さて先日の記事で、タイニーハウスの鉄骨の土台を加工するために振動ドリルを使った「角パイプの穴あけ」にチャレンジした話をしました。
今日は続いて、鉄骨の加工に必要な工作過程の一つ「切断」にチャレンジをしてみたいと思います。ディスクグラインダーを使用します。
そのために、まずは「切断砥石(ディスク)の取り付け」をしなくてはなりません。
ディスクグラインダーを使って金属を切断:マキタ9533Bを使用
鉄骨の切断ですが、基本的にはホームセンターの高速切断機を使用し、現場での切断作業はゼロを目指しています。
ただ、どうしても現場で鉄骨の切断が必要になった時に備えマキタのディスクグラインダー 9533Bを購入しました。
ジスクグラインダー(と表現する人もいますね)は、回転する砥石部分を交換すれば、鉄骨(角パイプ)の切断以外にも、コンクリートブロックの切断や金属その他素材の研磨など、様々な用途に使えます。
タイニーハウスを作り終えてからも、D.I.Y.な生活をおくる際、様々な場面で活躍しそうです。今のうちに、使い方に慣れておこうと思います。
箱を開けるとこんな具合に本体と付属品が入っていました。
一緒に金属切断用の砥石も購入(写真左)しました。
ディスクグラインダーの使い方(砥石の取り付け方法メモ)
グラインダーに切断砥石を装着する。
こちらが、切断砥石とその脱着に使用する本体付属品の工具です。
さっそく、この切断砥石をグラインダー本体に装着してみます。
ちなみにこの「レヂトン」の砥石なのですが、以前僕が運営していたネットショップで販売をした事があり、その際、見事なまでに売れず、不良在庫化した思い出の商品です。
あの時は在庫を二束三文で引き取ってもらった・・・。
まさか、自分が実際に使う事になるとは夢にも思いませんでした。人生とは分からないものです。ああ・・・あの時処分せず残しておけば、一生、金属の切断には困らなかったのに。
そんな大損をこいた商品を、なぜか再び自腹で購入することにいささかの葛藤を覚えつつも、切断砥石の装着を開始します。
砥石の着脱時には写真の黒いボタンをぐっと押し込みながら工具を使って締める(弛める)必要があります。このボタンを押すことでグラインダーが回転しないでしっかりと力をかけられるようになります。
左手でボタンをぐっと押しながら写真右上の金属の金具(ロックナット)をゆるめます。写真は、付属の工具をロックナットにはめた所です。
右手で工具を回して(左手はボタンを押しながら)ロックナットをはずします。
(※この写真では私は右手でカメラを持って撮影しているため、実際に工具を使ってゆるめているところが取れませんでした。)
無事に取り外し終わりました・工具にロックナットが乗っています。
切断砥石をそのまま「カポッ」とはめて、
再びロックナットを装着します。
なお、使用する砥石の種類によってロックナットの裏表の向きを変える必要があるようなので、砥石と本体の説明書をよく読みながら慎重に装着しましょう。
ある程度手で回した後、最後は工具をつかって、しっかりと締め上げました。
これで、めでたく切断砥石の装着が完了です!
使用準備が整いました。
安全のため、使用しない時は、絶対にコンセントから抜いておきましょう。
念の為、刃の交換時にも絶対にコンセントがささっていない事を必ず確認しましょう。
以上で、ディスクグラインダーの切断砥石の取り付け方法の解説&実践メモは終了です。
おまけ&編集後記:
今回、私は人生で初の鉄骨の切断作業を、仕事で二日連続徹夜明けという最悪のコンディションの中、敢行しました。
なんというか「ふわふわ」した状態での作業で、グラインダーの轟音と飛び散る火花がトリップをさそい、非常に危険でした。
慣れない工具は、体調万全な時に使用、練習しましょう。
タイニーハウスの建築で一番重要な事、それは作業の安全。けがのリスクをなくす事です。自分自身への戒めとして、このブログに書き残しておこうと思います。
明日、実際の鉄骨切断のレポートをしたいと思います。
こちらの記事につづきます。
後日追記:このディスクグラインダー、鉄骨のバリ取りや、ロケットストーブの製作など、実践D.I.Y.で活躍してくれています。
そちらの実践記録の記事をアップしましたので、
こちらもぜひご覧ください。
コメント
更新なかったので何事かと思ってました。
健康には気をつけてください!
hanaさんこんばんは!ここの所少し仕事でイレギュラーな事態が起こり、
更新が遅れちゃいましたが、健康状態はきわめて良好です。
また、一日1記事、日々更新したいと思います。