タイニーハウスへ移住する前に。私の、東京なのに田舎暮らし体験記(甘くないぜ、田舎って奴は)

私は、一応は東京都在住なのですが、まわりの景色はほぼ山梨県という感じの山間の
集落に住んでいます。ようするに田舎なのです。今日は、そんな田舎での
体験談を書いてみます。

こんばんは!からまつです。
このところ土地探しの話が続きました。この後も、タイニーハウスを自作できる場所を
さがして、あっちこっち迷走を続けるのですが・・・。

今日はいったん、土地探しの話はお休みして、違うことを書きたいと思います。

その前にすこし余談です。

ただ、少しだけ昨日の続きを。この話、後日談があります。

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条例の許可が降りる井戸の掘り方(ブラック)

例の不動産屋さんですが、

不動産屋との交渉決裂! ふりだしに戻った土地探し その12
土地探しの過程では、海千山千の癖のある不動産屋さんとも 交渉しなくてはならない事もあります。私達も散々、翻弄されました。 こんばんは!からまつです。 さて、今日も昨日の話の続きで...

その後、2か月ほどして電話があり、

「許可が取れる井戸を掘る方法が分かったよ!」

と、条例を遵守しつつ深井戸を掘る方法を教えて下さいました。
10メートル以上掘っているのに許可が取れるというのです。

その衝撃の方法がこちらです。IMG_7185

いやもう、すごいなコイツと思いました。天才だなと・・・。

ただ、この方法はこの不動産屋のおっさんのオリジナルではなく、
別の業者から聞いたというのです。

腰が抜けそうですが、こんな方法が本当に存在するのかもしれません。

100パーセント、ピュアブラックですね。非推奨です。絶対にまねをしないでください。

私は改めて丁重にお断り申し上げました。
以上。余談でした。

東京都在住なのに田舎暮らし

さて、本日の本題です。私は現在東京都に住んでおります。ただ、いわゆる東京ではなく
かなりの僻地。つまりど田舎です。もう8年くらい前ですが、
横浜から引っ越した際、色々と「ちがい」に驚いたので、そのことを
書いてみようと思います。

1.うわさばなしの1人歩き

引っ越して間もないころ、その集落で「あの人は何をやっている人だろう?」と
私の事が話題になったようで、気が付いたら勝手に「夜逃げしてきた売れない絵描き
にされていました。

どんな些細なことでも、もれなく噂になります。

2.ポルターガイスト!幽霊のでる古民家

私たちが引っ越してきて最初に住んだ家は、築200年のボロ家、古民家でした。夜になると、どこからともなくガサガサ、ザザザザ、ドン、ドンと不気味な音が聞こえるのです。

こ、これがポルターガイストに違いない・・・。まさか本当にあるなんて、
やばい。どうしよう・・・と恐れおののきました。

翌日、庭で作業していると、でかいアナグマが床下に入っていく姿を発見。
どうやらアナグマが寝床にしていただけのようです。

隣り組(となりぐみ)

私が幼い頃、男闘呼組(おとこぐみ)というアイドルグループが活動していましたが、
田舎で活動するのは隣組(となりぐみ)です。

冠婚葬祭の際は、向こう三件が手伝い、雑用に借り出されます。

引っ越して間もないころ、2軒隣の家のおじいさんが亡くなりました。

私たちは全く交流もなかったけど、どうしたらいいだろう?
知り合いでもないのにお参りに行ったら失礼だろうか?

でも行かないのも失礼だ・・・。などと散々悩んだ挙句、

妻どんぐりにお参りに行ってもらいました。私はそういう場では
よく粗相(そそう)をしてしまうタイプの人間なので、どんぐりにお願いしました。

すぐに帰ってくると思ったのですが、なかなか戻って来ません。
3時間後、やっと帰って来たどんぐりは疲れきった様子で、
私に「隣組」というものの存在を教えてくれました。

新参者だろうがなんだろうが、参加せねばならぬと、今日も手伝いをさせられてきたとの事。どうやら大変なところに引っ越してきたみたいです。

4.やたらと寄付のお願いがまわってくる

神社の寄付やら交通安全の寄付やら、消防やら、やたらと来ます。

神社の寄付など、「お気持ちですからいくらでも構わんです。
まあ、だいたいみなさん1万円以上は・・・。」

などと仰います。当時本当にお金がなかったため、私は財布にあった、
なけなしの3千円を身を削る思いで寄付しました。

この日以来、村の噂話で、私の肩書は
3千円しか持ってない夜逃げしてきた売れない画家」になりました。

おお、神よどうかご加護を!

