杉(スギ)とヒノキ(檜・桧)の違いと見分け方(詳細写真つき)~サワラとヒノキも一緒に見分けよう。

杉と檜(ヒノキ)の見分け方、そして、ヒノキとサワラの見分け方などを
記事にしてみました。

こんばんは!からまつです。
前回は、土地の履歴書のお話でしたが、

閉鎖登記簿謄本の取り方&土地の素性・履歴を調べる [土地探し 23]
土地の購入すべく、買付け(購入申し込み)を入れる段階まで来ました。 ここで、最終確認として、閉鎖登記簿謄本を取得し、この土地の履歴を確認しました。 万が一にも、過去に薬品・化学工場など...

今日は、土地探しや、セルフビルドのお話はちょっとお休みして、こんな話を。

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スギとヒノキ、田舎暮らしをしていて、今さら違いが分からないとは言いにくい

私、東京都とは言えど、かなりの田舎に住んでいます。

どれくらいのレベルかというと、家の庭を「キジ」が横切っていったり。
イノシシがミミズを掘り返したり、向かいの栗畑でサルが毛づくろいをしていたり、
ハクビシン、アナグマなどが出没するレベルです。

まあ、よく言えば自然が豊かです。

その様な環境なので、一応田舎暮らしをしているという事になると思います。
ですが私、そんな山村暮らしにおいて致命的な、ある弱点をもっています。

木の種類、山菜の種類、見分けがまったくつかない

はい。まったくと言っていい程ダメなのです。

どれぐらいのダメっぷりかと言うと、唯一、自信を持って見分けられる木の種類が、
白樺(しらかば)」のみ。(判別理由、他の木より明らかに白いから)

他にも、柿の木は実がなっている時に限り、判別可能(近年は学習)

栗の木もいがぐりがついている時に限り、判別可能(近年は学習)

そんな有様でした。更に畑の作物にいたっても、

集落のみなさんが、「今年のかぼちゃは育ちがいいね!」
という会話をしているのを聞きながらながら、

「あれ、かぼちゃだったのか・・・。」と知るレベル。

そして、長年違いが分からず、恥ずかしくて今さら人に聞きづらかったのが、

杉とヒノキ」の違いです。

スギとヒノキの見分け方

そこで、今夜、長年の「杉、ひのきコンプレックス」に決着をつける決心をしました。

この記事を書き終わるであろう、15分後の私は以前とは別人です。

近未来の私は、「おっ。ここの山はスギのなかにヒノキも少し混じってるね~。」
だとか、「南斜面の尾根筋はヒノキが多いね、谷筋まで行くとほとんどスギだね~。」

だとかのセリフを、さりげなく使いこなしてしまう「スギ、ヒノキマスター」と
なっている事でしょう。

1.におい

材木になった後は、スギもヒノキもそれぞれ特有の香りがします。
特にヒノキの香りは強いです。私が子供の頃、材木屋さんの前を通ると
いつもしていたにおいで、嗅ぐと懐かしい気持ちになります。

これが、私がいままで唯一持っていたヒノキと杉を見分ける手段です。
当然ながら、材木にならないと、このスキルは使えません。

2.木肌、幹の違い

まずは、木の幹、木肌の雰囲気が大分違います。

hinoki-miki

こちら(上の写真)、ヒノキの木肌です。つづいて、

sugi-miki

こちらはスギの木肌です。

両者を比べると、ヒノキの方が木肌が荒く
ごつごつとした印象です。逆に杉は木肌が細かく、
やや大人しいイメージです。

ただ、木の幹はかなり、個体差があって、杉っぽいヒノキやヒノキっぽい杉、
も存在するらしくここだけで判断するより、木の葉を見て判断します。

葉の形状の違い

スギとヒノキでは、葉の形状が決定的に違うので、ここで判断しましょう。

まずは、杉の葉から、

sugi-ha

こんな感じで、先っぽがとがっています。
で、ヒノキの葉はというと、

title

こんな感じで枝分かれしています。葉先は尖ってはいません。
平たく広がっているような印象です。

よくよく見ると違いは一目瞭然ですね。
両者でかなり特徴が違うので、慣れれば簡単に見分けが付くようになりそうです。

また、葉がかなり高い位置に生えていて確認が出来ない場合は、
その木の根元に落ちている枯れ葉(落ち葉)を見て判断します。

よかった。これで私も、杉と檜の違いが分かる男になれました。

例えば、この木は、杉とヒノキどちらでしょうか?

