こんばんは!からまつです。すっかり暑くなりましたね。早くも夏到来といったところでしょうか。
八月は、タイニーハウスのセルフビルドのため、現地(私たち家族がタイニーハウスを建てるために購入した土地)でキャンプ生活をしながら開拓と建築を進める予定です。
当たり前だけどライフラインのない土地でこの暑さは・・・やばいです。
何か対策を考えなくてはなりませんね。
この土地、一応は避暑地ですし、今住んでいる所よりは涼しいはずなのですが、先月、開拓のために訪れた際は、なんか普通に暑かったような気がします。
うん。暑いと覚悟して行った方がよさそうです。
この記事の内容
ソーホースを塗装(防腐処理)する
さて、セルフビルドの為の下準備で、長い間、ソーホース(馬)を作っていました。
建築資材を置いたり、作業台として使ったりする予定です。
全部で6脚製作した馬を外へ出して、防腐のために塗装すればいよいよ資材搬入の準備が整います。
前回のお話はこちらです。
晴れた!夕立前に馬を塗れ
さて、もう夏本番です。塗料の乾きも良く、塗装にはもってこいの季節です。
ただ、唯一恐いのが夕立です。
うちは山沿いの田舎なので、夕立も強烈なのです。
つい先週も、犬の散歩に出かけた隣のおじさんが、散歩途中で夕立に遭遇し、
ずぶ濡れで家の方へ走っていく姿を目撃したばかり。
その時僕は、庭で丸ノコを使って馬の脚を加工中でした。
間一髪、丸のこと木材を玄関に放り込んでセーフだったのですが、
「ゴロゴロ・・・ぽた・・・ぽた。」からの「ドシャ~~」までの間隔が非常に短く、
おそらく2分以内だったんじゃないかという気がします。
そんな訳で、塗装中に夕立に見舞われたらアウトです。
唯一の対策は夕立前に塗装を終えること。つまり、午前中、朝の作業が勝負です!
いきなりの寝坊。もはやお約束である。
はい。寝坊しました。年を取ると朝早く、自然に目が覚めるようになるといいますが、
私はまだまだ若造ですね。いくらでも寝れてしまいます・・・。
「朝が勝負とか偉そうなこと言っといて今何時だと思ってんの?」
つぎつぎと繰り出される、妻どんぐりの小言のジャブの嵐を、軽やかなステップワークで切り抜け、6脚の馬(ソーホース)を外に運び出します。
ひっくり返して、脚から塗っていく
どうにか全部引っ張り出しました。これで我が家の廊下も本来の機能を取り戻しました。
地面に接する脚の部分が一番傷みやすいのではなかろうかという事で、
まずはひっくり返して足から塗装していく事にしました。
塗る前に塗料はよく混ぜよう
まず、蓋をマイナスドライバーでこじって開けました。
これがまた結構てこずり、あーだこーだと格闘の末、ようやく開封です。
なかなか頑固な蓋でした。
説明書きによると、「よく混ぜてから使ってね。じゃないと成分が均等になってないから、防腐効果が得られなかったりするよ。」との事です。
ぐりぐりとかき混ぜて塗装スタートです。
こんな感じで塗っていきます。正直、素の木目の感じや色合いが気に入っていたので
残念ですが、長く使いたいので仕方がありません。
この塗料は、思った以上に「シャビシャビ」していて、伸びはすごく良かったです。
粘り気はなく、どんどん垂れてきます。
色は「ブラウン」という事だったのですが、実際にはもっと薄く、
ちょっと黒っぽい様な風合いでした。赤みの強い杉材の部分は、わりかしブラウンに近い濃い色が出ますが、白い松の部分などは、色がしっかりと着き辛い印象です。
写真の様にひっくり返して塗って行く際、地面の土がついて塗料がしっかり塗れないとこまるので、プチプチで養生しておきました。
※地面が乾いていたので、この養生はあまり必要がなかったです。土がついても手で払えば簡単に落ちました。
安定がわるく倒れてしまう
地面は意外とぼこぼこしていて、逆さに置くと馬の安定が良くなくて、
少し風であおられるだけで、馬がコロコロと倒れてきてしまいます。
倒れると土がついてしまい厄介(やっかい)です。
少しでも安定しやすい場所を探すうちに
ほとんどのソーホースをコンクリートの犬走りの上に移動しました。
脚下部分の塗装が完了しました。
昼食をとりながら乾くのを待ちます。
元の向きに戻し、馬の上部を塗っていく
さあ、今度はひっくり返して、ソーホースの上部を塗装します。
養生のプチプチ(本名は気泡入り緩衝材)を取り外して上を塗っていきます。
こんな感じになりました。この色合い、
なんとなくですが「キャンプ場」を連想してしまいました。
取り敢えず6脚全部塗り終えました。
ここで一度乾かして、その後で「2度塗り」をします。
2度塗りとは、言うまでもなくもう一度塗る事です。
一度塗っただけよりも長持ちします。
昔、不動産投資の勉強をしている時に、「屋根などの塗装は、
必ず二度塗りしてもらう様に業者さんにお願いする事」が大事だと学びました。
多分、馬でも同じでしょう。
こちらは、2度塗り後の様子です。
一度目と同じ作業をもう一度繰り返すだけです。ただ、もうれつに面倒くさかったです。
なるほど、一度塗りだけで終わらせてしまう手抜き?業者さんの気持ちがよく分かりました。
いつか、業者さんに塗装をお願いする事があったら、ちゃんと2度塗りしているかどうかを
実際に現場で確認した方が良いかもしれません。そして、しっかりやってもらった際には、
心を込めてお礼を言ったほうが良いでしょう。場合によっては、最初に「寸志」を渡しておくのもありかもしれません。
何しろ一度塗っただけでも、2度塗ってもほとんど見た目には分からないのです。しかし、数年後には確実に違いが出てくる気がします。
まとめ
幸運にもこの日は夕立は来ずに、無事塗装を終わらせることが出来ました。
そしていよいよ、資材搬入の準備が出来ました。
まずはタイニーハウスの土台部分の製作から開始します。
ようやくスタートラインに立ちました。ワクワクします。
という訳で、「馬(ソーホース)作り編」は今回で完結です。
2017年2月追記:新たにもう2脚、ソーホースブラケットを
使った簡易的な「馬」を製作しました。
次回からは、「タイニーハウスの鉄骨土台づくり編」に突入します。
https://tinyhouse-story.com/shizai-hannyu01
本ブログ、「タイニーハウス物語」って何?と興味を持ってくださった方は、
こちらの記事をどうぞご覧下さい。
https://tinyhouse-story.com/tinyhouseproject
コメント
組み立てる前に塗ったらダメだったんですか!?
こんにちは!組み立てる前に塗ったら・・・・。良かったと思います!!
ただ、出来た馬を塗装しなきゃならないという事に、完成するまで気が付かなかった・・・訳です。
また一つ学習してしまいました。