3日程あります。万が一にも泥棒に入られたらどうしよう・・。
などと、要らぬ心配をしてしまいます。
また、お金がスーパー(西友)の袋に入っているので、間違えて捨ててしまわないように気をつけなくてはいけません。
袋からそっと取り出し、札束のにおいを嗅いだり、札束でお互いの顔を叩いたりして家族三人でニヤニヤします。ちょっぴり変な家族です。束の間のプチ富豪気分を楽しみます。
そして、このぴかぴかの新札たちとも後3日でお別れです。
あ、それから、冒頭の札束の写真はフリーの参考素材です。
私たちが交換した新札はもっと、ずっと少ないですよ。念のためにお伝えしておきます。
さあ、次回は契約。土地探し編いよいよ最終回です!
https://tinyhouse-story.com/tochisagashi-30