感謝!ボール盤をもらったお話 [トレーラーハウス鉄骨フレーム作り 第11話]

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電気ドリルを使って金属(角パイプと角アングルの鉄材)の穴開けをひたすらこなしている時に、近所の方にボール盤を譲っていただきました。これにより作業効率が劇的にUPしました。本当に有難い。感謝です。

前回のお話はこちらです。

本記事は、角パイプや角アングル材に穴あけをした際に出来た「バリ」を取ってきれいにする話と、熱中症対策にブルーシートのタープもどきを作った話の二本立てです。 【タイニーハウスの鉄骨...

さて、今日は嬉しいお話を。

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ボール盤を頂いた

作業していると散歩の人によく声をかけられる

早朝や夕方に庭で
作業をしていると、
犬の散歩の人によく声をかけられます。

みんな、私が一体何を作っているのか興味深々の様子です。

「何を作っているの?」と
聞かれると、私も上手く説明するのが結構難しいのです。

「車輪つきの車なんだけど住める家みたいなものを作ってて、建てるのはここじゃないんですけど・・・。」

などと、とんちんかんな答えをするものだから、聞いた人も今一よく分からない様子なのです。

この日もまた散歩の方と立ち話を

早朝、いつもの様に
鉄骨に穴を開けていると、
犬の散歩のおじさんが通りかかりました。

この方は、近所にある会社の社長さんで、朝お会いした時には、挨拶がてら一言二言話をするのが常でした。

例によって「何作ってるの?」

と聞かれたので、
先ほどの頓珍漢な答えをしたところ、どうやら分かってもらえたみたいで、

「自分でやるの?器用だね~。」と面白がって頂けました。

そして、鉄骨に穴開けをする様子を見て、

「うちに使ってないボール盤があるから貸してやるよ。」

「明日会社に取りにおいで。」

という話に。

実はボール盤を買おうか悩んでいたところだった

実は、ボール盤を
購入しようかと、悩んでいたところでした。

振動ドリルだけでも穴は開けられますが、やはり時間が掛かります。

コツを覚えて大分早くなったつもりですが、それでもまだまだ膨大な数の穴あけ作業が残っているのです。

妻どんぐりと話し合って、
ボール盤を追加で購入しようかと検討していた所でした。

なので、自分でもびっくりのタイミングです。

翌日、私たちは、
粗末なおみやげを片手に、
近所にある社長さんの会社まで、軽トラに乗って伺いました。

社長さんは丁度留守でしたが、社員の方に話をしてくれていた様で、でっかい工場からボール盤が出て来ました。

えっ?三相?200ボルトですか・・・

出てきたボール盤は笑ってしまうほどでかく、これをうちらで積み下ろし出来るだろうか・・・。という程の大きさのものでした。

更に、社員さんが「これ、三相ですけど使えますかね?」と仰います。

つまり200ボルト(単相ではない)なので、当然ながら私の家では使う事が出来ません。

「あ~うちでは無理ですね。」と力なく答えます。

もう、がっかりです。

100ボルトでも使えるボール盤を見つけて来てくれた!

すると、社員さんが「ファイ(径)が6.5までなんですが、100ボルトでも使える奴があるんで、それを持って行きますか?」

と、もう少し小型のボール盤を探して出してくれました。

いや~有難いです。6.5ミリまででも、下穴あけには十分に使えますし、ドリルの刃先には色々種類があるので、何かいいものを見つけられれば、大きな穴もあけられるかもしれません。

(後日追記:このボール盤は、KIRAというメーカーのKDN-8という製品でした。詳細はこちらの記事をどうぞ。鉄骨の穴あけに大活躍してくれています。)

この記事では、「ボール盤の使い方と注意点」「チャックが外れてしまった時の対処法」「回転数の調節」「ノスドリルを使った大径の穴開け方法」などをまとめました。 先日、ボール盤を頂いた...

社員さんにお礼を言って軽トラで持ち帰って来ました。

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重さは約30キロほどあり
がっしりとしています。

翌朝、社長さんにお礼をいったところ、

「あれはもう使わないから、そのままずっと持っていていいよ。」

という事に。

本当に助かります。
これから先、大活躍してくれそうです!

工具は、時に借りたりもらったり出来る

私は、タイニーハウスのセルフビルドを始める前、小屋暮らしの方々のブログや、セルフビルドを実践されている方のブログを毎日ひたすら読んでいた時期がありました。

すると、ほとんど全ての方が、工具やユンボを借りたり、もらったり、パレットや、材木などの資材を貰ったりしていました。

そういう話を読みながら、

「私には、そういうコミュニケーションスキルはゼロだし、借りたり、もらったりするのは無理だな。」

と思っていました。

小屋暮らし(Bライフ)や、セルフビルドを実践する人は、やっぱりちょっと普通ではない能力でもあるのではなかろうか・・・。

と、全くそういうスキルが
ない自分と較べて少々落ち込んだものです。

そんな自分でも工具を貸して頂けた(もらえた)のでみなさんも可能です。

なので、工具や資材を貸してもらったり、頂いたりという事は自分には無縁だろうから、全て自分で揃えなくてはならないと、考えていました。

しかし、今回のボール盤の様な事が、私たちにも起こって大変感謝し、驚くとともに喜んでいます。

私がしたことは、朝、挨拶をした事と、

「何を作っているの?」と聞かれて、少し具体的に詳しく答えたことくらいです。

※「ちょっとした工作をしています。」とか、漠然とした答え方じゃなかったのが良かったのかなと、後から少し思いました。

もしも、セルフビルドをなさる方がいたら、毎日作業をする中で、かなり高い確率で、きっと私と同じような体験をされると思います。

今、このブログを読んだあなたは、

「そんなうまい話ねえよ。」

と、思われたかもしれません。その気持ちよく分かります。

私も、小屋暮らしやセルフビルダーのブログを読みながら、

「そんないい話、私には起こりっこないな・・・。」

と思っていたのです。

このボール盤、感謝して大切に使っていきます。

さあ、次の作業は
鉄骨フレームに車輪(キャスター)の取り付けです。

トレーラーハウス(タイニーハウス)の車輪・キャスターを角パイプ(鉄骨)フレームに取り付けるために、一工夫する必要がありました。まずは、キャスターに穴開けをします。 こんばんは!からまつで...

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コメント

  1. 匿名 より:

    ドリルチャックを交換すれば10mmまでのドリルがつかめますよ、

  2. karamatsu より:

    こんにちは!さっそく教えて頂き、どうもありがとうございます。
    色々探した挙句、ノスドリルタイプの刃を装着して大径に対応できました。

    ただ、チャックもかなり消耗している様子なので、近いうちに交換するときに10mm対応を探してみますね。