5.田舎の草取りは命がけ

年に一回神社の草取りがあります。

取り敢えず、軍手と鎌と竹ぼうきくらい持ってけばいいかと思っていましたが、違いました。男は全員、ガソリン式の刈払機がデフォルト(標準装備)です。

草を刈って終わるかというとそんな事はなく、なぜかイノシシの罠のチェックや、
木の伐採などのメニューが追加になります。

70過ぎたおじいちゃんがひょいひょい木に登り、ロープをかけて、チェーンソーで
木を切り倒す光景を見ながら、「今日は確か草取りだったはず・・・」と、
つぶやくのが精一杯の私でした。

6.水道の保守も命がけ

集落には水道が来ていないので、独自で沢の水を引いた水道施設をもっています。
なので、水道代はただです。保守管理も当然自分達でやります。

たまに大雨が降ると沢の取水口がつまるので、直さねばなりません。
単管パイプを組んでウインチをセットして、発電機とポンプを谷底までおろします。

ポンプで取水口の周りにたまった泥、砂を吹き飛ばします。
さらに貯水槽の中に入ってブラシで掃除をするのですが、中は暗くて深く、
これがほんとに苦手でした。

soratokumo

 結論 田舎暮らしは、いいところも悪いところもある

色々と大変ですが、人間なので慣れます。

悪いところ(ぼくにとって)

とにかく、付き合いは面倒くさいです。私は挨拶だけであまりかかわらないようにしています。

あの人は変わった人だが、害はない。」という印象を与えられるよう努めています。
隣組などは、どちらかというと女性の方が手伝いの仕事が多く、どんぐりは大変そうでした。

いいところ

みんなDIYスキルが高く、大抵のものは自分で作れちゃう人が多いので、観察していると、とても勉強になります。

素直に「教えて下さい」というと、めっちゃ詳しく教えてくれます。刈払機の替え刃のメーカーはここがいい!とか、この辺りの地形や成り立ち・・・ここは昔池だったから、家建てちゃダメとか・・・。マムシがでる斜面とでない斜面の違いとか・・・。

聞いているととても面白いです。

あと、今は最初にいた集落から引越しして、二つ下流の集落にいるのですが、たった二つ離れただけなのに、全然カラーが違います。今のところの方が、どっちかというと開放的でのんびりしてていいです。

2017年3月 追記:のんびりしていていいと思っていた、今住んでいる集落ですが、
あやうく自治会のトラブルに巻き込まれかけました。

自治会(町内会)でトラブルに巻き込まれた話
うちの集落は、田舎なので未だに自治会(町内会のようなものですね)が 存在しております。今回、その自治会にてあやうくトラブルに巻き込まれて しまいそうになりました。その際のお話です。 ...
また、開放的な雰囲気なのは、表面上で、色々とドロドロとしたものが存在する事も
分かりました。あまり深く知りすぎない努力をしようと思います。

そんな自分の「東京田舎暮らし経験」を踏まえ、タイニーハウスの土地探しは、集落を敢えてさけて、廃別荘地のような所を集中的に探すようにしました。集落のカラーなんて、住んでみなけりゃ絶対にわからないからです。

もしも、移住、田舎暮らしを考えている方がいらっしゃったら、
移る前に、田舎の良いところだけではなく、マイナス面も、
目を背けずに見つめることも必要です。

ただし、それは、「ここを終の棲家にしよう。」と考えて移住を検討されて
いる方の場合で、私みたいに、「ダメなら引っ越せばいいや。」
という感じで、逃げ場をつくれる場合には、一回飛び込んでみるのも
アリです。

この本は、田舎暮らしの「暗部」にだけひたすら焦点をあてて書かれていますが、
本気で移住を考えている人は、一読しておくのも良いと思います。

さて、また明日から土地探しの話、再開です。

そうだ、山買おう!山林バンクで山を買おうとする家族 [迷走する土地探し 13]
山を買って開拓し、そこに小屋と畑を作って住む。そこには強烈なロマンが あります。安い土地を手に入れるならば「山林」しかない。そう考えた私たちは、 山を買う方法を真剣に探しました。 こ...

以上、東京の中の田舎暮らしレポートでした。

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