組み立て・作り方の手順と、使用する材料、価格などをレポートします。
こんばんは!からまつです。この所、色々と雑用に追われ、セルフビルドの作業と報告レポートが遅れていましたが、少しずつ、作業を再開出来そうです。
タイニーハウスのセルフビルドを始めるにあたって、一番最初に準備の段階で、「馬(作業台)」を6脚製作しました。しかし、鉄骨や柱材など、予想以上にスペースを取ってしまい、急遽、更に4脚ほど馬が必要になりました。
そこで、新たに馬を製作しました。
以前作った本格的な馬ではなく、今回は、時間短縮のために
ソーホースブラケットとツーバイ材を使用したものを作ってみました。
前作と比べると、非常に簡単に手早く作れてしまい、驚きました。
この記事の内容
ソーホースブラケットを使ったツーバイ材の馬の作り方
用意するもの(必要な材料)~2脚分
ソーホースブラケット(2個入り×2コ)
アメリカのFULTON(フルトン)社という所の製品(MODEL300)です。400ポンド、約181キログラムの耐荷重があります。
ツーバイ材をジョイントしてくれる接合金具です。
この箱に2つ入っていますので、2脚作るには、合計4つ。つまり2箱必要になります。
amazonの価格だと、2個セットのものがだいたい1500円〜。また2個×2セット(計4個)のものが3000円位で販売されています。
ソーホースブラケットは、品揃えの良いホームセンターでないと置いていない可能性があります。ただ、在庫があれば、amazonよりは安い可能性もあります。
私は、たまたまジョイフルホンダで安売りのソーホースブラケット(半額セール?)を購入できたため、この部分の出費は上記の半額程度で抑えることができました。
コーススレッド 3.8(or3.3)×32ミリ 計24本
箱の説明書だと、釘で打っていますが、取り外しが出来た方が便利だろうと
いう事で、今回はコーススレッドを選びました。
長さは、42ミリのものと迷いましたが、ツーバイ材の厚みが38ミリなので、先が飛び出さない様に32ミリをチョイスしました。これ以上短いと今度は、強度が心配なので、私の場合は32ミリで行く事にします。
また、太さは3.8ミリのものを選びましたが、amazonを見ると、太さ3.3ミリ、長さ35ミリのステンレスコーススレッドがリーズナブルですね。
逆に、3.8ミリのものは送料等の関係からか高いですね。このサイズのネジはホームセンターで購入した方が安いかもしれませんね。110本入りで533円で購入しました。
ツーバイフォー材(2×4材)
そして、「馬の背」になる部分が合計2本要ります。
私は、馬の脚の長さを60センチ、馬の背を90センチで作りました。
その場合、ツーバイ材は、6フィート(約182センチ)のものが、4本必要になります。すると、約60センチ強の端材が出る計算になります。
私は計算するのが面倒だったため・・・。
いえ、頭の出来がわるかったため、6フィート4本買って、60センチ余らせてしまいました。
ホームセンターで寸法通りにカットしてもらいました。
なお、ツーバイ材は、amazonの価格を見たところ、ホームセンターよりも圧倒的に高かったため、あえて載せないで置きます。
私は、ホームセンターで6フィート1本360円×4本=1440円で購入しました。ただ、このお店は、カットが有料なので、別途加工代として、180円かかりました。
この日は、軽自動車で、仕事帰りに寄ったため、カットしてもらわないと
持ち帰る事が出来ませんでした。
馬2脚分の合計金額約4000円
ソーホース2脚を製作するのにかかった費用は、合計約4000円でした。
私が購入したお店は、かなり資材関係が安いお店なので、ネットやローカルな
ホームセンターだと、もう少し費用がかかりそうです。
また、ツーバイフォー材は輸入品が多いはずですので、その時々の為替相場によって、かなり金額が変わりそうです。
ですので、上記金額は、おおよその目安と考えて頂ければと思います。
この上に合板などを敷いて、テーブル型の作業台として使用する場合は、これにプラス、天板として使う合板等の費用がかかります。
作り方・組立の手順
作り方は至って簡単です。
1.防腐のための塗装
まず、最初に防腐のために塗装しました。
完成後に塗装しても大丈夫です。私は先に済ませました。
2.脚部分の組立
ソーホースブラケットを写真のようにはめ込みます。
脚を広げるとこのような感じになります。
写真、丸で囲っている場所にコーススレッドを打って固定します。裏側にも同じように穴が開いているため、忘れずに打っておきます。
下穴処理をする
ドリルで下穴を開けておきます。
いきなりコーススレッドを打って
木が割れてしまわない様にするためです。
コーススレッドで留めて行きます。あまり深くまで締めてしまうと、ソーホースブラケットの穴の部分が凹んだり、広がってしまうので、強く締めすぎない様に気をつけます。
馬の背の部分を乗せて固定する
これと同じものをもう一つ作って、
脚を広げてやり、「馬の背」となる部分、90センチのツーバイ材を乗せます。
この時点で、早くも完成形が見えて来ました。
次は、四角い枠で囲った部分を
コースレッドで留めてやります。
裏側もあるので、合計8か所です。
この部分もまずは、下穴あけからスタートです。
そして、ネジ留めすれば完成です。
ここまでの所要時間は30分程度でしょうか。
前回の馬作りは、全部で30時間以上を要したのですが、ソーホースブラケットを使うとすごく簡単に「馬」を作ることが出来ます。
そして、この「ソーホースブラケット」、めっちゃいい笑顔をしているんです。
このソーホースブラケットを使ったソーホース、最大の利点は、「折りたためる事」です。
写真のスマイル君の目の部分のコーススレッドを2つ外してやる(裏はそのまま)と脚を閉じてキュッと折りたたんでしまえるんです。とっても便利ですね。
完成したソーホースは、
廊下で墨付け作業(刻む位置などにしるしをつける作業です)時に活躍しています。
軽くてコンパクトなので、機動力抜群です。
こちらの馬は、
1トン以上積んでもびくとしない頑強さがウリですね。
適材適所という感じでしょうか。
いずれは、ソーホースに天板を乗せて、オシャレなテーブルでも作ってみたいものです。