今日はタイニーハウスの内装について考えてみます。内装で画像検索をして様々なスモールハウスを眺めていると、海外のものが圧倒的に多く、デザインもバラエティーに富んでいますね。
日本勢もがんばってほしいところですが、まだまだタイニーハウスというカテゴリー自体が、海外ほど、認知されていなくて、出てくる情報量も少ないのかなという印象です。
さて、内装より前に、タイニーハウスとは何?という方もいらっしゃると思います。その場合には、こちらの記事もどうぞご覧ください。
実は、私、土台とか柱とか、従来工法だとか、伝統工法だとか、ツーバイフォーだとか、
建築の構造にはものすごく興味があり、調べるのが大好きなのですが、
正直、内装については、ほとんど関心がありませんでした。
タイニーハウスの内装について考える
最初私は、取りあえず、四角い箱つくっときゃなんとかなるんじゃない。というくらいの感覚でおりました。
しかし、色々な方の小屋暮らしのブログや、スモールハウスの紹介記事を読むにつけ、
最初に少しは内装のレイアウトも考えておかないとやばいかも・・・。という気になって来ました。
海外のスモールハウスの内装を参考にする
まずは参考に、海外のタイニーハウスの内装をチェックしてみましょう。
Jacob and Ana White Show How to Build a Tiny House #tinyhousehttps://t.co/PJUwRWUb5N pic.twitter.com/4UUvYPXnE6
— Tiny House Design (@TinyHouseDesign) 2016年4月25日
う~む。オシャレの一言ですね。白基調ですっきり。
続いてこちら、
The Kootenay Tiny House by Green Tree Tiny Homes – https://t.co/lcis8UZwlZ pic.twitter.com/5jeEgv8wMx
— Tiny House Design (@TinyHouseDesign) 2016年3月30日
キッチンを大きく取っていますね。この辺りは、妻どんぐりにこだわりがありそうです。
The Roving Tiny House by 84 Lumber – https://t.co/yyOs4cwRrw pic.twitter.com/vlQ0wEFJLV
— Tiny House Design (@TinyHouseDesign) 2016年3月26日
どの方も、ロフトを非常に上手に活用していますね。
日本の小屋暮らしや、Bライフを実践されていらっしゃる方も、みなさんロフトを有効活用しているみたいです。
今回、私たちの家は、トレーラーハウス型(車輪付)を計画しているので、
天井をあまり高くしすぎると構造上、不安定になりそうな気がしています。
天井高をどの程度に設計するかもとても大事になりそうです。
バランスの良い配置
更に、トレーラーハウスという事で、バランスの取れた重量配置が求められます。
部屋の片側だけに重たいものが集まっていたら、重心が偏ってしまい危険です。
もちろん、作った家をけん引して公道を走ったりする訳ではありませんが、
敷地内を数メートル動かす事は予想されます。
バランスが良いに越した事はありません。
とにかく狭い訳で、割り切りは必要
圧倒的に「狭い」訳ですから、あれもこれも詰め込むと、窮屈になってしまいそうです。
なので、ある程度の割り切りが必要かと思っています。
1.トイレは家の中か、外か?
これってかなり大事ですよね。どうしよう。
冬の雪の事を考えると中にあった方が有難いです。コンポストトイレを作るべきか。
ただ、においがこもったら最悪ですね。換気の方法やらなんやら、課題は多そうです。
2.風呂はあきらめて外
風呂はもうあきらめて、外に別棟で作る事としましょう。当面、テラスにドラム缶風呂でオーケーです。冬は・・・修行です。きっと必要に迫られてよい知恵が出てくるはずです。
Handcrafted Mendocino Coast Hideaway – https://t.co/3QDNCmkKPu pic.twitter.com/atHnuZGFZv
— Tiny House Design (@TinyHouseDesign) 2015年11月11日
こんな感じで、構造材がむき出しの感じが私の好みです。
まあ、絶対にこんなオシャレな感じにはならないとは思いますが。
少なくとも、事前に何をどこに配置するかは決めておかないといけませんね。
3.窓の配置
窓の配置も事前に決めておかないと、後で色々と手間が増えそうです。
これもなかなか難しそうですね。作ってみて、「あっ。やっぱりここに窓が欲しい。」なんてことが起こりそうです。
そして、建具は買えばものすごく高くなりそうです。自作の場合はかなりのスキルが必要となりそうなので、この辺りも事前の学習が必須ですね。
Cliff Hanging Cliff Dwellings. Climb Up. Zipline Down – http://t.co/cs6K2w04Lz pic.twitter.com/tNjg8N7H37
— Tiny House Design (@TinyHouseDesign) 2015年8月11日
教科書通りの正解があるわけではないのだから、自分達で色々と工夫していくこととします。
住んでみてダメならば、即カスタマイズすればいいのです。
構造だけは丈夫にしっかりと、あとはいい意味でアバウトな部分もあってもいいのかなと思います。
コンポストトイレや、キッチン、風呂なども自作した際にまた随時アップして行きます。
後日追記:トイレをタイニーハウスの中に設置するのか、それとも外に独立したトイレ小屋を作るのか、まだ決まってはいないのですが、簡易的なコンポストトイレを製作しました。
また、本ブログ「タイニーハウス物語」を初めてご覧になったという方は、ぜひこちらのページをどうぞ。本ブログの自己紹介となる記事です。