20160723_103555

かなり背が高く、葉の形がよく見えませんが、
足元に落ちていた枯れ葉をしっかりと観察すれば一目瞭然です。

平べったく平面上に枝分かれした特徴のある葉はずばり、「ひのき」ですね!

では、下の写真の枯葉はどうでしょうか?

はい。正解はです。

杉はつんつんと先が尖がっていて、平面上の枝分かれが広がっていません。

更に上級編 ヒノキとサワラ

スギは先がとがっていて、葉の付き方が
ヒノキとは明らかに違うので分かりやすいのですが、
ヒノキには葉の形状が非常に似ている木があります。

それが、「サワラ」です。

この二つは葉の形状が非常によく似ていて、葉の表から見ただけではなかなか
区別がつきません。確実に見分けるには、葉の裏側を見ます。

葉の裏側の気孔(白い筋で見える部分)がY字のように見えるものがヒノキです。

hinoki-kikou

この写真では、非常にくっきりとY型の白い気孔が観察出来ますね。
これは檜(ひのき)の葉っぱです。

そして、その部分が蝶々のような形(もしくはX形)に見えるものがサワラです。

sawara-kiko

写真の丸で囲った部分、蝶々(X型)のように見えますでしょうか?
これがサワラの葉の気孔の特徴です。写真はかなりがんばって拡大したので、
気孔が大きくはっきり見えますが、実際にはもう少し小さい感じ
(よく観察すると分かるという感じ)で、

私の主観では、ヒノキの気孔の方がくっきりしているかなという印象があります。

ただ、両者の違いは、実際に手に取って見れば明らかなので、これさえ覚えておけば、

これ、ヒノキに似てるけど、サワラの木だね。

などという、オシャレな?セリフも使いこなせそうです。

2016年9月 追記:自分の土地にサワラの木が群生している事が判明しました。

上の写真のサワラの葉は、うちに生えていたものです。

見た目は檜そっくりなので、「やった。これを伐採したら檜の家が建てられる。」と
内心喜んでいたのですが、葉の裏の気孔を調べると見事な蝶々型でした・・。

これは、あくまで私の主観で、桧(ひのき)とサワラの違いは、
ちゃんと気孔をみて判別すべきと思いますが、
木肌が、ごつごつと荒いヒノキよりも、サワラはどちらかというと杉に近いく、
大人しい感じの個体が多い気がします。

更に上級編・ヒバやネズコも桧(檜)に似ている

また、ヒノキの葉は似ているものが数種類あり、
サワラ以外にアスナロ(ヒバ)とネズコがあるそうです。

建物の土台などでよく使われる、ヒバはまだしも、ネズコというのは
私、まったく知りませんでした。

いずれも、葉の裏の気孔の形状が違うので、それによって判断すると良いようです。

(ネズコは、白い気孔がほとんど見られず、
ヒバはヒノキ、サワラと比べて気孔が更に太く目立つそうです)

まとめ 違いが分かってすっきりしました。

杉とヒノキは、割と簡単に見分けがつきますね。

最近は、私もすっかり慣れてきて、遠くから見ただけで、
スギとヒノキを見分けられるくらいになりました。

これを機に、もっと色々な木の名前を覚えたら楽しいだろうなと
思う様になりました。

1年後には私も樹木マスターになっているやもしれません!

では、今日はこれにて。

他の記事もぜひ楽しんでいって下さいね。

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