木の反り・むくれを調べてどこに使うか選定する [木材の刻み] 第1話

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購入した木材の中から、どれを柱にしたり、土台にしたり、
梁にするかを選んだり、反り具合を調べて、どちらの面を上に使うかを
決めなくてはなりません。これが、なかなか大変な作業で一日がかりとなりました。

前回のお話はこちらです。

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材の選定~木の反り(曲がり)具合を調べる

木材の反り具合を測る

家の土台部分から刻み始めるため、まずは土台に使う木材を選び出す事にしました。

1本ずつ、木の反り具合を測って調べます。

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墨つぼという道具を流用して糸を張って調べました。この道具は、木材に直線(中心線)を
引く時に使用するために購入したもので、後程、本来の用途で使用します。

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反対側はこんな感じで糸を固定しました。

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中央部分に差し金を当てて糸の浮き具合をチェックします。

非常に手間がかかりますが、これを4つの面で行い、反り具合を記録していきました。

木の反れ・むくれの法則

プロの大工さんはこんな事をしなくてもパッと見て材を見極められるのだと思いますが、
私はまったく初めて選定する事と、どれくらい曲がりがあるのかを知りたかったので、
時間をかけて測定してみました。

多分、普通はこんな事はしなくても良いと思います。

また、木の反り・むくれには法則があります。

木の中心(内側)よりも表面の方が、引っ張る力が強いため木表側(樹皮に近い方)へと
反る力が働きます。

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こんな具合に、年輪の中心が片側によっている材の場合、木の表面(木表)側に反り、
年輪の中心(樹芯)のある側はむくれてきます。

そして、土台部分は反っている面を上にして使うと、柱の重みを受けてしっかりと
基礎に固定されるので、年輪の中心(樹芯)が下にくるような置き方をします。

※梁、桁など屋根を支える部分は逆に、樹芯を上に持って来て、
反っている面を下にします。

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床が浮くと、人が歩いた時に「床が鳴る」という事が起きる場合があるみたいです。

家の実家の古い縁側など、歩くと「ぎいぎい」と音が鳴ったものですが、
多分そういう事が起こるのだと思います。

まあ、私はそれほど気になりませんが、プロが建てた新築の家でそんなことがあったら、
クレームものですよね。

土台に使う木材を選び出す

そんな訳で、1本ずつ測っていたらそれだけで1日作業になってしまいました。
測ってみると、大抵のものは反りが0.5ミリ以内で、大きいものでも
1ミリちょっとでした。

歪の少ないもの、あるいはまったくないもの
(素性が良いという言い方をするそうです)は柱で使う事にしました。

そして、反りがあり、比較的重たくて、色が心持黒ずんだものを
土台用にピックアップしました。

同じ檜の3寸5分角でも、重さが明らかに重たいもの、軽いものがあります。
重たくて色が黒ずんでいるもの、年輪の目が詰まっているものが丈夫い様です。

中には、とっても色がきれい(淡く赤みがかっていたり、白さに透明感があったり)
だったり、木目が美しかったり(節がないものや、ユニークな模様のもの)する材があり、
そういったものは見える部分の柱などに使おうと印をつけておきました。

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材の選定だけで、1日がかりですが、自分達で、どの柱にどの材木を使うか選べる
というのもちょっと贅沢で楽しいですね。

まあ、めちゃくちゃ手間が掛かって、面倒くさかったので、
そう思ってワクワクする事にしました。

次は選んだ材に墨付け(切る場所・刻む場所などに印をつける事)していきます。

鉄骨の基礎フレームD.I.Y.も時間がかかりましたが、木材の加工も負けず劣らず
大変な予感がします。すんなりいくでしょうか。

こちらの記事に続きます。

墨付けをする~墨つぼの使い方(写真付き)  [木材(仕口・継手)の刻み] 第2話
材の選定をして、まずは、土台に使うものをピックアップしました。 次は、それらに墨付け(印をつける事です)をして行きます。 前回はこちらです。木材の選定(反り・むくりと使用位置)...
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