こんばんは!からまつです。
昨日までは、土地の開拓のお話でしたが、現在はまた東京に帰ってきております。
すぐにでもまた現地へ飛んで、伐採の続きをしたいところですが、
こっちにいても出来る事があります。
タイニーハウスの建築資材の調達は、こちらにいるうちに行う事にしました。
メインで使うのはこのホームセンターです。
まずは、最初に鉄骨の土台づくりに着手する予定なのですが、鉄骨を調達した際に置く場所がありません。
直接、庭の地べたに置いたら、あっという間にさびてしまいそうです。
そこで、資材を置くための「馬」を製作する事にしました。
馬を並べた上に、コンパネを敷けば、簡易の作業台も作る事ができます。
そのため、仕入れた資材を置くための馬が2脚
作業台とする馬が2脚
加工済みの材を置くための馬が2脚
の合計6脚の馬を作ることにしました。
ちなみに日本語では「馬」ですが、英語では「ソーホース(sawhorse)」と言います。どちらも馬という単語が入っていて興味深いですね。
この記事の内容
ソーホース(馬)の製作
では、いよいよ馬(ソーホース)の製作に取り掛かっていきたいと思います。
既に材料は買いだしてあります。
その後しばらくリビングに放置してある状態です。
この木材たち、かなりのボリュームで場所を取っております。
墨付けをする
墨付けとは、木材を加工する際に目印をつける事をいいます。
タイニーハウスの柱の刻み(加工)では、実際に墨(すみ)を使って印をつけるつもりですが、今回は鉛筆で線を引いて印をつけていきます。
本来、コンパネなどの上に下書きを書く方がよいのだと思いますが、我が家には適当なものがなかったので、キッチンの床に養生テープをはり、そこにマジックで下書きをしました。
1.写真の丸部分を結んだ直線とその中心点を印づけします。
丸から丸までは、2尺(60.6センチ)中心から両端まではそれぞれ1尺(30.3センチ)です。今回は60センチ、30センチで印付しました。
2.2等辺3角形をつくり直角を出す
1で引いた直線を底辺とした2等辺3角形を作って印をつけます。そして、その印と、1で引いた直線のセンターの中心点を結ぶ直線を引きます。
すると写真の図のようになり、垂直がだせます。
3.木材をあてがい、墨付け(印つけ)をする
ここで作った図に、実際に使用する木材をあてがい印をつけていきます。
こんな感じで木を当てて鉛筆でラインを入れました。
結構地味で面倒くさい作業ですが、ここで間違えたら話にならないので
丁寧に何度も確認しながら進んでいきます。
ライン(墨)に沿ってカットする
次はいよいよ木材をカットしていきます。
ここで、先日購入した電動丸ノコの出番です。
戦いの場を場外へ移し作業開始です。
木材の厚みが60ミリなので、丸ノコの刃の切り込み深さは、最大の65ミリにセットします。コンセントを入れてトリガーを引くとソーチェーン(刃)が回転します。
なので、切り込み深さや角度の調節は、必ずコンセントが抜かれているのを確認して行うようにします。
緊迫の切断開始です。
鉛筆で引いたラインに沿って直線カットです。家にたまたまあった鉄板を定規につかって
切断していきます。
想像以上に木くずが飛び散ります。
目を保護するゴーグルは必ず着用しておいた方がよいですね。
カット完了。きれいな切り口に感動しました。
実際に切り口をさわってもツルツルしています。
丸ノコの性能を実感しました。これからの家づくりで大活躍してくれる事でしょう。
しかし、ビギナーズラックもここまでだった
意気揚々と次の工程に移ります。
次は、この部分に挑戦します。
むむ。難しい。丸ノコは刃が丸いのでこの狭い部分では刃が下まで届きません。
木を反対にひっくり返して裏側からもカットします。
しかしなかなか貫通させる事ができず、先の部分が外れません。
ガリガリと試行錯誤の末、なんとか切断、切り離しに成功するも・・・
う~ん。切り口がきたないです。裏と表から切ったところがズレてしまっているのが
写真からも分かると思います。
この辺りはやっぱり練習というか、使い慣れて上達するまで経験が必要かもしれません。
柱の刻みの前に、この「馬(ソーホース)」作りで少しでも丸ノコの扱いに慣れておきたいところです。
まとめ
この日はここでタイムアップとなりました。
もう少し続けたかったですが、日が落ちたため終了です。
慣れない作業の為、進行のスピードも遅く、もたもたやっておりましたが、これが本番の家づくりで活きてくるはずだと自分に言い聞かせます。
見た目が少々わるくても、丁寧で丈夫なものが作れるように実践あるのみです。
丸ノコの使用で出る木くずにもびっくりしました。
すごく細かくて、広範囲に飛び散ります。
この「木くず」を集めて何かに利用できないかと色々アイデアを温めています。
取り敢えず、木くずは捨てずに、出来るだけ収集しておこうと思います。
さて、ソーホース(馬)作りは第3回へつづきます。