ソーホースブラケットとツーバイ材を使った馬(作業台)の作り方~手順と必要な材料

ソーホースブラケットとツーバイフォー(2×4)材を使って馬(作業台)を製作しました。
組み立て・作り方の手順と、使用する材料、価格などをレポートします。

こんばんは!からまつです。この所、色々と雑用に追われ、セルフビルドの作業と報告レポートが遅れていましたが、少しずつ、作業を再開出来そうです。

タイニーハウスのセルフビルドを始めるにあたって、一番最初に準備の段階で、「馬(作業台)」を6脚製作しました。しかし、鉄骨や柱材など、予想以上にスペースを取ってしまい、急遽、更に4脚ほど馬が必要になりました。

タイニーハウスをセルフビルドするために、まずは資材を置いたり、簡易作業台とするための ソーホース(馬)を製作しています。 1週間かけてようやくソーホースが1脚だけ完成 作り始めてから、かれこ...

そこで、新たに馬を製作しました。
以前作った本格的な馬ではなく、今回は、時間短縮のために
ソーホースブラケットとツーバイ材を使用したものを作ってみました。

前作と比べると、非常に簡単に手早く作れてしまい、驚きました。

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ソーホースブラケットを使ったツーバイ材の馬の作り方

用意するもの(必要な材料)~2脚分

ソーホースブラケット(2個入り×2コ)

アメリカのFULTON(フルトン)社という所の製品(MODEL300)です。400ポンド、約181キログラムの耐荷重があります。

ツーバイ材をジョイントしてくれる接合金具です。

この箱に2つ入っていますので、2脚作るには、合計4つ。つまり2箱必要になります。

価格amazon 1550円×2=3100円

amazonの価格だと、2個セットのものがだいたい1500円〜。また2個×2セット(計4個)のものが3000円位で販売されています。

ソーホースブラケットは、品揃えの良いホームセンターでないと置いていない可能性があります。ただ、在庫があれば、amazonよりは安い可能性もあります。

私は、たまたまジョイフルホンダで安売りのソーホースブラケット(半額セール?)を購入できたため、この部分の出費は上記の半額程度で抑えることができました。

コーススレッド 3.8(or3.3)×32ミリ 計24本

箱の説明書だと、釘で打っていますが、取り外しが出来た方が便利だろうと
いう事で、今回はコーススレッドを選びました。

屋外での使用がメインとなるため、サビ対策を考え、ステンレス製のものにしました。釘を使う場合にも、ステンレス製の方が、長持ちすると思います。

長さは、42ミリのものと迷いましたが、ツーバイ材の厚みが38ミリなので、先が飛び出さない様に32ミリをチョイスしました。これ以上短いと今度は、強度が心配なので、私の場合は32ミリで行く事にします。

また、太さは3.8ミリのものを選びましたが、amazonを見ると、太さ3.3ミリ、長さ35ミリのステンレスコーススレッドがリーズナブルですね。

逆に、3.8ミリのものは送料等の関係からか高いですね。このサイズのネジはホームセンターで購入した方が安いかもしれませんね。110本入りで533円で購入しました。

ツーバイフォー材(2×4材)

ツーバイフォー材は、脚となる部分が、合計8本、同じ長さで必要です。
そして、「馬の背」になる部分が合計2本要ります。

私は、馬の脚の長さを60センチ、馬の背を90センチで作りました。

その場合、ツーバイ材は、6フィート(約182センチ)のものが、4本必要になります。すると、約60センチ強の端材が出る計算になります。

端材を出さないようにするためには、10フィート(約304センチ)1本と、6フィート(約182センチ)が2本という組み合わせが良さそうです。

私は計算するのが面倒だったため・・・。

いえ、頭の出来がわるかったため、6フィート4本買って、60センチ余らせてしまいました。

ホームセンターで寸法通りにカットしてもらいました。

なお、ツーバイ材は、amazonの価格を見たところ、ホームセンターよりも圧倒的に高かったため、あえて載せないで置きます。

私は、ホームセンターで6フィート1本360円×4本=1440円で購入しました。ただ、このお店は、カットが有料なので、別途加工代として、180円かかりました。

この日は、軽自動車で、仕事帰りに寄ったため、カットしてもらわないと
持ち帰る事が出来ませんでした。

馬2脚分の合計金額約4000円

ソーホース2脚を製作するのにかかった費用は、合計約4000円でした。

私が購入したお店は、かなり資材関係が安いお店なので、ネットやローカルな
ホームセンターだと、もう少し費用がかかりそうです。

また、ツーバイフォー材は輸入品が多いはずですので、その時々の為替相場によって、かなり金額が変わりそうです。

ですので、上記金額は、おおよその目安と考えて頂ければと思います。

※今回は、ソーホース2脚の費用だけを出しました。

この上に合板などを敷いて、テーブル型の作業台として使用する場合は、これにプラス、天板として使う合板等の費用がかかります。

作り方・組立の手順

作り方は至って簡単です。

1.防腐のための塗装

まず、最初に防腐のために塗装しました。

完成後に塗装しても大丈夫です。私は先に済ませました。

2.脚部分の組立

ソーホースブラケットを写真のようにはめ込みます。

脚を広げるとこのような感じになります。

写真、丸で囲っている場所にコーススレッドを打って固定します。裏側にも同じように穴が開いているため、忘れずに打っておきます。

下穴処理をする

ドリルで下穴を開けておきます。

いきなりコーススレッドを打って
木が割れてしまわない様にするためです。

コーススレッドで留めて行きます。あまり深くまで締めてしまうと、ソーホースブラケットの穴の部分が凹んだり、広がってしまうので、強く締めすぎない様に気をつけます。

馬の背の部分を乗せて固定する

これと同じものをもう一つ作って、
脚を広げてやり、「馬の背」となる部分、90センチのツーバイ材を乗せます。

この時点で、早くも完成形が見えて来ました。

次は、四角い枠で囲った部分を
コースレッドで留めてやります。
裏側もあるので、合計8か所です。

この部分もまずは、下穴あけからスタートです。

そして、ネジ留めすれば完成です。

ここまでの所要時間は30分程度でしょうか。

前回の馬作りは、全部で30時間以上を要したのですが、ソーホースブラケットを使うとすごく簡単に「馬」を作ることが出来ます。

そして、この「ソーホースブラケット」、めっちゃいい笑顔をしているんです。

このソーホースブラケットを使ったソーホース、最大の利点は、「折りたためる事」です。

写真のスマイル君の目の部分のコーススレッドを2つ外してやる(裏はそのまま)と脚を閉じてキュッと折りたたんでしまえるんです。とっても便利ですね。

完成したソーホースは、
廊下で墨付け作業(刻む位置などにしるしをつける作業です)時に活躍しています。

軽くてコンパクトなので、機動力抜群です。

こちらの馬は、
1トン以上積んでもびくとしない頑強さがウリですね。

適材適所という感じでしょうか。

いずれは、ソーホースに天板を乗せて、オシャレなテーブルでも作ってみたいものです。

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