スバルR2のプラグ交換を実施する(写真付き手順メモ)

これまで車など全くさわった事がない私が、プラグの交換を自分でできるか
少々不安でしたが、得に問題なく作業を完了できました。
今回は、実際の作業手順を自分のメモも兼ねて、まとめておこうと思います。

プラグの交換を自分でやってみようと思い立ったものの
いかんせん素人です。

はっきりいって、どんな工具が必要かすら知らなかったので
予想以上に下調べに時間がかかってしまいました。

スバルR2(DOHCエンジンタイプ)のプラグの交換にチャレンジしてみました。 単純にプラグを外して、新しいものに取り替えるだけなので、挑戦するというほど 大袈裟なものでもなく、ごくあっ...
(プラグの品番や必要な工具は前回の記事にまとめましたのでご覧ください。)

まずはネット経由で部品と工具を手に入れました。
本日は、プラグの交換を実施の模様をお届けします。

実際の作業はごくシンプルで
複雑&難しいところは得にありませんでした。

むしろ「勝手にボンネット開けちゃって、車いじっちゃって大丈夫かしら?」

という精神的な不安の方が大きかったです。

それでは、実際の作業の手順を自分のメモも兼ねて
できるだけ詳しく書いておこうと思います。

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スバルR2(DOHC) プラグ交換の手順

イグニッションコイルを取り外す。

イグニッションコイルの下にプラグが埋まっているので、
まずはこれを外してやります。

コネクターを外す

イグニッションコイルを引き抜く前に繋がっている配線から
いったん外してしまいます。

写真の指をさした部分がコネクターになっていて、
これを外せばOKです。

コネクタは、上の部分にツメがついています。
この部分をぐいっとつまんで上に引き上げながら、

コネクターをスッと引き抜きます(写真右側の矢印の方へ引っ張る)

力はいらず、簡単に抜けました。

写真は、コネクタを外した様子です。

ボルト(12ミリ)を外す

次は、イグニッションコイルを留めている12ミリのボルトを緩めて外します。

丸で囲った部分がボルト(12ミリ)です。

ソケットレンチで緩めます。反時計まわしです。
これは、わりと固かったです。

突然、ガクンと一気に動くので、指などをはさまないよう注意です。

ソケットレンチの使い方

少し脱線&補足で、ソケットレンチのセッティングの方法も
メモとして残しておきます。

今回、レンチが家になくてこちらを購入しました。
一瞬、「どうやって使えばいいんだっけ?」と考えてしまいました(苦笑)

はて・・・どれを使えばよいものか・・・?

右側の丸から順番に「ハンドル」「12ミリソケット」「アタッチメント」です。

ハンドルにアタッチメントを装着します。
ガシャッと押し込めばOKです。

はまりました。

つづいて12ミリのソケットをつけます。
これも形をあわせてぐっと押し込むだけです。

これで装着完了です。

ハンドルの頭に黒い三角の部分があります。
これを矢印のように回して、回転方向を変えることができます。
(ラチェット機構というやつですね。)

最初は、ボルトを緩めるので、半時計回りにまわした時に
力がかかる様にセットしておきます。

イグニッションコイルを上に引き抜く

コネクターとボルトを外すとイグニッションコイルはフリーになるので、
そのまま真上にそっと引き抜きます。

特に力もいらず、すんなり抜けました。

つまんで軽く引っ張れば大丈夫。

プラグを交換する

次はいよいよプラグの交換です。

イグニッションコイルを外すと、こんな具合に丸い穴(プラグホール)が見えます。
この中にプラグがセットされていますので、まずはそれを取りはずします。

そもそも、この穴の中まで水が侵入してしまったのが
今回の不具合の原因です。雨漏り(だと思う)対策も考えなくてはいけません。

16ミリのプラグレンチでプラグを取りはずす。

写真左側の工具がプラグレンチです。
ホールが深いのでそこそこ長さがあります。

そ〜とホールの中にプラグレンチを突っ込んで、軽く左右に動かしながら
下まで降ろします。

あとは、反時計方向にぐっと力を入れてレンチを回しプラグを取りはずします。

こんな感じでうまい具合にプラグレンチにくっついてプラグがとれて来ました。

水が侵入したせいでしょう。かなり痛んでいる模様。

新しいプラグを装着する

新しいプラグを取りつけます。
ネジの溝部分にほんの少しグリスを塗りました。

プラグレンチに新しいプラグを装着して(古いプラグが取れてきた時と
同じ向きで)、そっとホールにプラグレンチごと降ろして、

時計回しで締めて行きます。

軽く締めて動かなくなった所から2分の1回転締めました。
どの程度まで締めればよいのかよくわからなかったのですが、
ネットで見つけた記述を参考にして締めました。
(その後快調なので、これで大丈夫かと)

イグニッションコイルを再度セットして交換終了。

プラグを付け終わったら、イグニッションコイルを再度取りつけて
作業完了です。

イグニッションコイルをセットして、ボルトを締め、コネクタを継げば
完成です。

コネクタの継ぎ忘れがないかしっかりと確認します。

ブローバイホースが邪魔な場合は外して作業する

真ん中の2つのプラグ交換&イグニッションコイルの着脱時に
その上をど〜んと横切っている管が非常に邪魔になります。

調べたところ、これはブローバイホースというものでした。

当然ながら、一旦このホースを外して作業を進めたいのですが、

これは外してしまっても大丈夫なのか?

というのが、当然素人的には気になるわけです。

いきなり得体のしれない液体が飛び出したり、
何も出なくても、これを外したせいで空気が入って
おかしくなったりしたらどうしよう?

無知ゆえの妄想がどんどんふくらみます。

しかし、調べた所、このホースは、

一旦外しても再度取りつければ問題ない

ということがわかりました。

という事で安心して取りはずしました。

なお、外す際にプライヤーという工具があった方が便利です。

こんな形の工具で、ホースの先に付いている金具を
写真のような感じでつまんでやります。

すると金具が緩むのでホースを取りはずす事ができます。

写真は手でつまんでいますが、非常に堅いので手だと厳しいです。

ラジオペンチでは、つまみの幅がありすぎて、目一杯広げてもつまむ事ができません。
散々四苦八苦しました。

こんな具合にブローバイホースの片側を外して作業しました。
当たり前ですが、最後はちゃんと元に戻しておきましょう。

まとめ

おっかなびっくりの作業で、少々時間がかかりましたが、
特に問題なく、無事にプラグを交換する事ができました。

交換後は問題なく快調に走っていて、ほっとしています。

次回はついでに行ったイグニッションコイルの清掃について
書いて、プラグ交換DIYシリーズ、一旦完結にしようと思います。

スバルR2のプラグの交換のついでにイグニッションコイルの清掃も実施しました。 新品に交換するのが一番確実ですが、まだ機能してはいるので、 接点の錆を落とすなどのメンテナンスをしてしばら...
こちらの記事につづきます。

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