モバイルハウスという考え方

こんばんは。からまつです。

先日、坂口恭平さんという方の「独立国家のつくりかた」
という本を読みました。

大変面白く、そして素敵でした。

なので、今日は【モバイルハウス】について書いてみようと思います。

タイニーハウスとは?モバイルハウス・トレーラーハウス・コンテナ。安いだけじゃない。住人の思想の表現、選択の自由と多様性が魅力
タイニーハウスとは何なのか? 今日は、タイニーハウスとはそもそも何なのか?を考えてみます。 昨日は私がなぜタイニーハウスを建てたいのかを書いてみました。 前回の記事はこち...
1年くらい前、このブログを始めた直後にこんな記事を書きました。

それにしても、昔の記事っていうのは、時間が経って読み返して
みると恥ずかしいものです。

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モバイルハウスとは?

モバイルハウスとは、建築家・作家・絵描きなど、様々な肩書をもつ
坂口恭平さんが名付けた「車輪の付いた家」のことです。

車輪のついた家で一番ポピュラーなものは、
トレーラーハウスでしょうか。

モバイルハウスとトレーラーハウスの違いは?

では、モバイルハウスとトレーラーハウスの違いは何でしょうか?

トレーラーハウスは、基本的に車両でのけん引を
想定して作られています。

モバイルハウスは更に小型で、
リヤカーの様な「人力」での移動も
可能なサイズです。

法律上は「軽車両」という区分になるそうです。

このモバイルハウス、法律上では、「軽車両」という区分に
あてはまります。

人力で引っ張る「リヤカー」と同じ扱いです。

注意▼

軽車両とは軽自動車の事ではありません。

軽車両(けいしゃりょう)とは、日本の法令の用語で、原動機を持たない車両の総称である。運転にあたり運転免許は不要だが、自動車などと同様の交通規則が定められており、違反を取り締まられた場合には交通切符(赤切符)が交付される。なお、軽車両と軽自動車は無関係である。

Wikipediaより引用

※原動機=エンジンですね。エンジンなしの車両の事になりますね。

ちなみに一般の道路を通行する際には、
軽車両の保安基準(道路運送車両法 )というものを
満たしている必要があります。

道路運送車両法(第68条より)
種別長さ(メートル)幅(メートル)高さ(メートル)
人力により運行する軽車両4m2m3m
蓄力により運行する軽車両12m2.5m3.5m

公道を通行するには、上記のサイズ以内に収まっている必要があります。
ちなみに「蓄力」とは、牛や馬などの動物によって動かすという事です。
馬車や牛車などを指します。

タイニーハウスよりも更にコンパクト

モバイルハウスは、人力で動かせるものを
想定しているでしょうから、サイズは4m×2m×3m以内でしょうか。

となると、面積は8平方メートル以内なので、かなり小さいですね。
計算してみると、4.9畳ほどのサイズです。

内側はもう少し狭くなるでしょうから、たたみ4畳~4畳半くらいの
コンパクトな部屋という感じですね。

写真は、私が現在セルフビルド中のタイニーハウスの土台です。
これを3ユニット連結してタイニーハウスのフレームにします。

モバイルハウスは、このユニット1コ分くらいの大きさかなと
想像しています。

【面積】  小→    中→  →大
 モバイルハウス  タイニーハウス  スモールハウス

同じ「小さい家」でも、広さの順に並べると
この様な感じになります。

イメージとしては、スモールハウスは一般住宅の中の
小型なものを指し、タイニーハウスは「小屋」

そして、モバイルハウスは更にコンパクトな空間です。

モバイルハウスの特徴と気になる点

私が考えるモバイルハウスの特徴を挙げてみました。

1.動産なので、固定資産税はかからない

「車両扱い」ですから、当然ながら固定資産税は
かかりません。

2.移動できる

自力で運搬可能という事で、場所を移動する事が
出来ます。

3.安い

坂口さんの著書「独立国家のつくりかた」によると、
一番最初に作ったモバイルハウスは、なんと2万6千円
だそうです。

4.居住性(住み心地)はどうだろう?

わずか数万円で出来るモバイルハウスに
居住性を求めるというのもおかしな話ですが、
どんな住み心地なのか気になります。

5.場所の確保はなかなか大変かもしれない

真剣にモバイルハウスに住む事を考えると
ここが一番の問題になりそうです。

坂口さんは、吉祥寺の駐車場を借りて
モバイルハウスを置いたとの事。

モバイルハウスについて思う事

考えたと実際にやってみたの差

モバイルハウスについて調べながら、色々と思う事が
ありました。

例えば、「駐車場に住むのは、自分じゃちょっと
落ち着かないから無理かな。」とか、

「簡素な作りだし寒そうだ。」とか・・・。

ただこれ、全部私の想像で本当に試しても
いない事なんですよね。

駐車場だって、とっても落ち着く環境にあるところも
あるかもしれないし、駐車場以外の選択肢もいくらでもある。
意外と住んでみたら平気かもしれない。

小さい空間だから、しっかり断熱すれば、かえって
暖かくて快適かもしれない・・・。

などなど、実際に試してみないと分からない。簡単に想像では
書けないなという風に思いました。

「モバイルハウスに住む」という考え方には、

人は、何千万円もかけて家を買わなくて生きていける。
わずか数万円で作った家に住むことだって出来る。

そういう選択をする自由もあるし、ちゃんと生活も成り立つのでは?

