現在私は、タイニーハウスの鉄骨のフレーム(土台)部分を自作中です。フレームは、大きく分けて3つの部分があり、今日はそのうちの一つが完成(仮組ですが)しました。
その模様はまた改めて更新していきたいと思います。
溶接の練習~半自動溶接をマスターせよ
以前、こんな記事を書きました。
しかし、その後、ほとんど溶接機をさわる機会もなく・・・。この半自動溶接機(アーキュリー80LUNAII SAY-80L2)は部屋の片隅でじっと出番を待ってひっそりとしておりました。
半自動溶接機「アーキュリー80ルナⅡ」
現地に鉄骨の土台を搬入し、組み立て終わると、いよいよ溶接となります。その前に少しずつでも練習して、溶接に慣れていかなくてはなりません。
スズキッド(SUZUKID) アーキュリー80LUNAII SAY-80L2 新品価格 |
この半自動溶接機・アーキュリー80ルナ2を使って、現場で溶接が出来るように事前に準備と検証を行います。
Lアングル(4.5ミリ厚)と角パイプ(3.2ミリ厚)を溶接できるか検証
今回は、4.5ミリ厚のL型のアングルと3.2ミリの鉄骨(角パイプ)を溶接できるかを練習&検証してみます。
ネットで調べると、「100ボルトの溶接機なんて「おもちゃ」だから、2ミリ以上あったら溶接するのは無理。」などと言う意見もちらほらありました。
前回の溶接の練習では、2.3ミリ同志の角パイプは溶接できたし、むしろパワーがありすぎて、2.3ミリの鉄骨に穴を作ってしまったくらいなので、
そんな事はないと思いますが、L字アングルは4.5ミリも厚みがあります。更に鉄骨も一部は3.2ミリ厚(2.3ミリ厚を多く使いますが、一部3.2ミリ厚も使用します)、この厚さを溶接出来るでしょうか?ちょっと心配です。
こんな感じでセッティングします。
アングルと角パイプはシャコ万(クランプ)でしっかり止めました。
自動遮光フィルター付きの溶接面を使う
Readaeer・ 溶接ヘルメット 溶接マスク 太陽エネルギー ソーラー充電式 自動遮光 自動フィルター 新品価格 |
前回、溶接に初挑戦した時には、自動遮光できる溶接面がなくて、溶接機についてきたものを使ったのですが、暗すぎて闇鍋状態でした。今回は装備がパワーアップしました。
届いたこいつを被ってみたところです。
う~む。ファンキーです。
溶接するというより、このまま銀行に押し入りそうなルックですね。
ただ、性能は抜群で、アークする(火花が出る)前の状態ではグラスは明るくとてもよく見えます。スパークし始めると、瞬間的に暗転して目を保護してくれる優れものです。両手も使えるようになり、確実にやりやすくなりました。
面の内部には二つのツマミがあり、
左の黄色い方が感度(強くするほど弱い光でもフィルターオン)
緑の方が、ディレイタイム(火花が収まってからフィルターがオフになり、視界が明るく見えるようになるまでの時間・MAXにするほど暗いまま・フィルター解除までに時間がかかる)の二つのパラメーターを調節する事が出来ます。
その他、頭の大きさに合わせて内部のベルト調整ができたり、面を被ったまま、前から「ガガガ」と上に押し上げて(野球のキャッチャーが面をガッと上にあげる感じのしぐさです)肉眼での確認をすることができたりと、意外と細かい調整ができていい感じです。
少し長くなってしまいました。
実際の溶接の様子はこちらの記事へつづきます。
半自動溶接機「アーキュリー80ルナⅡ」のワイヤーリールの取りつけ、セッティングに関しては、こちらの記事をご覧ください。
コメント
ご無沙汰してます。
アーキュリー80LUNAII SAY-80L2 私も持っています!
4.5ミリ厚のL型のアングルも大丈夫ですよ。
ただ家で使う時は問題なかったのですが、出先で延長コードとかドラム使用とかで使った時に電圧が下がってしまいなかなか大変でした。
その時は、電源を配電盤から直接取って何とかなったんですが・・・
発電機のパワーとバランスがちょっと心配です。
現場で使う前に、発電機での練習してみてくださいね!
余計なお世話でしたらすいませんです。
では、また楽しみによさせていただきます。
きむポンさん、こんばんは。
おお~そうなんですか!!
色々教えて頂いてどうもありがとうございます!
現場作業を想定したら、発電機で練習しなきゃ意味がないですよねw
事前にちゃんと検証&練習してから行ってきます。
発電機のスペックを考えると理論上はなんとかいける筈ではあるのですが、
試すのドキドキです。その模様はまたそのうちブログにアップしますね。