という提案がある訳で、これはBライフとも
共通する部分が多くあると言えるでしょう。

そして、自分が本気でそういった生活をしてみたい。

質素で小さな家を作って、誰にも迷惑を掛けず、
その代わり、自分のペースでのんびり好きな様に生きたい。

そう決意して、動き出して、勉強してみて、
初めて、こんなにも色々な制約(法律や世間の目など)があるんだと、
体感できる訳です。

そして、その上でそれらとなんとか上手く
付きあっていくにはどうしたらよいのか?

時には悩みながらも、自分で考えて答えを
出して、実際にやってみて始めて分かる事が
多くあります。

安く生きようと考えれば考える程、
お金に依存させる、力を持たせるシステムが、
この世界に強固に組み込まれている事に気がつきます。

いっさいがっさいを自給自足出来たとしても、
お金を稼がなければ固定資産税は払えないわけです。

だから、モバイルハウスやタイニーハウスに住んでも、
Bライフと言われるものを実践したとしても、
出て行くお金の節約にはなるのですが、経済的な不安からは
完全に解放されないとも言えます。

「結局のところお金を稼ぐ能力がないと、
今の世の中、生きてはいけないのではないか。」

そんな風に考えてしまいます。

私は、自営業という事もあり、
実は、わりとお金を稼ぐ事は好きです。

だから、守り(節約)の部分を固めれば、
より豊かに、安心して暮らせるんじゃないかと、

ずっと思っていました。

だけど、

「ひょっとしたら、そういう事ではないのかもしれない。」

と、最近よく考えます。

「別に稼げてりゃ、万事オーケーだろ!」

そう思っていた時期が、
私にもありました。

お金による「価値の交換」という方法だけに頼って
生きて行く事は、実はすごく不安定な事なのではないかと、
この頃感じるのです。

お金以外で、「価値の交換」をする事が出来る
技術の習得こそが、自分のこれからの人生の大きな
テーマの一つです。

おっと。なんか「意識高い系」ぽい感じになってしまいました。

言い直します。

別に、金に頼らなくても普通に生きていけんじゃね。

という感じです。

もちろん、お金は便利ですし、私は基本的にはお金が
好きな人間なので、あればあったで有難いのですが、
それ以外の方法でも、豊かさを与えたり、享受する事が出来るのでは
ないかと思うのです。

たとえ話としては、こんな感じです。

例え話「私はPC、お金はWindows7」▼

PC買って設定したら、【生まれてから義務教育終わるまでに】

まったく使う気のない、大量のソフトが詰め込まれていて、
めちゃくちゃ重くて使いにくかったので、【窮屈で生きづらかったので】

いったん全部削除しました。
【受験して、大学行って、就職して、車買って、家買って
etcのおせっかいなテンプレを全部削除】

その後、色々と勉強して調べて、本当に必要なソフトだけ
もう一度選び直して、導入し、
どうにか快適に動くようになりました(←今ここ)。

その後しばらく快適に使えていたのですが、
Windowsの偉い人が突然サポート終了を言い渡して来て、
そのまま使ってたらウイルス危ないとか言い出して、ほぼ強制的に
OSのアップデート(買い替え)をせまって来ました(←近未来で起こりうる事象)。

「なんだよ。まだまだ使えるし、高い買い物したのに
また買い替えてゼロからやり直しなの?」

と、私は非常に頭に来ましたが、Linuxも入れておいたので、
Windowsのアップデートの影響をそんなに受けることなく、
PCを買い替えずに済み、そのまま寿命まで
使い続ける事が出来ました(←お金以外のOSをインストール済みでセーフ)。

※お金のアップデートとかは、マジ勘弁ですけどね。
「¥ver2.0は、今までの1億円が100万円相当の価値になり、大幅に軽量化
されました!みんなの資産も100分の1になるよ。口座もスリムになって
管理もらくらく~♪(テヘペロ by 偉い人)」

WindowsとLinux、【お金による価値交換システムとそれ以外の価値交換システム】、
両方持っていた方が、豊かに生きられるのではないかと思うのです。

人間は動物です。

だから、お金がなかったとしても、その生命維持には、まったく影響がないのです。
本質的に、文字通りの意味で、「人間はお金がなくても生きていける」のです。

その事実を知りながら、私を含め、ほとんどの人が
「お金がないと生きていけない。」と信じています。

生命の維持に、お金は、直接的にはまったく関係がないにも
関わらず、みんなそう確信しています。

考えようによっては、これって面白いというか、
滑稽でもあります。動物だよ。人間って。
お金は食べられないのに・・・。

ここまでお金に価値を持たせ、
強固なシステムを気づいた偉い人たちを
私は、尊敬するとともに恐怖します。

それでは、「お金以外のOSを構築する方法」や「お金以外の価値の交換方法」
って、どうすれば手に入れられるのでしょうか?

そう考えた時に、ベタだけど、
人と人とのつながりとか、信頼関係という
ところに行きつく自分がいます。

なんてこったい。

出来るだけ干渉されたくないから、
わざわざ、山の中の廃別荘地買ったのに。
お金なしで生きるのに必要なのは、
人と人とのコミュニケーション・・・。

と、当分の間、お金はやっぱ必要だな。

おっしゃ!稼ぎまくってやるぜ。

目指せ成金! ぐへへへへへ~(よだれ)

以上、モバイルハウスについてブラックからまつが
お届けしました。

なお、坂口さんのこの本に、こんなアホアホな文章ではなく、
ちゃんとモバイルハウスの事や、その思想が書かれております。

おすすめです。

独立国家のつくりかた (講談社現代新書)

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